「緊急取調室」第3話。戸次重幸が演じる完璧な“山の神”とキントリが対峙2025/10/30 06:00

10月16日にスタートした天海祐希主演のテレ朝系人気シリーズ「緊急取調室」(木曜午後9:00、日本シリーズ中継のため、放送時間変更、休止の可能性あり)。山本耕史&若村麻由美らがゲスト出演した初回拡大スペシャルは、第2話まで続く展開となり、シリーズファイナルにふさわしいスケールの幕開けを飾った。
そして本日・10月30日に放送される第3話には、戸次重幸(TEAM NACS)がゲスト出演。世間から“山の神”と崇められる完全無敵の山岳救助隊長にかけられた殺人容疑の真相に、“キントリ”メンバーたちが迫っていく。
物語の冒頭で、軽装登山で遭難した動画配信者・樋口結花(清水くるみ)を捜索していた山岳救助隊員・土門翔(羽谷勝太)が遺体で発見される。そこから第3話は急展開を迎えることに。当初は事故死と考えられていた土門の体から不審な殴打痕が見つかったばかりか、持っていたはずの携帯電話もこつぜんと消えていたのだ。手がかりとなる唯一の目撃者は、現場近くで奇跡的に救出された結花だが、彼女は意識不明の重体。

ここで重要参考人として捜査線上に浮上したのは、土門が直前まで行動を共にしていた山岳救助隊の隊長・布施正義(戸次)。しかし、数多くの人命を救ってきた布施は、消防総監賞も受賞した経験のある“山の神”。取り調べ中の態度もとても誠実で、まさに神対応。さすがのキントリも疑わしい点を一つも見いだせないほど、供述も完璧だった。
完璧すぎる山の神・布施としてキントリメンバーと対峙(たいじ)した戸次は、「天海さんとは面識はありましたが、共演させていただくのは初めてなので、純粋にうれしかったです」と本作出演を喜ぶ。そして「撮影を共にして感じたのは、圧倒的な“オーラ”とでも言いましょうか…圧倒的存在感でした!」と座長・天海の存在感を絶賛する。
例に挙げたのは、取調室のシーン。「すでに出来上がった信頼関係からくる、皆さんのあうんの呼吸がすばらしかったです。ここに至るまでに、皆さんが共に過ごしてきた時間が見えるようでした。ですので、安心してすべてを委ねることができ、変な言い方ですが…とてもリラックスして芝居をすることができました」と、撮影を振り返る。
続けて、「僕が参加したのは、取調室と外ロケの二つの現場だったのですが、外ロケは過酷でした。ちょうど涼しくなってきた時期だったので、それだけが救いでしたが、あれが真夏の真っ盛りだったらと思うと…」と撮影の大変さを語るも「ただ、その過酷なロケも、スタッフさんの見事なチームワークですいすいと進んでいき、やはりスタッフ陣もこの作品に対してのプロ集団であると感じさせられました」と現場の協力体制に助けられたことを明かす。
演じた布施については「“山の神”と呼ばれる山岳救助隊のエースです。そんな名誉もあり、人望も厚い男がなぜキントリと対峙することになったのか。“神”の人間的な部分を演じることに注力いたしました。やりきれたかどうかは、ぜひ放送でお楽しみください!」と紹介しつつ、見どころをアピールしてくれた。
また、第3話には、キントリファン待望の展開も!?

これまでのシリーズでたびたび描かれてきた、有希子と管理官・梶山勝利(田中哲司)の“恋フラグ”が再び立つことになるかもしれないという情報が。そのキッカケとなるのが、やけにつじつまが合いすぎる布施の供述。直感的に疑念を抱いた有希子は、誘導尋問で一気に揺さぶろうと提案する。そんななか、意義を唱えたのは、布施と同じ大学の山岳部OBである梶山。そこから有希子と口論に発展するが、その様子はまるで夫婦漫才さながら。キントリメンバーの目の前で珍しく声を荒らげながら、バチバチやり合ったかと思えば、ふと互いを思う気持ちものぞかせる!?

そして、自らも布施の供述に疑念を抱いていた梶山は、有希子らに取り調べを託し、キントリと連携する刑事・監物大二郎(鈴木浩介)とともに事件現場の山へ向かう。第3シーズン(2019年)では山中で殉職の危機に直面した梶山だが、今回は無事に帰還できるのか。山男の威信をかけた捜査の行方も見逃せない。
第3話あらすじ(10月30日放送)

動画配信者・樋口結花(清水)が軽装で山に登った上に、同行していた恋人・近藤春斗(永田崇人)とはぐれて遭難するという事故が起きる。意識不明の重体で谷底に倒れていた彼女は奇跡的に救出されるが、現場近くには捜索活動中に滑落死したと思われる山岳救助隊員・土門翔(羽谷)の遺体があった。しかも司法解剖の結果、この事故は“殺人事件”だった可能性が浮上。土門の体には不審な殴打痕があり、持っていたはずの携帯電話もこつぜんと消えていたのだ。
重要参考人として捜査線上に浮かび上がったのは、土門が直前まで行動を共にしていた山岳救助隊の隊長・布施正義(戸次)。しかし、これまで数多くの人命を救ってきた布施は“山の神”の異名を持ち、消防総監賞も受賞した立派な人物。真壁有希子(天海)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」はすぐさま聴取に乗り出すが、布施の態度は至って誠実で、まさに神対応。供述にも疑わしい点が一つもない。
そんななか、つじつまが合いすぎる布施の供述を受け、有希子は直感的に疑念を抱く。そこで、誘導尋問で一気に揺さぶろうと提案するが、布施と同じ大学の山岳部OBである管理官・梶山勝利(田中)は、即座に異議を唱える。
時を同じくしてようやく意識を取り戻した結花が、どういうわけか震え出した。かたや、梶山は有希子らに布施の取り調べを託し、事件現場の山へ向かう。

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