知英、尾碕真花、沢村玲ら“危険すぎる収容者”解禁 篠原涼子主演「パンチドランク・ウーマン」2025/12/05 04:00
篠原涼子が主演を務める日本テレビ系で1月スタートの連続ドラマ「パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−」（毎週日曜午後10：30）に、知英、高橋努、河内大和、尾碕真花、沢村玲（ONE N’ ONLY）、久保田悠来、小久保寿人、団長安田（安田大サーカス）、カルマの出演が決定した。
「パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−」は、女性刑務官と殺人犯による前代未聞の脱獄劇。真面目で勤勉に生きてきた冬木こずえ（篠原）が、殺人犯・日下怜治（ジェシー/SixTONES）との出会いをきっかけに“悪女”へと変貌していく物語。こずえの過去を知る刑事・佐伯雄介（藤木直人）も巻き込み、三人の関係は複雑に揺れ動いていく。
今回新たに解禁されたのは、収容者のキャスト陣だ。こずえが勤務する氷川拘置所には、さまざまな犯罪背景を抱えた一癖も二癖もある面々が集い、閉ざされた空間には常に不穏な緊張が張りつめている。女区で火花を散らす関係性、沈黙の奥に潜む本心、飛び交う鋭い視線。このクセ者たちが一堂に会した時、氷川拘置所では一体どんな“事件”が巻き起こるのか。均衡を乱す小さなきっかけ一つで、物語は“予測不能”の渦へと一気にのみ込まれていく。
知英が演じるパク・ハユンは、女区のリーダーで殺人未遂容疑の収容者。知英は「こずえの葛藤、愛する気持ちなどの描写が繊細で、台本をいただくたび、いち視聴者として物語に引き込まれました」と述べ、「登場人物たちは皆さん一癖も二癖もあって、かなり濃いキャラクターが集まる中、私が演じるパク・ハユンも女区の“リーダー格”としてひときわ異彩を放つようチャレンジしていきたいです」と意気込んだ。「私にとって約6年ぶりの日本の連続ドラマ出演です。自分にとってチャレンジの役でもあり、毎日新鮮な気持ちで撮影に臨みたいと思います」と役への思いを語っている。
高橋が務める渡海憲二は、関東竜王会の元若頭で殺人容疑の収容者。義理堅く人情を大切にしている。高橋は「まず、刑務所ではなく拘置所内での話ってところが面白い。正義であるはずの刑務官がどうやってひっくり返るのか、なぜ未決の容疑者の脱獄に力を貸すのか、私自身も楽しみである」とコメント。「私の役は裏社会で生きてきた人間だが、敵なのか仲間になるのか。どう関わるのか。人間関係や人間模様をよりリアリティーを追及して撮影に挑みたいと思う」と意欲を示した。
河内は、教団「廻の光」の元教祖で殺人罪で収容されている死刑囚・鎧塚弘泰役。河内は「閉ざされた環境の中で揺れ動く人間の感情と、静かな緊張がじんわりと広がる世界が伝わってきました。人が極限状態で選ぶ“救い”の形はさまざまで、一つの判断が人生の大きなうねりを生む、その描かれ方に胸を締めつけられました」と作品の魅力を語る。「教祖として放つ言葉と存在感が物語にどう影響するのか、丁寧に挑みたいと思います」と役柄への向き合い方を明かした。
尾碕が扮（ふん）する羽田美波は、ハユンと対立する大麻取締法違反容疑の収容者。負けん気が強くキレやすい性格だ。尾碕は「テンポよく進むハラハラのストーリーに、私も早く続きが知りたい!! と楽しみな気持ちでいっぱいです。この面白い物語のスパイスとなれるように、精いっぱい取り組ませていただきます」とコメント。「生意気で気の強い美波ですが、その表の顔に隠れた乙女な一面や繊細な部分を表現できるよう演じたいと思いますので、ぜひ注目してご覧ください！」と意気込んでいる。
そして、ONE N’ONLYの沢村は、傷害容疑のトランスジェンダー。元美容師・内村優役で登場。美容やファッションにも詳しい役柄だ。沢村は「刑務官にも未決拘禁者にもそれぞれのストーリーがあり、生き方や思いが拘置所という世界で交差していくのがとても面白いなと感じました」と述べ、「内村優はトランスジェンダーなのですが小さい頃から男らしくと、自分らしく生きることを拒否され続けた人生を送ってきました。素直に生きたいだけの優が人生最大の挫折を味わいます。その中でも強く生き抜いていく姿をぜひ注目してほしいです！」と役への思いを伝えた。
久保田が演じる沼田貴史は、殺人容疑の収容者。久保田は「脱獄、禁断、それぞれの明らかになっていく過去、スリルとパンチのある展開に酔いしれております」とコメント。「沼田は、何を思い、何を考え、何が見えているのか。ドラマの展開と同じく読めない男です。ぜひ沼ってください」と役柄を紹介している。
続けて、小久保が担う西城直哉も、殺人容疑の収容者。小久保は「しっかりとした倫理観を持った真面目な女性が、ある男と出会ったことで道を踏み外していく。なぜ!? 愛とは？ 正義とは？ 普通に考えたら起こり得ないであろう物語が実際に起こった事件を元にしていることに非常に興味をひかれました」と作品への期待を述べ、「監獄側は一癖も二癖もある役者ばかりなので、今後の対峙（たいじ）が楽しみです。チーム一丸となってより良い作品をお届けしますので年明け楽しみに待っていてください！」と視聴者へ呼び掛けた。
安田が演じる小豆務は、模範囚で衛生係として働く受刑者。衛生係として刑務官を手伝う際、さまざまなところに出入りするので情報通である。安田は「この後何が起きるか分からないドキドキワクワクしながら次の台本を読むのが楽しみです!! そしてそれが映像になったらどうなるんやろー？ 今から楽しみです!! 多分1番のファンです」と声を弾ませる。「監督さんにもスタッフさんにも褒められました!! いい感じで小物感出ていますねー!! 怪しいですねー!! 褒められてるのか貶されてるのか分かりませんが、これからのドラマの小物役は団長しかいないと言われるくらいの大物小物役俳優になれるように頑張ります！」とユーモアを交えながら意気込みを語っている。
カルマは、特殊詐欺グループの元リーダーで詐欺容疑の収容者・河北竜馬役で出演。仲間さえも“駒”として利用する計算高さを持つ。カルマは「まず内容が脱獄ということもあって怒涛（どとう）の展開が常に続いていて台本を読む手が止まりませんでした。さらにいろんな方向で魅力的なキャラクターも数多く登場するので、撮影が始まる前からとにかくワクワクが止まりませんでした！」と作品に魅了された様子で、「僕の演じる竜馬は、一言で言うとリーダーでもあり一匹狼でもある男です。頭がキレて、自分以外を駒としか見ていない冷徹な部分がありますが、一線を超えると、、とにかくいろいろとすげぇヤツです笑。ぜひ本編で見てほしいです！」と役柄を紹介した。
本作を手がける鈴木亜希乃プロデューサーは、「クセが強すぎる収容者たちが勢ぞろいしました！ こずえと怜治を脅かす、危険でバイオレンスな人物たち……。こずえの人生を狂わせる、新たな火種にもなっていきます。女区で対立するハユンと美波、知英さんの大人びたクールさと尾碕さんのストレートな鋭さがどう化学反応を起こすのか。元ヤクザの渡海を演じる高橋さんの圧倒的な強さ、カルマさん演じる竜馬の気味の悪さ、河内さん演じる鎧塚が与える真の恐怖。久保田さん演じる殺人容疑の沼田、小久保さん演じる殺人容疑の西城の怪しさも手伝って、この拘置所にはさまざまな危険因子が蔓延（はびこ）っています。そんな中でも、団長安田さんが演じる小豆のコミカルさ、沢村さん演じるトランスジェンダーの優の優しさに癒やされる場面もあります」とそれぞれのキャラクターに触れる。
加えて、「氷川拘置所で起こる数々の事件に、彼らがどのように関わっていくのか。収容者たちが巻き起こすドラマにもぜひご注目ください！」と視聴者へ呼び掛けている。
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