【独占インタビュー】桐生祥秀・村竹ラシッド・中島佑気ジョセフが語る「さんまのまんまSP」2025/11/20 18:00

今年9月に開催された「東京2025世界選手権」での活躍が記憶に新しい、陸上競技の桐生祥秀、村竹ラシッド、中島佑気ジョセフが、11月21日にフジテレビ系にて放送の「さんまのまんま 明石家おしゃべり万博!開幕SP」(午後9:00=カンテレ制作)に出演。
収録後、“おしゃべり怪獣”明石家さんまとの初共演を果たした村竹&中島、そして8年ぶり2度目の「さんまのまんま」出演となる桐生を直撃! 村竹がさんまにハードルをプレゼントした理由や、さんまとの爆笑トークの舞台裏に迫る。
──収録を終えていかがでしたか?

桐生 「8年ぶりに出演させていただきましたが、その年月を感じさせないほど、さんまさんが自然に接してくださり、陸上以外のトークも盛り上げていただいたので、本当に楽しかったです。8年前はスパイクをお土産に渡したのですが、自宅で飾ってくださっているとは思っていなかったのでうれしかったです」
中島 「さんまさんはトップ・オブ・トップの方で、キレのあるツッコミやテンポの早い会話を体験できて、とても新鮮でした。初めてさんまさんとお話をして、陸上以外のこともいろいろ深掘りして話せたことが、いい経験になりました」
村竹 「収録が終わってみると、あっという間でした。話している時間も本当に楽しかったですし、急に話を振られた時はちょっとびっくりしましたが、それも含めて本当に楽しい収録でした」
中島 「それでいえば、僕もさんまさんの話の瞬発力についていけなくて…。自分は陸上選手ですが、話に関しては足が遅い方だなと思いました(笑)。桐生さんは、話の方も結構早いなと…。そっちのテンポの速さは予想していなかったので、自分ももっと話の瞬発力を磨いていかないといけないなと実感しました」

──桐生さんがこんなに話し上手な方だとご存じでしたか?
中島 「インタビューで受け答えしているのを見て、桐生さんは話がうまいなと尊敬しています。競技じゃないシーンでも、陸上のコミュニティ以外のところにすごくアプローチできる力を持っている方だなと思います」
村竹 「多分、僕ら2人だけだったら、難しかったと思うので、ありがとうございますという感じです」
──お二人の答えを受けていかがでしょう。
桐生 「今、若い2人が陸上で活躍していますが、これからは陸上以外のバラエティー番組やSNSなど、さまざまなメディアで盛り上がる機会が増えると思います。それこそモデルなど違う方面でも活躍していったら、陸上選手の可能性がさらに広がっていくかもしれないので、頑張ってほしいですね! ここ10年くらいで、競技が始まる前にポーズを決める選手が増えてきました。今回も『ジョジョの奇妙な冒険』や『ONE PIECE』のポーズをして話題になっています。選手にとっては、ポーズを考えるのも大変ではありますが、あれを見て中高生が陸上競技に興味を持つ一歩になってもらえたら、うれしいです。陸上競技を見た際、どんなことでもいいので印象に残れば、『将来、陸上選手になりたい!』と思ってくれる人も増えていくのかなと思います」
──収録について、もっとこうしておけばよかったとか、後悔や反省点はありますか?

村竹 「(パリ五輪やり投げ女子金メダリスト)の北口榛花選手が出演した時に、やりを持ってこられたのと同じ流れで、ハードルを持って行ったんですけど、さんまさんにそのことを伝えそびれてしまいました…。言えば良かったな。でも、ハードルをもらっても、うれしくはないですよね。本当はちゃんとしたお土産持っていくつもりだったんですけど、スタッフさんと話して『ハードルがいいんじゃない!?』みたいな感じになったんですが、プレゼントするものじゃないですよね(苦笑)」
──それぞれ、陸上以外で「ここだけは負けない!」と自信を持っていることを教えてください。
桐生 「自分ではコミュニケーション能力が高い方だと思っているので、初めて行った現場でも、そこまで緊張せずに対応できる自信はあります。収録が成功したのか、ウケたかどうかは、分からないですけど…。かれこれ、10年くらいメディアに出させていただいているので、幼い頃からテレビでいろんな選手を見ていて『ああなりたい』と憧れていた自分に、少しずつ近づいてきているのかなと感じます」

中島 「服が好きなので、陸上以外で活躍する場を探すとしたら、モデルの話もいただくこともあって、ファッションの分野で活躍の場を広げられたら、自分の価値にもプラスになるかなと思います。レザージャケットがかなり好きで、友人が働いてるショップで取材していただいた時に、かなりいいお値段するライダースジャケットをもらってうれしかったです。レザーは一生使えますし、使えば使うほど味も出てくるし、気に入っています。そういったモデルの仕事もできる範囲でできたら楽しそうだなと思います」
村竹 「馬券の回収率では負けないです。そこは誰にも絶対負けない自信があります! ほかの面では分からないですが…。馬の脚の筋肉なども見るのですが、正直それほど多く当たるわけではありません。当たる時は当たるし、当たらない時は当たらない、そんな感じです」
──陸上選手を目指している若い子たちにエールをお願いします。
村竹 「まずは、自分が『これだ!』と思える種目を見つけることが大事だと思います。嫌だなと思っている種目をイヤイヤやるのではなくて、自分が『これだ!』って直感した種目や、好きな種目、得意な種目を見つけることが大事なのかなと。陸上競技はいろいろな種目があるのも魅力の一つだと思うので、さまざまな種目にチャレンジしてみて、得意な種目、好きな種目を見つけてもらえたらなと思います。僕の場合、シンプルに走るのはあまり好きじゃないので(笑)、ハードルを選びました。飛ぶ動作もあるし、走る要素もあるし、もともと走り幅跳びをやっていたこともあって、ハードルは自分に合っていると感じています」

中島 「陸上競技は、自分と向き合う競技だと思うので、練習はきつい場面もありますし、上を目指すほど厳しさも増します。でも、自分と向き合えるからこそ、精神的な成長につながる競技なんです。常に自分を分析し、どうすれば弱さを克服できるかを考えながら取り組むと楽しいですし、陸上以外にも通用する能力も磨けると思うので、これから陸上を始める方や、中学生、高校のユース・ジュニア世代には、そんな視点で陸上に取り組んでもらえたらうれしいです」
──ちなみに、中島さんはつまずいた時にどうやって乗り越えてこられたのでしょう。
中島 「つまずいた時は、日記を書いたり自分の考えをまとめたりします。けがをしている時はストレスもあって自分のやりたいことをやれないのですが、そういう鬱憤(うっぷん)も紙に書き出してみると少しすっきりしますね。道筋も明確になるので、おすすめです」
──では、最後に桐生さんに締めてもらえますでしょうか。
桐生 「目標を持ち続け、その競技をやり抜けば必ずかなうという自信をもって突き進んでほしいです。諦めてしまうと、夢がかなうかどうかというレベルではなくなってしまいます。とにかく挑戦して、最後までやり遂げることが大切です。これは陸上競技だけでなく、私生活や社会人になってからも、一つのことをやり遂げる経験は必ず自分の力になります。僕らは今、陸上を続けている最中ですが、引退した後も『何十年間陸上をやってきた』という事実は、将来必ずプラスになるはず。小中高生の皆さんも、一つのことをやり切ったあとに次の挑戦をすれば、さらに多くの経験を積めて、人として強くなれると思います」

【プロフィール】
桐生祥秀(きりゅう よしひで)
1995年12月15日生まれ。滋賀県出身。2017年9月「第86回天皇賜盃日本学生陸上競技対校選手権大会」男子100m決勝において、9秒98を記録し、日本人史上初の9秒台スプリンターとして注目を浴びる。
村竹ラシッド(むらたけ ラシッド)
2002年2月6日生まれ。千葉県出身。男子110mハードル日本記録保持者。「パリ2024オリンピック」5位入賞。25年5月「アジア選手権」で優勝。25年9月「東京2025世界選手権」で5位入賞を収めた。
中島佑気ジョセフ(なかじま ゆうき じょせふ)
2002年3月30日生まれ。東京都出身。男子400m日本記録保持者。「パリ2024オリンピック」に出場。25年9月「東京2025世界選手権」にて、男子400mの日本新記録を樹立。
【番組情報】
「さんまのまんま 明石家おしゃべり万博!開幕SP」
フジテレビ系(カンテレ制作)
11月21日 午後9:00~10:52
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取材・文/松下光恵
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