竹内涼真が語る「再会〜Silent Truth〜」人間の本質と向き合う演技の裏側2026/01/12 13:00

“あの日、俺たち4人は罪を犯した。犯した罪を、未来につながることのないタイムカプセルに封印した──”衝撃的なイントロダクションを掲げるテレビ朝日系のドラマ「再会~Silent Truth~」(火曜午後9:00、初回は拡大スペシャル)は、横関大の江戸川乱歩賞受賞作を原作に描くヒューマンラブミステリー。刑事・飛奈淳一役で主演を務める竹内涼真さんは、大きな話題を呼んだコメディーから一転、大きな秘密を抱える人物を演じる。
そんな淳一を通し、竹内さんが本作を通して直面している人生観やテーマについて、話を聞いた。

──橋部敦子さん作の台本を読んだ時のご感想は?
「あっという間に読み終わりました。結末を知っている状態で読んだので、どうなっていくんだろうとドキドキしながら読めました」
──淳一を演じるにあたり、準備されたことは?
「幼少期の経験に影響されたことからくる、その人が本来持っている本質は、乗り越えて変わったと思っていてもどこかに残っている気がするんです。それはなかなか消えなくて、あるタイミングで出てきてしまう。そういう問題と闘っている淳一を見せるドラマにしたいと思ったんです。だから、僕自身が持っている本質と、役が持っているものをリンクさせながら役作りをしました」
──淳一は小学生の時に大きな秘密を抱えますが、その時代を演じる子役の方のお芝居を絶賛されていますね。
「僕がクランクインする前の幼少期の現場に行って、子役のみんなのお芝居を見させてもらったんですが、非常にリアルなお芝居をされていて素晴らしかったです。深川(栄洋)監督とリハーサルを重ねてお芝居を詰めていたそうで、僕が見に行った時にはそれぞれの関係性が出来上がっていたんですね。懐かしい匂いがするような雰囲気が漂っていて、彼らのお芝居からヒントをもらった面もあります」

──今回のドラマは、幼少期から青年期に切り替わる構成ではなくクロスオーバーすると聞きました。
「現代と過去のシーンが行き来する、同時進行の形で物語が進みます。だからこそ、子役の皆さんが表現しているピュアさや一生懸命さが23年後の僕たちのなかにふっと現れる。淳一は、もともとの気質や思春期なら誰でもあるような感情の起伏を押し殺して大人になり、警察官になった人物なので、僕は彼の内面が出ないように闘っていて。でも、幼少期の場面がクロスすることで、大人になった淳一の奥底にもこんな気質が生きているんだなと思ってもらえるのではないかと。現代と過去がうまく作用し合っていけば、淳一に限らずその人が持っている本質がどんどん見えてくる。そう信じて演じています」
──一緒に秘密を抱えることになる、ヒロインの万季子を演じる井上真央さんとのやりとりはいかがですか?
「身長差がかなりあるんですけど、下の方から思いっきり目を見られると“強いな”と思うんですよ。小さい頃の淳一は、井上さん演じる万季子のそういう部分に心を持っていかれたのかなって。淳一は万季子をすごく美化しているんです。幼少期に一緒に過ごした思い出が刻まれすぎていて、23年ぶりに再会して“懐かしくて美しいもの”を見る感覚になっている。その淳一の感情が物語を面白くしていくと思います」

──同じく同級生役の瀬戸康史さん、渡辺大知さんとの関係性は?
「テンポ感がとてもいいです。タイプもペースも全員違うんですけど、みんなの周波数がピタッと合う瞬間があって。実年齢には少し差がありますが、そのおかげで同級生に見えるというか」
──キャスティングの妙でしょうか。
「それぞれの個性はありつつ、全体のバランスがいいんだと思います。これは本当に、宝くじに当たるようなものなんですよ。それに加えて、脚本の読み合わせの時に、深川さんが一人一人に内緒話をしていて……そういう段取りが意味を成しているんだと思いますね」
──どんな内緒話だったんですか?
「詳しくは言えませんが、役に関することです。そうやって、深川さんがコミュニケーションのきっかけとなるアプローチをしてくれることも、作品に反映されているんじゃないでしょうか」


──物語の序盤で印象に残っているシーンはありますか?
「冒頭に、小学生の淳一が万季子にキスしようとして拒否されるシーンがあります。実はこれ、原作にはなくて、僕が相談して追加された場面なんです。僕ら同級生4人は拳銃をタイムカプセルに入れて埋めるのですが、銃って日常に近いものではないですよね。だから、銃と自分たちとの距離感を明確に表現したかったんです」
──子どもらしい好奇心とその先に起こる事件との色分けをしたかったという。
「自分の脳裏に焼き付く記憶で頭をいっぱいにしたかったんです。事件に遭遇する前に経験する思春期ならではの失敗ですね。それをプロデューサーチームと橋部さんに相談して、追加されたのがキス未遂の場面。自分ではどうにもできない不安定な感情、それが淳一の原動力だから、それを表現する何かを持っていたいと思ったんです」


──さまざまな出来事に翻弄(ほんろう)される淳一は“受け”のお芝居が多そうな印象を受けますが、実際はどうでしょうか。
「自分の弱い部分を突かれる展開なので、“食らってしまう”ことはあるかもしれないですね。特に江口(のりこ)さんが演じる南良理香子(神奈川県警捜査一課の刑事)は予想外のタイミングで淳一の本質的な部分を突いてくるんです。そこから逃げながらもどうしても逃れられないこともありますし。そうやって物語が進んでいく中で、登場人物たちがそれぞれ隠している秘密がいつバレるのか、それともバレないのか……ヒヤヒヤしながら見られるドラマになっています」

──最後に、“再会”というタイトルにかけて、竹内さんご自身の再会エピソードを披露していただけたらうれしいです。
「『仮面ライダードライブ』の時の助監督さんが今回チーフを務めていて。それは11年ぶりの再会でしたね。あとは、スーツケースを買いに行った時、アテンドしてくれた店員さんが小学校時代の同級生でした。地元のお店ではなかったんですが、顔がまったく変わってなかったのですぐ分かったんですよ。感動の再会というより、ビックリした思い出です(笑)」

【プロフィール】
竹内涼真(たけうち りょうま)
1993年4月26日生まれ。東京都出身。2014年に「仮面ライダードライブ」で主演を務め、以降、多数のドラマや映画で活躍。2025年10月期放送のTBS火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」での“化石男”では新境地を見せ、大きな話題を呼んだ。近作は、町田啓太とダブル主演を務めるNetflix映画「10DANCE」が世界独占配信中。また、4月からミュージカル「奇跡を呼ぶ男」で主演を務めることも決定している。
【番組情報】
「再会〜Silent Truth〜」
テレビ朝日系
1月13日スタート
火曜 午後9:00~9:54
※初回は拡大スペシャル
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【締め切り】2026年2月9日(月)正午
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取材・文/TVガイドWeb編集部
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