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「相棒」元日SPに段田安則が念願の初登場。右京が迷いながら捜査!?2025/12/17 07:00

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「相棒」元日SPに段田安則が念願の初登場。右京が迷いながら捜査!?

 2026年1月1日、テレビ朝日系で、「相棒 season24 元日スペシャル『フィナーレ』」(午後9:00)を放送。毎年恒例の“元旦スペシャル”で、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の黄金コンビが、26年の幕開けを飾り、世の中を沸かせる。

 今回の舞台は絶海の孤島。右京と薫はここで、ミステリー小説になぞらえた連続殺人に挑む。そして、シリーズ初出演となる名優・段田安則がミステリー作家役で登場し、物語に深みをもたらす。

 クリスマスイブ、右京と薫が、亀山美和子(鈴木砂羽)、小手鞠(小出茉梨/森口瑤子)と共に“聖島”にあるホテルへ向かうところから物語は始まる。

「相棒」元日SPに段田安則が念願の初登場。右京が迷いながら捜査!?

 聖島は、悪霊をはらうために5人の住民を人柱にしたという言い伝えが残るいわくつきの離島で、ミステリー作家・美作章介(段田)の人気シリーズ第1作「血塗られた聖夜」の舞台でもある。美作は毎年、ファンを招いて読書会なるイベントを開いているが、その美作のもとに「血塗られた聖夜」を再現した不穏な脅迫状が届き、右京に捜査依頼が舞い込む。

 会場には、特命係を指揮統括する警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)の姿も。そんななか、イベント直後に関係者が完全な密室で殺害される事件が発生。さらに、聖島と本土を結ぶ唯一の手段である連絡船に爆発物が仕掛けられ、嵐が島を襲い、誰一人として島に入ることも出ることもできない状況に陥ってしまう。

 ここから悪夢が始まり、美作が伝承を絡めて描いたミステリーの筋書きどおり、5人の男女が1人ずつ殺害されていく。右京をも心酔させたミステリー小説の名作「血塗られた聖夜」を模倣するような今回の連続殺人は、怪しい人物やトリックが複雑に入り乱れ、右京すら苦戦。真犯人との頭脳戦に手詰まりとなる場面も描かれる。果たして、特命係は“血塗られた聖夜”に渦巻く陰謀を止めることができるのか。

 美作役の段田にとって、「相棒」への出演は念願だったという。「ずっと、いち視聴者として拝見してきました。『一度は出演したいな』と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声掛けいただき、『ついに来たか!』という思いでした。うれしかったですね!」と声を弾ませる。

 続けて段田は、「『相棒』は拝見してきた時間が長いからなのか、スクリーンの中に自分が入ってしまったような、ほかの仕事とは違う、特別な感覚がありました」とコメント。「お二人(水谷、寺脇)に限らず、捜査一課の3人とのシーンでも、まるで“画”の中に自分が入っちゃった…みたいな不思議な感じがしましたね」と撮影で感じた奇妙な感覚を明かす。

「相棒」元日SPに段田安則が念願の初登場。右京が迷いながら捜査!?

 今回は、段田のほかに、ホテル従業員役で濱田マリ、美作のマネジャー役で月城かなと、出版社編集長役で黒沢あすか、出版社社員役で谷田歩といった演技巧者たちが登場。元旦にふさわしい重厚な演技合戦に期待が高まる。

段田安則コメント

「相棒」元日SPに段田安則が念願の初登場。右京が迷いながら捜査!?

──オファーを受けた時のお気持ちは?

「『相棒』は、ずっと、いち視聴者として拝見してきました。一度は出演したいな、と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声掛けいただき、『ついに来たか!』という思いでした。うれしかったですね!」

──脚本を読んだ時のご感想は?

「最初に読んだ時はストーリーが複雑で、『どういうことだ、これは!?』と驚いたのですが、セリフを覚えるために何回か読み込んだところ、ものすごく緻密に練られた面白いミステリーだなと感心しました。今回の謎解きはなかなか難しく、あの右京さんが迷いながら捜査するんです。そこが面白いところですね。私が演じるミステリー作家の美作章介は、意外とよくしゃべる男で撮影は大変ですが(笑)、物語が進むにつれどうなっていくのか分からない、面白さのある役です」

──「相棒」の撮影現場の印象を教えてください

「(水谷)豊さんとは時代劇ドラマ『無用庵隠居修行』(BS朝日)で共演させていただきましたし、舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』(23年)では豊さんだけでなく、寺脇(康文)くんともご一緒させていただいています。豊さんは僕の憧れの先輩ですが、そういった作品の時は“俳優同士”という感覚でいられるんです。でも、こと『相棒』に関しては拝見してきた時間が長いからなのか、スクリーンの中に自分が入ってしまったような、ほかの仕事とは違う、特別な感覚がありました。お二人に限らず、捜査一課の3人とのシーンでも、まるで“画”の中に自分が入っちゃった…みたいな不思議な感じがしましたね」

──視聴者へのメッセージをお願いします。

「ついに念願の『相棒』に出演させていただくことになりました。謎を秘めたミステリー作家を演じますので、ぜひ楽しみに見ていただけたらと思います。難解な謎解きだけではなく、人間の情にグッと訴えかけるような、心に響く場面もあり、お正月にふさわしい壮大で面白いドラマですので、ぜひご覧ください」

あらすじ

「相棒」元日SPに段田安則が念願の初登場。右京が迷いながら捜査!?

 クリスマスイブ。杉下右京(水谷)と亀山薫(寺脇)は、亀山美和子(鈴木)、小手鞠(小出茉梨/森口)と共に、孤島・聖島のホテルを目指していた。何者かから脅迫状が届いたミステリー作家・美作章介(段田)が、“警視庁イチの名刑事”である右京に捜査を依頼するため、自身のイベントが開かれるホテルに招待したのだ。美和子と小手鞠は旅行気分でついてきたらしい。

 ちなみに聖島は、悪霊をはらうため、5人の人間を人柱にしたという言い伝えが残るいわくつきの場所。美作は、その伝承をベースに後にシリーズ化される推理小説の一作目を執筆。5人の男女が一人、また一人と殺害されていくストーリーだという。

 ホテルに到着した一行は、美作のマネジャーである相模舞(月城)や、美作の下で作家見習いをしている増本文哉(森優作)らに迎えられる。傍らにはなぜか、甲斐峯秋(石坂)の姿もあった。美作を担当している出版社の香坂美登里(黒沢)と何やら因縁がありそうだ。そんななか、イベント参加者の一人が、ホテルの従業員・日高桜子(濱田)ともめている声が聞こえてくる。その場は、安東将彦(谷田)という出版社の社員が間に入って収まったが、どこか不穏な空気が漂い始めていた。

 イベントが終わり、美作と顔を合わせた一行はこれまでの経緯を聞く。脅迫状には、“血塗られた夜をプレゼント”との文字があり、様式は美作の小説の挿絵とそっくりだった。悪趣味なユーモアにも思えたが、美作は最近、過激なファンから誹謗中傷を受けることがあり、実際に襲われて警察沙汰になったこともあるという。そこで万が一に備えて、特命係に脅迫状の捜査を依頼したのだった。そうこうしているうちに、関係者の一人が密室で殺害される事件が発生。しかしそれは、これから起きる惨劇の序章に過ぎなかった。

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