「娘の命」齊藤京子＆水野美紀らキャストがオールアップ。復讐劇もいよいよクライマックス！2025/12/17 17:30
フジテレビ系にて放送中の、齊藤京子と水野美紀がダブル主演を務める火ドラ★イレブン「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか？」（火曜午後11：00＝カンテレ制作）が、12月23日に最終回を迎える。このたび、全編の撮影が終了し、齊藤、水野ら主要キャスト5名から、クランクアップコメントが到着した。
本作は、あしだかおる氏・アオイセイ氏による同名人気漫画（ぶんか社刊）が原作。幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くした55歳の母・篠原玲子（水野）が、全身整形で25歳のレイコに生まれ変わり、娘を死に追いやったママ友グループに“新米ママ”として潜入する、衝撃の復讐（ふくしゅう）エンターテインメントだ。
2人で1役の主人公“篠原玲子＝レイコ”に挑戦し、座長として約2か月間撮影現場を引っ張った齊藤と水野。“亡くなった娘のための復讐”というだけあって「つらいシーンが多かった」と話す齊藤は、ハードなスケジュールを乗り越え「“無事に終わった”という安心感と、“ついに終わってしまった”という寂しさが入り混じっています」と、本音を吐露。初の復讐劇で、初の母親役だったこともあり「これまでの作品とは違った達成感があります」と、目に涙を浮かべた。
クランクアップ後、空役の佐藤大空に「ありがとうね」と伝えたらしく、「『これで最後か』と思うと、涙が出そうになりました。レイコを演じることができて、この作品に携わることができて、本当に幸せです」と目を潤ませた。また「第1～12話までが全部面白くて、誰も想像できない展開になっていくので、視聴者の皆さんには最後まで温かく見守っていただけたらうれしいです。私にとってすごく大切な作品になりました。本当にありがとうございました！」と感謝を込めてあいさつした。
一方、先に撮影を終え「無事にクランクアップを迎えることができてホッとしています」と笑顔の水野は、「一つの役を2人で演じることが初めての経験で、とても楽しかったです！」と、今回の役柄を新鮮に感じた様子。また、「私と京子ちゃんが共存するシーンが毎話ありますが、監督の工夫を凝らした演出がとても印象的でした。特に、第4話の、屋上にレールを敷いて交差するシーンがお気に入りです」と振り返った。さらに「ラスボスが手ごわくて一筋縄ではいきませんが、果たして玲子は敵を倒すことができるのか？ どうか楽しみにご覧いただければと思います」と、最終話に向けての見どころも語った。
テレビドラマ初出演にしてキーパーソンを担った白岩瑠姫（JO1）は、「僕の未熟な部分で皆さんにご負担やご迷惑をおかけしたと思いますが、めちゃくちゃ暑い撮影もめちゃくちゃ寒い撮影も、このチームだったから最後まで走り抜くことができたと思っています！」とすがすがしい笑顔を見せ、そろってオールアップを迎えた佐藤と元気にハイタッチ。“るきたす”コンビとして人気を集めた22歳差の2人の、確かな友情を感じさせた。
主人公の怨敵（おんてき）・新堂夫妻を演じたのは、竹財輝之助と新川優愛。“クズ男職人”という異名を持つ竹財は、新堂幹久について「衣装合わせの時は、“どんな悪いことをするんだろう”と思っていましたが、新堂は裏でコソコソやっていたみたいです（笑）」とニヤリ。“クズ男職人”らしさ全開の黒幕で本作を盛り上げた竹財は、意外にも“政治家役”は初挑戦。「“悪い政治家”を楽しく演じるのはあまりよくないかなと思っていましたが、めっちゃ楽しかったです（笑）」と満足げだった。
また、玲子の娘・河井優奈（大友花恋）をいじめたり、レイコを追い詰めたりするなど、その振り切った“怪演”が話題となった新川は、「撮影、大変でしたね（笑）。沙織ほどの“悪女”、ヒールを演じさせていただくのは初めてでしたが、とても楽しかったです」と、やり切った表情を見せた。さらに「クランクインの時はすごく暑かったのに、もうすっかり寒くなってしまって。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期にもかかわらず、撮影を乗り越えられたのは、このメンバーだったからだと思っています」と頭を下げた。
最終話あらすじ（12月23日放送）
「一番罪深いのは…あなたの地獄のような苦しみに気付かなかったお母さん」。河井優奈（大友）は亡くなる前、新堂沙織（新川）の策略にはめられ、新堂幹久（竹財）の息がかかった不動産会社社長・影山由伸（姜暢雄）との望まない関係を強いられ、心に深い傷を負っていた。その事実を、沙織から送られてきた動画で初めて知ったレイコ（齊藤）はがくぜん。娘を救えなかった罪悪感に耐えきれず、空（佐藤）を連れて姿を消してしまう。
別れを告げるメールを受け取った成瀬（白岩）は、レイコのマンションへ急いだ。空っぽの部屋に現れたのは、レイコをも追い込んだモンスター・沙織。「邪魔者はいなくなった」と成瀬を誘惑し、“レイコは優奈に会いにあの世へ行った”と勝ち誇った顔で告げる。
その頃、優奈の息子・圭太（日影琉叶）の失われていた記憶が奇跡的に回復。優奈が死んだのは「僕のせいだ」と思いも寄らぬ真実を語り始める。娘の命が奪われた“あの日”、一体何があったのか。すべての真相が明らかになるなか、玲子＝レイコの人生をかけた復讐劇がついにクライマックスを迎える。
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