草彅剛主演「終幕のロンド」第5話。毒親に悩まされるゆずはを演じる八木莉可子からコメント到着2025/11/10 08:00

フジテレビ系では本日・11月10日に、草彅剛が主演を務めるドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(月曜午後10:00、カンテレ制作)の第5話を放送。
「終幕のロンド」は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーの遺品整理人・鳥飼樹(草彅)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。遺品に隠された真実を知って、思わず心揺さぶられる登場人物たちの様子は必見だ。そんな感動的な人間ドラマの裏では、せつない大人の恋も描かれ、先の展開が気になるオリジナルストーリーとなっている。

第4話では、余命3か月の宣告を受けている鮎川こはる(風吹ジュン)の病気が、娘の御厨真琴(中村ゆり)の嫁ぎ先である御厨家の知るところとなった。真琴の夫で御厨ホールディングスの専務の利人(要潤)は、保身のために、こはるの意に反して最期まで病院に閉じ込めようとする。そんな利人に対し、真琴が声を荒げて反論した。そんな真琴の背中を、利人の妹で御厨ホールディングスの広報部長であり、真琴の親友でもある御厨彩芽(月城かなと)が押した。その一方で、樹は、不慮の事故で突然息子を亡くした父親に遺品整理人として向き合い、息子の生きた証を見つけ、父親に寄り添っていた。
第5話では、ある目的のため、樹と真琴が2人で旅に出るという急展開に。すでに破綻しているかのように見える真琴と利人の夫婦関係だが、何やら危険な香りが漂っている――。
一方、第3話で強烈なインパクトを残した、新人遺品整理人・久米ゆずは(八木莉可子)の母・真理奈(雛形あきこ)が、再びHeaven’s messengerへ。毒親っぷりに拍車がかかり、娘のゆずはをまたしても苦しめる。
そんなゆずはを演じる八木が第5話の見どころを語った。「(第5話は)ゆずはの心がとても揺れ動く回となっています。同時にゆずは自身が、自身の殻を破って大きく変化し、成長する回でもあると思います」と説明する八木。
また、ゆずはを演じるにあたっては二面性を意識したと話し、「先天的に持った感性の豊かなゆずはと、後天的に持った周囲を警戒したりコミュニケーションを取るのに抵抗があったり、相反する二面性をどちらも大切にしたいな、と思いながらお芝居させていただきました」と、撮影を振り返った。
さらに、「話が進むにつれ、そのゆずはの二面性が少し和らいでいく所にも注目してもらえるとうれしいです」と、今後の見どころを語った。
八木莉可子 コメント全文

――八木さんが思う「終幕のロンド」の魅力を教えてください。
「いろんなカタチの愛が描かれているところにあると思います。誰かが誰かを想う気持ちが描かれていて、そのカタチはさまざまであれど、観ている自分も大切な人とのことを今一度考え直す機会になるな…と。そして明日が、1秒先が、必ずしも存在するわけではない、と教えてくれるお話でもある気がします。私自身台本を読んでいて、生きているうちに伝えなきゃいけないこと、今生きられていることの貴さなどを再確認させていただいた気がします」
――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? また、ゆずはを演じるにあたり、意識していることがあればお教えください。
「いろんな方に反響をいただいています! 特に、終幕のロンドは、いろんな世代の方が見てくださっている感覚があります。若い人から大人の方までいろんな方から感想をいただいて、とてもうれしいです。ゆずはを演じるにあたり意識したことは、ゆずはの持つ二面性です。先天的に持った感性の豊かなゆずはと、後天的に持った周囲を警戒したりコミュニケーションを取るのに抵抗があったり、相反する二面性をどちらも大切にしたいな、と思いながらお芝居させていただきました。それと、話が進むにつれ、そのゆずはの二面性が少し和らいでいく所にも注目してもらえるとうれしいです」
――撮影現場でのエピソードお教えください。
「大先輩もたくさんいらっしゃる現場でしたが、本当にアットホームな空気が絶えず流れているすごくすてきな現場でした。撮影の合間には、Heaven’s messengerのみんなで椅子に座って和気あいあいとお話をして、その温かさがドラマ本編にも映っている気がします。草彅さんが自分のお気に入りの古着をたくさん現場に持って来てくださって、1枚1枚、その古着のかっこいいポイントを塩野さんと長井(短)さんと小澤(竜心)さんと私に教えてくださった時もありました」
――撮影を乗り切る八木さん自身のリラックス方法を教えてください。最近の楽しみなど…
「私のリラックス方法は、自然を見ることです。自然の多い場所に出かけるのもそうですし、お家に観葉植物がたくさんいるので、その子たちを最近は愛でています(笑)。神社やお寺も木がたくさんあるので行くのが好きです」
――5話の見どころ・視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします!
「5話は、ゆずはの心がとても揺れ動く回となっています。同時にゆずは自身が、自身の殻を破って大きく変化し、成長する回でもあると思います。ぜひその姿を見届けていただけると、うれしいです!」
第5話あらすじ(11月10日放送)

ある日の朝、樹は社長の磯部豊春(中村雅俊)に呼び出され、息子の文哉(米田惠亮)が亡くなった当時の話を聞く。磯部によると、文哉が自ら命を絶ったその日、部屋には自殺を裏づけるような遺品は何一つなく、何者かによって持ち去られた形跡があったという。死の真相を隠蔽(いんぺい)しようとした会社の仕業なのか。樹は、文哉が勤めていた「御厨ホームズ」が今なお自殺者を出していると知った磯部から、ある相談を受ける。
一方、こはるの生前整理は予定どおり進み、そこには真琴の姿も。樹は思い出の品を手に楽しそうに笑うこはるを見てうれしくなるが、真琴はふと、かつて愛した自分の父に、もう一度会わなくていいのかと尋ねる。しかし、何げなく口にしたその言葉はこはるをひどく怒らせ、母と娘はまたしても口論に。真琴は部屋を追い出されてしまう。しばらくすると、天袋を整理していた樹が美しい文箱を見つける。そこには真琴の父親にまつわる思い出の品が入っていた。それをきっかけに、樹と真琴は、2人きりで「こはると、こはるが愛したまだ見ぬ父」の足跡をたどる旅に出る。
同じ頃、ゆずはのもとには再び母・真理奈が金の無心に来ていた。渡せる金がないと断るゆずはに、真理奈は驚きの提案を持ちかける。その会話をゆずはの同僚・矢作海斗(塩野瑛久)が物陰から聞いていた。

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