細田佳央太、スノボ練習で大苦戦&ムロツヨシは野沢温泉で“ズブズブ”に?「雪煙チェイス」爆笑会見2025/12/03 20:33

NHK総合で来年1月2日と3日に2夜連続で放送される東野圭吾スペシャルドラマ「雪煙チェイス」(午後10:00)の完成会見が開催され、ダブル主演の細田佳央太、ムロツヨシ、演出の一色隆司、加治源一郎プロデューサーが登壇した。
本作は東野圭吾氏のベストセラー小説で、「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続く“雪山シリーズ”実写化3作目。広大な雪山を舞台に、殺人の容疑をかけられた大学生と彼を追う所轄の刑事が繰り広げる、予測不能なノンストップ・サスペンスエンターテインメント。疾走感あふれるストーリー展開とスノーボードの描写もこのドラマの見どころとなる。
細田は、「映像がすごくきれいで、くすっと笑ってしまうような、肩の力を抜いて見られる作品をお正月に皆さまにお届けできることがすごくうれしく思っています」とあいさつし、スキー場での撮影も多かったことから天候面で苦労したといい、「曇りの中でやろうとしたんですが、ふぶいてたり…。どうしても最初のシーンはきれいに撮りたいので、別日に撮影したりしたので、天気に関してはすごく大変でした」と話し、「でも、晴れた時に撮る雪山は本当にきれいだったので、粘った甲斐があったなと思いました」と、達成感を口にした。
また、スノーボードのシーンは原作者の東野氏もこだわりがあったといい、「(スノーボードに)乗ったのが2回目だったんですけど、撮影に入る前も入った後も練習してという日々の中で、楽しさにはすごく気付くことができました。東野先生もご満足いただいていたと聞いて、ちょっと安心しました」と振り返り、それでも「さすがにちょっと短時間では無理でした」と吹き替えがあったことも笑顔で告白する。
続けてムロは、「東野圭吾作品の出演は2作品目になりますが、東野圭吾さんの世界に役者として入り込めたことがうれしくて本当に光栄でした」と出演を喜び、作品については、「一つは細田くんをはじめ、若い世代だからこそできるお芝居が前面に出ていること。二つは、先輩の役者さんたちがのらりくらりと地位に追われる大人たちを演じている面白さがいいなと。そして、三つ目はその世代間に挟まったムロツヨシが、非常にいいパイプ役となって、どちらのお芝居もできるように演じてる姿は素晴らしいなと」と最後は自画自賛で笑いを誘いながらも魅力を語った。
そして、大変だったシーンを聞かれたムロは、「追いかけるシーンで、雪がふかふかのところで、見た目以上につらくてですね、まあ監督はカットをかけない…。カットがかからないのは分かっていましたけど、異常にかからないもんだから、あれは非常にきつかったです」とジェスチャーを交えながら話した。
ほかにも、ムロがロケ地の野沢温泉村と“ズブズブな関係”であると話したことから、撮影以外の話題になり、「スキー場での撮影は何がいいかといいますと、夜は撮影できない。すると、おいしいものを食べなくてはいけない」と笑顔を見せ、続けて細田も、「まずジンギスカンのお店に連れて行ってくださって、その後にスナック、その後にカフェと。もれなくズブズブさせていただきました」と“ズブズブ”エピソードを楽しそうに披露する場面も。
さらに今回、細田は醍醐虎汰朗演じる波川と、ムロは恒松祐里演じる白井との共演シーンが多かったが2人について細田は、「最初の本読みの時に醍醐くんの方から『連絡先いいですか』って聞いてくれて、僕はなかなかそういうことを言い出せないので、彼の方から距離を近づけてくれて。雪山に行く前も行った後も結構2人の時間が多かったので、そういったところにすごく救われたし、その2人の距離感が役を通じて、出てたんじゃないかなと感じていました」と醍醐との関係性を明かす。
一方、恒松についてムロは、「私は“つね様”と呼んでいます」と話し、「この年の差があるからこそできるでこぼこで、いびつな会話がすごく楽しくて。アドリブも全部返してくれて楽しかったですね」と、撮影時の様子を話している。
最後に来年の目標について問われ、細田は、「1月頭から世の中に出るっていうことは滅多にないと思うので、『雪煙チェイス』から始まって、届けたい作品が世の中が来年はたくさんあるので、体調を崩さないように、作品を皆さまに届けきるということを大前提に来年も頑張っていきたいなと思っています」と意気込む。
加えてムロは、「1年で1番家にいる数日間、ぜひ皆さまに家で見ていただきたいなとは思ってます」と伝え、「今のところ紅白(のオファー)は来ておりません。大河ドラマも来ておりません」と報告。さらに、「来年の紅白には出たいなと思っております。それから、5年後の大河の主演、頑張ります。目標にするのは自由ですからね。激動の縄文時代とか…」と最後まで笑いの絶えない会見となった。

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