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清野菜名主演「119エマージェンシーコール」SPドラマに長野博、莉子ら。連ドラ一挙再放送も2025/11/24 05:30

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清野菜名主演「119エマージェンシーコール」SPドラマに長野博、莉子ら。連ドラ一挙再放送も

 フジテレビ系では、25年1月期に放送した清野菜名主演の“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」のスペシャルドラマとして、2026年1月3日に「119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT」(午後9:30)を放送する。連続ドラマから約1年。この度、本作の新たなキャストとして、長野博莉子柏原収史丸山礼の出演が決まった。

 「119番、消防です。火事ですか、救急ですか」。いつ、どこでかける状況が訪れるか分からない119番通報。その緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員たち。さまざまなスキルを持った消防・救急のスぺシャリスト集団である彼らが、通信技能と医療知識を駆使して、危機に瀕(ひん)した“命”をつなぐために、日々、“声”を聞き“声”で救っている。パニックに陥る通報者の言葉から通報場所を特定し、1秒でも早く必要な部隊を現場に到着させる。消防局の指令センターは、“救命の連鎖”が始まる場所なのだ。

 だが、その仕事は決して楽なものではない。多々発生するいたずら電話の対応にも時間を割かれ、緊急を要する119番通報では理不尽に怒鳴られ、ののしられることは日常茶飯事。そして、いつ来るか分からない巨大災害や大事故、パンデミックに対する覚悟も求められ、常に極限の緊張感にさらされた職場であると言っても過言ではない。急病や事故、火災、災害――。不安と隣り合わせの現代だからこそ、「救命が始まる最初の現場」である「119=エマージェンシーコール」を支える全てのヒーローたちの物語を送り出す。

 本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリー。連続ドラマの最終話から9か月後、25年の年末に巻き起こる出来事を描く完全新作のスペシャルドラマだ。主演の清野をはじめ、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、中村ゆり、佐藤浩市らおなじみのメンバーが再集結するのだが、新たに司令課3係のメンバーとして長野、莉子が加わることに。さらに、AIエンジニアの役で柏原も登場する。

清野菜名主演「119エマージェンシーコール」SPドラマに長野博、莉子ら。連ドラ一挙再放送も

 長野が演じるのは、司令課3係の指令管制員である関家高規。消防と救急・救助の現場を経験し、救急救命士の資格も持つベテラン。感情を出さず淡々と仕事をこなし、マニュアル以上のことはしようとせず、常に現実的な視点で仕事に臨む。ある出来事がきっかけでそれまで支えにしてきた使命感が揺らぎ、仕事への向き合い方に迷いが生じるようになった。

 莉子は、司令課3係の指令管制員である綿貫なずな役で登場する。仕事へのやる気はあるのだが、自分をドジだと思っていて、失敗することを極端に恐れている。特に電話に出て話すのが苦手で、実は司令課の仕事は自分に向いていないと思っている。「すみません」が口癖で、つい通報者にも謝ってしまうことも。職場に不満があるからではなく、自分には向いていないという思いからひそかに転職を考えていて…。

 柏原は、AIエンジニアの原龍臣役を担う。現在は「ブレインアトラス」というAI系スタートアップを経営する社長。“AI指令管制員”構想を持ち込み、通話データの採取と現場観察を行うことに。

 また、司令課3係の指令管制員・箕輪健介(前原)の寄席を見に来る議員秘書の山岡悠美を丸山が演じることも決定した。山岡は県議会議員の秘書をしており、箕輪に今度議員に会わないかと話を持ちかけたことから、箕輪の心中にある変化が生じ…。

 そして、12月27~31日にかけて、今年の1月クールに放送した連続ドラマ「119エマージェンシーコール」全11話の一挙再放送も発表された。緊迫感あふれる通報シーンも見どころとなる本作で、毎話豪華声優陣が“通報者の声”で出演していたことでも話題となり、胸が熱くなるような心に響くシーンを丁寧に描いた本作の感動を再び。

 今回は、年末の横浜市消防局・通信指令センターが舞台となる。例年以上に慌ただしさを増していた通信指令センターの電話口の向こうでは、事故や病気、火災、年末行事特有のトラブルが次々と発生している。そんな中、「AI管制員」の導入が提案され、人間の仕事を機械に置き換えるべきかどうかという対立が浮かび上がる。そして迎えた大みそか。突然の大規模停電が発生し、市内は混乱に陥る…。

 年末特有の慌ただしさから来る通報、AI導入の是非を巡る人間ドラマ、そして未曽有の大規模停電による多発通報という極限状況を背景に、指令管制員たち一人一人の「仕事と向き合う理由」と「人を助けるということの意味」を深く掘り下げ、全員が総力を尽くしシリーズ最大の試練に立ち向かう姿を描く。大みそか、街が闇に沈む。その声で、すべてを救えるか。

 そして、停電した横浜市の景色と緊迫した通報に対応する司令課3係の姿を描いた新たなビジュアルも公開。“YOKOHAMA BLACKOUT”という危機に全身全霊で応対するメンバーたちを表現している。個性的な指令管制員たちが、困難な状況にチームとして立ち向かう中で、それぞれに抱える葛藤や問題をも乗り越えて成長していく群像劇。日常の現場で繰り広げられるさまざまな人間模様と、一瞬一瞬の緊張感の中で命を救うことにひたむきに働き続ける指令管制員たちの姿を、ありのままに届けるヒーロードラマに期待が高まる。

 この度、スペシャルドラマに出演するメンバーからコメントが届いた。

 本作への出演が決まった長野は、「緊張感のあるドキュメンタリーのようなストーリーの中に入れる事が楽しみです」と期待を寄せ、本作について「119番は身近な感覚でいました。実際の現場の様子が体感できるような世界観を作り上げている作品という印象です」と語った。

 演じる役の印象を聞かれると「冷静でクールな印象があります。(消防と救急・救助の現場)経験がある役で、内に秘めたものを持っているんですが、心の引き出しにしまってしまい仕事を淡々とこなすタイプに見えます」と説明。

 加えて、「シリーズで出来ている空気感の中に飛び込み、司令課という船に身を委ねようと思います」と意気込み、「リアルにもありえる作品の世界観を体感いただき一緒にドキドキしながらご覧ください」とアピールした。

清野菜名主演「119エマージェンシーコール」SPドラマに長野博、莉子ら。連ドラ一挙再放送も

 一方、莉子は、本作への出演が決まって「素直にうれしかったです」と喜びつつ「うれしいと思うと同時に“119番”という題材を扱うこと、そして既に愛されている作品に新たに参加させていただくことに不安も感じました。私が今回演じさせていただく綿貫なずなという役は、今の自分の中にあるリアルな感情をプラスに生かせる役だと思っています。着飾らず、素直な気持ちを持って参加させていただきます。よろしくお願いいたします」と心境を吐露した。

 本作の印象について「人生でなかなか触れることのない“119番”という世界を、身近に感じられる作品だと思います。知るきっかけを与えてくれる作品でもありますし、今後もし自分が119番をかける場面に直面した時、どのように伝えればいいのか――。改めて“声”の大切さを考え直したいと思える、日常に生かせる作品だと感じています」と語った。

 また、「私は今回、指令管制員で働いている役ですが、社会で働く多くの方と通ずる部分がある役だと思います。一度はよぎってしまうような自分に対しての存在意義や、働くことに対しての不安を持っている女の子です。私自身のリアルな気持ちも大切に、繊細に、丁寧に作り上げていきたいと思っています」と自分の役を分析した。

 続けて、「実際に現場見学をさせていただいたり、スタッフ・キャストの皆さまとお会いする中で、作品への実感が少しずつ湧いてきています。不安もありますし、日々新しい情報が入ってきて混乱しつつもありますが、皆さんと手と手を取り合って撮影を進めていきたいです」とコメントし、「お正月の放送ということで、1人でも多くの方にこのドラマが届き、救える命が増えるきっかけになればうれしいです。家族や大切な人と一緒に観ていただきたいです! 良い年明けにできるよう頑張ります。よろしくお願いします!」と意欲を見せた。

 柏原も「すてきなキャスト、スタッフの方々とご一緒できること、率直にうれしかったです」と笑顔で話し、「日常ではなかなか知ることのできない世界を知ること、見ることができて、裏で頑張っていただいている方々のおかげで、安心安全が守られていることを再認識できるすばらしい作品だと思います」と、本作から受けた印象を明かした。

 次いで、演じる役に関して「AI開発会社の社長という役どころですが、僕自身もここ数年のAIの進化には大変興味を持っているので、人間とAIの関わりについて深く考えていければと思います」と伝えるとともに「このドラマの世界観に花を添えられるよう、作品のファンの方々の期待を裏切らないよう、精いっぱい演じたいと思います!」とアピールした。

 さらに「消防局司令センターの中で起こるさまざまな事象に対して懸命に生きる人、そしてそこに生まれる思い、さらにAIとの相関性、など沸き起こる全てが見逃せない展開となっておりますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。

清野菜名主演「119エマージェンシーコール」SPドラマに長野博、莉子ら。連ドラ一挙再放送も

 最後に丸山は、本作への出演が決定して「『ワオ!』と声が出ました。うれしい反面、オファーをいただけて驚きましたが、なんだか盛り上げられそうで胸が高鳴りました!」と目を丸くした。本作の印象を問われると「人を身体的に救うというお仕事の中でも、緊急な状況下でかつ初期段階の電話での対応をしてくださるお仕事にフォーカスする新鮮さと、バディのように協力し合うメンバー配置とその人たちの人生もまた多岐にわたって映し出されていてそのストーリーの緩急が心をつかんで離してくれない、ということと、ゲストの声優さんが毎回話題になっていて、声だけの出演ならではのプロの仕事っぷりも相まって見応えがあるドラマだなと思って拝見していました」と、感想を述べた。

 演じる役については「秘書という仕事をしながら、自分の趣味の視野が広い面も持っていて、それを生かしながら非常にお仕事熱心。そのような姿を丁寧に作れたらいいなと思っています」と心境を語り、加えて「司令センターの職場の雰囲気がとっても良くてテレビを見てほっこりしながら、担っているものが大きく大変なお仕事と思っていました。今回のスペシャルでは、その司令センターのある職員さんと関わることになるのですが、私の役が物語のきっかけになるかも! というところまでお話できます。新しく出演なさる方も多いので、ぜひお楽しみにしていただきたいです!」と含みを持たせた。

 視聴者へ向けて「新春を迎えてもまだ外は冷えると思いますので、ぜひ暖かくしながら手に汗握ってつい肩も上がる臨場感、そしてみかんに手を伸ばしたくなるほっとする人間模様のストーリーもお楽しみいただけたらと思います。私を見逃さないようにお願いいたしますね!」と、丸山流のメッセージを送った。

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