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「奇跡のバックホーム」病魔と闘いながら野球を愛し続けた横田慎太郎氏の軌跡と奇跡をたどる2025/11/09 06:30

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「奇跡のバックホーム」病魔と闘いながら野球を愛し続けた横田慎太郎氏の軌跡と奇跡をたどる

 本日・11月9日、テレビ朝日系では元阪神タイガースの背番号24・横田慎太郎氏が歩んだ奇跡の人生に迫る感動のドキュメンタリー「奇跡のバックホーム」(午後1:55)を放送。

 2025年、2年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた阪神タイガース。横田氏は阪神タイガースに13年、ドラフト会議2位指名で入団し、16年に1軍デビューを果たすと、プロ選手として初ヒットを記録している。攻守ともに優れ、若き逸材として将来を期待されていたが、17年に脳腫瘍という思いもよらぬ病魔が。家族やチームメートの支えで臨んだ闘病生活や壮絶なリハビリテーション、それらは「もう一度グラウンドに戻る」ための闘いだった。

 番組では、ドラフト会議やキャンプ、デビュー戦での初ヒットなど横田氏の現役時代のプレーに加え、病魔との闘いや懸命なリハビリテーションの様子を、貴重な映像やチームメートと関係者の証言で振り返る。さらに、永遠の別れから2年がたった今、息子・慎太郎氏への思いがあふれる両親への独占インタビューも実施。誰からも愛された「横田慎太郎魂」の物語を伝えていく。

「奇跡のバックホーム」病魔と闘いながら野球を愛し続けた横田慎太郎氏の軌跡と奇跡をたどる

 18時間にも及ぶ脳腫瘍の手術の結果、横田氏は一命を取り留めたが、厳しい闘病生活と向き合うことに。それでも横田氏は、「苦しいことはいっぱいあったが、リハビリ中までずっと下を見てやっても意味がないので、ずっとずっと強い気持ちで励んでいました」と現役復帰に視線を注いだ。治療によって体重は13kgも減少し、髪の毛が大量に抜け落ちるなど機能回復訓練は壮絶だったが、決して弱音を吐かなかった。

 しかし視力の低下など、野球を続けることが困難になり、19年に引退を決断。1096日ぶりの公式戦出場となった引退試合では、まだ視力の戻っていない横田氏がセンターから渾身(こんしん)のノーバウンド送球を披露。この名プレーは「奇跡のバックホーム」と称され、その後語り継がれている。球場に集まった多くのファン、チームメート、そして家族が見守るなか、横田氏は涙ながらに「最後にまさかこんな素晴らしいことが起こるとは…。必死に練習している姿を神様は見ていると思いました」とスピーチ。こうして、多くの人々の支えもあり、横田氏の6年間のプロ野球人生は幕を閉じた。

「奇跡のバックホーム」病魔と闘いながら野球を愛し続けた横田慎太郎氏の軌跡と奇跡をたどる

 その後、横田氏は故郷の鹿児島に戻ったが、今度は脊髄(せきずい)に腫瘍が見つかり、2度目の闘病生活を余儀なくされる。退院後、「自分が元気になって、みんなを助けよう」「少しでも苦しい思いをされている人の力になりたい」と、新たな目標に向け再出発。自身の経験を伝える講演活動に尽力し、「絶対に治ると信じて生活しています」と常に前を向いて歩き続けた。

 そんななか、脳腫瘍が再発し、横田氏は「治療をやめてやりたいことがある」と母に告げる。番組では、「慎太郎の人生だから、慎太郎が決めなさい」と横田氏の揺るぎない決意を後押しした家族の深い愛にも着目。

 そして、23年7月、横田氏は脳腫瘍のため兵庫・神戸市内の病院で逝去。同年、岡田彰布監督率いる阪神タイガースは、18年ぶり6度目のセントラル・リーグ優勝を果たした。優勝を決める試合の9回表、横田氏と同期入団の岩崎優は、横田氏が闘病中に心の支えにしていたゆずの「栄光の架橋」を入場曲として選曲。「ここに横田がいるんだぞ」という岩崎の思いを知るファンたちの大合唱は、選手たちの背中を強く押したことだろう。同じく同期の梅野隆太郎も「24番は一緒にいるものだと思って、一緒に喜びを分かち合う」と、背番号24・横田のユニフォームを手に岩崎を注視。胴上げの瞬間には24番のユニフォームも一緒に空高く舞い、まさに“チーム一丸”となって優勝をかみ締めている。

「奇跡のバックホーム」病魔と闘いながら野球を愛し続けた横田慎太郎氏の軌跡と奇跡をたどる

  横田氏両親への独占インタビューでは、息子・慎太郎への思いを語る両親の目の前で “ある奇跡”が。さらに「ヨコの分まで」と、社会人野球で現役を続ける元阪神タイガース・北條史也氏の思いも浮かび上がらせる。 生前、「野球をやってきてよかった」と口にしていた横田氏。ここでしか見られない貴重映像と知られざる秘話満載で伝える野球選手・横田慎太郎の28年の軌跡から、視聴者にとって感動と勇気、生きる活力を心に刻むことができる。

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※2025年11月9日12時21分加筆修正しました

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