永野芽郁がロングヘアをバッサリ切ってNetflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」で主演2025/12/03 08:00

Netflixは、企画・製作をするNetflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」を2026年に配信することを発表。主演を永野芽郁が務めることが分かった。
韓国で刊行されるやいなや、タイトルのインパクトと現代を生きる人々のリアルを描いた物語性が大きな反響となり、瞬く間に大ヒット小説となった、ミン・ジヒョンによる「僕の狂ったフェミ彼女」。“「猟奇的な彼女」のフェミニストバージョン”と表され、日本翻訳版が発売されるとたちまち重版となるなど、日本でも衝撃と話題を呼んだ本作が、Netflix映画として実写化される。
Netflixシリーズ「御手洗家、炎上する」や映画「はたらく細胞」「かくかくしかじか」など話題作への出演が絶えない永野が、あることをきっかけに、フェミニストになった狂おしくもいとおしい“彼女”を、確かな演技力でリアルに表現。さらに、今回、役づくりのためにロングヘアをばっさりカットし、新たなビジュアルで挑む新作への期待が高まる。
監督を担うのは、映画「お嬢と番犬くん」「恋は光」「殺さない彼と死なない彼女」など、非日常からリアルな世界まで幅広いラブストーリー作品を手がけてきた小林啓一氏。別れから7年、フェミニストになった“彼女”と“僕”の再会、そして、その後の恋愛における葛藤と現実を通して、“今”を丁寧に描く。
実写化に際し、原作者であるミン・ジヒョンは「映画という新しいかたちで生まれ変わるこの物語が、世界中の女性たち、そして男性たちにどのような問いを投げかけてくれるのか、胸を高鳴らせながら待っています」とエールを送っている。

監督・原作 コメント
■小林啓一(監督)
「Netflixさんからお話をいただき、最初にプロットを書いたのが約3年前です。そこから春名慶プロデューサーと試行錯誤して脚本を書き上げ、今ようやく撮影という運びになりました。頭の中での登場人物がこれから正に具現化しようとしています。ミン・ジヒョンさんの原作はタイトルからして一見過激なようですが、ハッとさせられることが多い作品です。僕自身の価値観の多面性の至らなさに気付かされることもありました。自分が感じた、この大事な感覚を皆様と共有できるように、はたまたクスリと笑ってもらえるように、主演の永野芽郁さん、キャスト、スタッフと共に、丁寧に作っていきたいと思います」
■ミン・ジヒョン(原作)
「Boy Meets Girl――。ほとんどのロマンスは、長い間こうして始まってきました。けれど今は、もうそんなふうには恋を始められない女性たちがいます。『僕の狂ったフェミ彼女』は、いまだに“そんな”恋愛を信じている男性と、もはやそのルールを受け入れられなくなった女性が、激しくぶつかり合う恋の物語です。実は『こんなふうに感じているのは自分だけなのだろうか』という思いから書き始めた小説でした。ところが、この本を読んでくださった韓国、日本、台湾、インドネシアをはじめとするさまざまな国の読者の方々と出会うなかで、これは決して『私だけの物語』ではないのだと実感するようになりました。
この小説が最初に発表された韓国では、こうした話に対し誰かが不快感を抱くかもしれないという懸念から、映像化はそう簡単には進みませんでした。その物語が今回、日本で先に映画化されることになったということは、国境を越えた場所にも同じ問いを抱き続けている人たちがいると気づかせてくれた、驚きと感謝の経験です。映画という新しいかたちで生まれ変わるこの物語が、世界中の女性たち、そして男性たちにどのような問いを投げかけてくれるのか、胸を高鳴らせながら待っています。本作を選んでくださったNetflixのプロデューサーの皆さま、原作のメッセージを尊重しながら繊細に向き合ってくださった小林啓一監督、そして“彼女”としてこの物語に新しい命を吹き込んでくださる永野芽郁さんに、心から感謝いたします。この作品は、『今の時代には男女の恋愛なんて、もう不可能だ』と言いたくて書いた物語ではありません。むしろ、もっとよく愛し合うために、誰か一方の犠牲や“我慢”を当たり前にしない恋を実現するために、私たちはどんなことを語り合い、どんな問いを共有していけばいいのか──そのことを一緒に考えてみませんか、という提案をしたい作品です。どんな作品よりも“今の恋愛”のリアルが刻み込まれたこの映画を、楽しんでいただけたらうれしいです」
【コンテンツ情報】
Netflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」
Netflix
2026年世界独占配信
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