「良いこと悪いこと」「No No Girls」がランクイン！　2025年Hulu年間視聴ランキング発表2025/12/16 14:00

　Huluは、2025年の年間視聴数における総合ランキングおよびジャンル別ランキングを発表した（集計期間：2025年1月1日〜11月30日）。

総合

　総合ランキングで堂々第1位を記録したのは、日本テレビ系で放送中のバラエティー番組「謎とき冒険バラエティー世界の果てまでイッテQ！」（日曜午後7：58）。24年の総合ランキングに続いて、25年でも第1位に輝いた。アマゾンから北極圏まで世界中を舞台に出演者が体を張って挑戦する驚異のアクティビティー、そして日本では知られていない未知なる国の文化の発見という、子どもから大人までドキドキワクワクする企画が満載のバラエティー番組として人気を集め、地上波の放送中にはXのトレンドに挙がることも多く、毎回大きな話題を呼んでいる。Huluでは放送後より見逃し配信中。歴代の人気コーナーも「イッテQ！ライブラリー」として視聴可能だ。

　そのほか、総合ランキングには、コミックス全世界累計2億7000万部を突破し、シリーズ歴代最高興行収入158億円を記録した劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）」が第2位に。それに続く形で日本テレビ系で放送中の大人気テレビアニメシリーズ「名探偵コナン」（土曜午後6：00＝読売テレビ制作。一部地域を除く）が第3位にランクインした。4位は「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！絶対笑ってはいけない／罰ゲーム」シリーズ、そして後宮を舞台に“毒見役”の少女がさまざまな難事件を解決する謎解きエンターテインメント「薬屋のひとりごと」第2期が5位という結果になった。

Huluオリジナル部門

　漫画雑誌「Kiss」（講談社）で、19年5月号から23年10月号まで連載されていた志村貴子氏の漫画作品を実写ドラマ化した「おとなになっても」が第1位に。小学校の先生をしている既婚者の大久保綾乃（山本美月）が、行きつけのダイニングバーで働く平山朱里（栗山千明）との出会いから突然始まった、ビターな大人の女性同士の恋愛が描かれる。恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、大人になったらすべてがうまくいくと思っていたが、30代になってもまだ全然大人になりきれない――。ほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色の大人たちが織り成すヒューマンドラマの全12話がHuluで独占配信中だ。

　第2位には、全世界シリーズ累計670万部の大ベストセラーである綾辻行人氏の小説をドラマ化した「十角館の殺人」がランクイン。ミステリー界の巨匠・綾辻氏のデビュー作にして史上最高傑作の呼び声高い本作は、緻密かつ巧妙な叙述トリックで読者をその世界に引き込みながらも、たった1行で事件の真相を描くという大胆な手法でミステリー界に衝撃を与え、その特異性から長年映像化は不可能と言われ続けていた。しかし、発売から37年の時を経て初の実写化。“映像化不可能”に挑んだ本作のクオリティーの高さ、そして、原作を語る上で欠かせない衝撃の“あの1行”をどのように映像化したのかに注目だ。26年2月からは「館」シリーズ第2弾となる「時計館の殺人」の独占配信も控えている。続く第3位には、Season1～5まで全話配信中の「君と世界が終わる日に」がランクイン。かまれたらゾンビになってしまう“ゴーレムウィルス”のまん延によって、突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマが展開する。Huluでは「劇場版君と世界が終わる日FINAL」も見放題で配信中だ。

国内ドラマ部門

　櫻井翔が主演を務めたタイムリミットバトルサスペンス「放送局占拠」が第1位に。さらに、Huluでは「放送局占拠」の後日譚であるオリジナルストーリー「放送局占拠後 SEQUEL」を独占配信中。そのほかにも、バカリズムが脚本を務め、SF史上かつてない小スペクタクルでおくる“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”の「ホットスポット」が第2位。日本テレビ系で放送中、12月20日に最終回を迎えるノンストップの考察ミステリー「良いこと悪いこと」（土曜午後9：00）が第3位。25年10月11日の放送後から早くもランクインとなり、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの大注目ドラマとなっている。

海外ドラマ部門

　米海軍に関するさまざまな難事件に立ち向かうNCIS（海軍犯罪捜査局）の活躍を描いた全米視聴率No.1の世界的大ヒット犯罪捜査ドラマ「NCIS ～ネイビー犯罪捜査班」が第1位に。続く第2位は、数々のドラマ史を塗り替えた衝撃のサバイバルドラマ「ウォーキング・デッド」。大都会ニューヨークを舞台に、多岐にわたる捜査活動を多角的かつリアルに描き、従来の犯罪捜査ドラマとは一線を画す重量感と真実味を備えたヒューマンドラマ「FBI：特別捜査班」が第3位にランクインした。

アジア作品部門

　第1位は、映画「THE WITCH／魔女ー増殖―」。18年公開の映画「The Witch／魔女」の続編で、遺伝子操作によって超人的なアサシンを養成する“魔女プロジェクト”の実験体の生き残りの少女の壮絶なバトルが繰り広げられる。そして、未婚のシングルマザーと、独身主義の産婦人科医の偽装結婚から始まるドタバタロマンスのドラマ「本物（チンチャ）が現れた！～まさか結婚するなんて～」が第2位に、第3位には仕事しかできないCEOと、仕事も完璧な秘書のロマンスが描かれるヒーリングラブコメディードラマ「わたしの完璧な秘書」がランクインという結果になった。

アニメ部門

　総合ランキングでも存在感を放った大人気テレビアニメシリーズ「名探偵コナン」が第1位。そして、「薬屋のひとりごと」第2期が第2位に。愛する家族との平和な日常を守るため、元・伝説の殺し屋が、次々と迫り来る刺客に挑む「SAKAMOTO DAYS」が第3位にランクイン。

音楽/ライブ部門

　ラッパーでシンガーのちゃんみなプロデュースの下、ガールズグループを誕生させるオーディション「No No Girls」完全版が第1位になった。「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」という前代未聞の応募メッセージから始まったオーディションには、国内のみならず韓国やアメリカをはじめとした世界各国から7000通を超える応募が集まり、番組では参加者たちの人生が表れた“声”や、NoをYesに変えていく本気の挑戦が映し出される。さらに、その「No No Girls」完全版から誕生した7人組ガールズグループ・HANAがより大きな花を咲かせるために成長する番組「HANA-CHANnel」が続く形で第2位という結果に。25年の音楽/ライブ部門では、新たなムーブメントの波を起こしたちゃんみなの関連作品がトップ2を独占した。第3位にはガールズ版EXILE TRIBEを築くガールズグループオーディション「ガルバト -GIRLS BATTLE AUDITION」がランクインした。