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ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜2025/11/29 12:00

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ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜

 藤本洸大簡秀吉がダブル主演を務めるABCテレビで放送中の連続ドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」(深夜1:00、関西ローカル)は、人気BL小説を原作とした学園格差ラブストーリー。修学旅行の班決めで一人になった平凡な高校生・日置朝陽(藤本)が、なぜかスクールカースト最上位の“イケメン四天王”と同じグループに。中でも爽やか系イケメン・渡会紬嵩(簡)からの一途な執着を受け、不器用な距離感からじれったい恋が始まっていく。

 夏休み編へと突入した第6話(11月22日放送)「夏の海、想いが溢れる」では、海を舞台に、ビーチフラッグやスイカ割り、貝殻拾い、花火といった“青春イベント”が盛りだくさん。そんな中で渡会と日置の距離が急速に縮まっていく。

ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜
ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜

 貝殻を拾う場面で、砂浜に両脚を投げ出して座り込み、貝殻を真剣に選び始める日置の姿には、思わず「またかわいくなってる」とつぶやきたくなった。貝殻を手に「じゃん、きれいでしょ」と得意げに差し出す日置のあどけなさも相まって、画面越しでも渡会の気持ちが高まっていくのが分かる。

ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜

 そんな日置に対し、渡会が「日置、聞いてる?」と声を掛けた時に返ってきたのは、「うん」という少し生返事のような返答。丁寧でもなく、投げやりでもなく、まるで親しい相手にだけ自然と出るような声のトーンに、日置が確かに渡会に心を許し始めていることを感じさせた。

 スイカを頬張って口を汚してしまう“残念な食べ方”や、渡会が持つアイスをとっさになめてしまう無防備さも健在。どれもが無意識に渡会の心をつかみ、見る側までドキドキさせられるシーンが満載だ。

ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜
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 そして、終盤、物語は大きく動く。浜辺で居合わせた不良グループが残していった飲みかけの酒を、日置が誤って口にしてしまう。酔いが回り、ふらつく日置を見た渡会は、彼をそっと人目のない風通しのいい場所へ連れ出す。「シートを取ってくる」と言いかけた渡会の手を、日置がそっとつかむ。「待って。ここにいて。いてくれるほうがうれしい」。これまでずっと受け身だった日置が、初めて自分の意思で渡会に気持ちを伝えた瞬間だった。

 「少しだけ甘えさせてもらうね」と渡会の背中に寄りかかりながら、日置は「渡会の匂い、安心する」とつぶやく。その言葉にドキッとする渡会。日置は揺れる気持ちを言葉に乗せ始める。「でも、甘やかされすぎちゃったら俺が駄目になっちゃうじゃん」とこぼすと、渡会は即座に「駄目になっていいよ。俺は一生、日置の面倒見るから」と、迷いのないまなざしで応える。あまりにも真っすぐ過ぎるその言葉に、日置は戸惑いながらも「何それ、何言ってるの」と照れたように笑うが、渡会は静かに「俺が一生大事にする」と続けた。

 その優しさの正体を確かめるように、日置は小さな声で探るように問いかける。「もしかして、今、俺。告白されてる?」。渡会はうなずき、真正面からその思いを言葉にする。「俺、日置のことが好き」。真っすぐなまなざしを向けられた日置の表情には、戸惑いや驚きがにじんでいた。

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 甘くてストレートなセリフや展開が、照れずにすっと心に届くのは、藤本と簡の丁寧な演技があってこそ。藤本は、ピュアで少し不器用な日置の揺れる気持ちを、さりげない視線やしぐさに込めてリアルに演じ、簡も、優しくていちずだけどちょっと重たい渡会の“強火担”ぶりを、視線一つで自然に伝えてくる。王道のラブストーリーに確かな説得力を与えているのも、そんな2人の芝居の積み重ねによるものだ。

 そして、気になる本日11月29日放送の第7話では、渡会の“思いの原点”が明かされる。物語は修学旅行の約4か月前。渡会はその容姿ゆえ、ささいなやりとりも注目され、誤解やねたみの的になることが多かった。表には出さずとも、そうした偏見に日々傷ついていた。

ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜

 そんな中、教室の外で偶然耳にした日置の言葉が、渡会の心を大きく動かす。「渡会って……優しそう」。直接関わりのない相手が、自分のいないところで内面を肯定してくれた。それは渡会にとって忘れられない出来事となる。

ドラマ「修学旅行」第6話「待って。ここにいて」日置(藤本洸大)が渡会(簡秀吉)を引き止めた夜
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 以来、渡会は日置のことが気になる存在に。だが意識するあまり声も掛けられず、ただ遠くから見つめる日々が続いた。そして迎えた修学旅行の班決め。渡会は、仲間たちに日置を同じ班に入れるよう提案する。「修学旅行で気になる子と同じグループになった」。それは偶然ではなく、渡会にとって意図的に始めた物語だったのだ。

 夜の海辺で、思わず「好きだ」と気持ちを告げた渡会。その言葉に黙り込む日置を前に後悔しかけた瞬間、彼の口から返ってきたのは、うそのない“素直な気持ち”だった。

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【番組情報】
ドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」

ABCテレビ(関西ローカル)
土曜 深夜1:00~1:30
※放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信、FODで独占配信

文/斉藤和美


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