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アイドルからジムトレーナーに転身した、吉川太郎の現在地。独占撮り下ろし&インタビュー2026/01/26 15:00

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吉川太郎/独占撮りおろしインタビュー

 約9年間所属していた芸能事務所を退所後、ジムトレーナーに転身した吉川太郎。新しい道に進んだ理由、応援してくれている人への思い、これからの目標──。今の思いを、自然体で語ってくれた。

──まずは、現在の肩書きを教えていただけますか?

「今は、ジムトレーナーをしています。2025年3月に芸能事務所を退所してからは、東京のトレーニングジムで勤務しながら、ボディーメークの一つのフィジークの選手として、大会に出ることを目指しています。フィジークとボディービルって、カテゴリーが別で。陸上競技で例えると100m走者と高跳びみたいな感じで、競技内容が違うんですよ。ちなみに、東京ホテイソンのショーゴさんがされているのもフィジークになります」

──吉川さんの突然の転身に、周囲もファンも驚いたかと思います。何かきっかけがあったのでしょうか?

「僕の世代の人たちが大学を卒業して、社会人になっていくのを見て『自分はこのままアイドルを続けていくかどうか』って、ちょっと考え始めていましたね。高校生の時から筋トレ系のYouTubeはよく見ていて、舞台の幕間とかに腕立てをやっていたんです。そこから発展して『ジム行ってみようかな』と思ったのがトレーニングのきっかけでしたね。そこから、掘れば掘るほど筋トレの深さにハマっていきました。栄養面や食事についてもすごく詳しくなって、メンバーとかにもいろいろ教えていました」

──“アイドル”は、やり切った感じですか?

「んー、どうかなぁ。これはアイドルに限らずですが、続けていって満足することはないんじゃないかなと思います。常に高みを目指している以上、『満足することってあるんかな?』って思うので」

──ジムトレーナーに留まらず、タレントという道もありますか?

「今はタレントに戻りたい気持ちはないですね。ベースはやっぱりトレーナー。その上で、楽しいことをやりたい感じです。お声掛けいただいたら、自分が“楽しそうだな”と思うことはしたいけれど、芯は反れないようにしたいですね。この世界では、まだまだ僕は駆け出しなので覚えることもたくさんあるし、体つきにも説得力がないんです。もしタレントをするにしても、もうちょっと体がデカくなってからって感じですかね」

アイドルからジムトレーナーに転身した吉川太郎

──アイドルの頃の体重と今の体重を教えてください。

「アイドル時代は65~66kgでした。舞台『どうせ、恋してしまうんだ。』(25年)に出演していた頃は、体重も増やして、筋肉量も増やして67~68kgくらいあったかもしれないです。もうその頃から5月に控えていた『マッスルゲート浜松大会』に備えて体づくりを始めていたんで。今朝、測った時は84kgでしたね」

──84kgになると体の動かし方や生活スタイルに変化が出ませんか?

「いや、そこはあんまりないですね。ただシンプルに体重が重い方が、重いものを持ちやすいんです。ベンチプレスとか、単純に脂肪や体重があるだけで持ち上げやすくなるんですよね」

──先に話された「マッスルゲート浜松大会」の出場にも驚きました。大会でのポージングで、アイドル経験を生かすことができましたか?

「そうですね。緊張せずに楽しめました。大会前にわりと有名な方にポージングのコーチングをしてもらったんですけど、『覚えるのが速い』って言われたし、『めっちゃうまい』って褒めていただきました。同じ大会にボクシングをやっている幼なじみも出場してたんですが、その子は結構ガチガチに緊張していましたね。僕の場合は、審査員の前でもアイドルとしてパフォーマンスを見せてきた経験を生かせたんだと思います」

──やはり、目指すところはフィジークの大会で優勝でしょうか?

「ボディービルやフィジークは、ほかのスポーツと違って出場する前からある程度結果が分かってるんですよ。ポージングのうまさなども評価点に関係するけど、結局はどれだけ絞れているか、どれだけ体が大きいかで決まるので。勝てへんもんは勝てへんっていう、そういう世界なんです。勝ちに行くなら1年後、2年後って考えながらやるのがこの競技です。焦ってやれるものじゃないと思っています」

吉川太郎が“今の思い”を自然体で語る/独占撮りおろしインタビュー

──「マッスルゲート浜松大会」からInstagramを開設されていましたが、反響を感じていますか?

「そうですね。この投稿をきっかけに、『VITAS』さんからお声掛けいただいて、プロテインのアンバサダーをさせていただきました。インスタのDMにオファーが来たのですが、その時は『すご!』って驚きましたね。アンバサダー契約以降、『VITAS』のスタッフさんたちとの交流とか、フィットネス関係の方たちとの交流が増えてきました」

──Instagramを投稿する際に意識されていることはありますか?

「自分がやりたいことをやっています。もともとアイドルの頃から、僕がやりたいことは結構やらせてもらえてたと思うんです。僕がやりたいことをやっていたら、付いて来てくれる人がいるのかなと思っています。浜松の大会の時も、当日の朝に『この大会に出ます』って発表したにも関わらず、会場にファンの方が集まってくれていて、むちゃくちゃビックリしました。『当日の朝やし、誰も来られへんやろうな』と思ってたのに、大会が終わる頃には50~60人は来てくれていたんちゃうかな。そういう形で応援してもらえるのは、とてもうれしかったですね」

──東京での生活には慣れましたか?

「やっぱり大変ではありますよね。どうしても周りの人がやってくれていたことを自分でやらないといけないことが増えてくるし。自由な時間が増えたけど、同時にやらなあかんことも増えてきたから忙しくもなりますしね。東京での生活も慣れたと言えば慣れたけど、あんま関西にいた時と変わんないですよね。でも正直、関西の方が楽しかった感はあるかな。同級生の友達や、当時の仲間とかも関西にいるから。東京で会う人といえば、事務所の先輩だったAぇ! group・小島(健)くんぐらい。小島くんがボスの仲良しメンバーの1人なので。昨日も小島くんと共通の友達と3人でご飯を食べていました。小島くんが“吉山次郎”とのエピソードをラジオとかでよく話していることも知っています。でも“吉山次郎”は、僕じゃないかもしれへんし、ほかの誰かの可能性もありますよね(笑)。ここでは『吉山次郎は僕です』って、明言するのはやめときます(笑)」

──今、筋トレ以外にハマっていることはありますか?

「筋トレ以外でハマっていること……? ハマっているというか、最近YouTubeを始めたので、そこをちゃんと稼働させたいなと思っています。今、インスタの投稿は結構しているんですけど、ちょっと距離を感じるような投稿が多いかなって、最近思っていて。僕のことを応援したいって思ってくれている方たちが、『吉川太郎が今、何してるのか分からんのちゃうかな?』って思うようになってきたんです。“トレーナー”っていうのは分かっても、実際にトレーナーって何をやってるか分からんと思うし。それでYouTubeで近況とか発信できたらいいなと思って始めました。やっぱYouTubeって距離が近いですよね。初回にバク転企画をやった時に出てくださった方は、筋トレ界隈でかなり有名な方なんです。こんなふうに、YouTubeきっかけでもいろんな交流が広がるといいなと思っています」

──では、26年の目標を教えてください。

「まだどの大会に出るか考え中で決まってはいないんですけど、目標としては、夏に大会に出たいなと思っています。今の時点で、単純な筋肉の量で言うと去年の浜松の大会の時より、5~6kgは増えていると思うんですよね。浜松の時は、脂肪がほとんどない状態で67kgに絞ってたんです。今、もし僕の脂肪が完全になくなったら、たぶんあの時から5~6kg増えてるんじゃないかなという計算があって、たぶん72~73kgにはなると思います。夏に出るとなったら、半年以上あるんで『もうちょっとだけ増やせるかな』って、ちょっと自分でも期待していますね。僕の身長が179cmなんですけど、この身長に対して筋肉だけで体重80kgにはなりたいんです。とりあえず、そこがなんか壁というか、結構なラインな気がしますね。そこまで行ったら、この業界でちょっとは説得力が増すかな。でも筋肉だけで80kgになるには、2年はかかると思います。そのためにも2026年も再来年も増量しないと」

2026年の目標を明かす吉川太郎/独占撮りおろしインタビュー
吉川太郎がジムトレーナーに転身した理由とは。/独占撮りおろしインタビュー

──月刊TVガイド創刊15周年ということで、15年後の吉川さんはどうなっていると思いますか?

「15年後って39歳? おじさんすぎません?(笑) その年齢でもトレーナーの仕事を続けているかな? 40歳超えてもボディービルをやってる方はいますもんね。まだフィジーク、やってるかな? さすがにこの先15年続けていたら、どこかで満足する時が来るかもしれないですけどね。選手ではなくても、トレーニング系でまた別のことをしてるかもしれないですね。」

──また今後、インタビューする機会があれば受けていただけますか?

「もちろんです! 久しぶりにメークしてもらって撮影したり、インタビューもうれしかったです!」

──ありがとうございました!

アイドルから新しい道を選んだ吉川太郎/独占撮りおろしインタビュー

【プロフィール】
吉川太郎(よしかわ たろう)
2001年10月9日生まれ。滋賀県出身。O型。
Instagram(@yoshikawa_taro_kozzy.s)、YouTube(@taro_yoshikawa)では自身の日常を更新中。

取材・文/葵 撮影/福羅広幸 ヘアメーク/丹澤みずき(メーキャップルームプラス) スタイリング/吉川太郎 衣装協力/本人私物

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