地獄は善意で出来ている2025/11/28
番組情報
あらすじ(第8回 12月4日放送 ※深夜0:55~深夜1:25)
娘の命と引き換えに、自ら死を選んだ夢愛(井頭愛海)。翌朝、夢愛の遺体を前にした樹(草川拓弥)たちは、仲間の変わり果てた姿にがく然とする。数日経っても3人はショックから立ち直れず、プログラムは休止。そんな中、カトウ(細田善彦)は理子(渡邉美穂)の叔母・芽衣子(宮地雅子)に状況を報告する。家族の人生を狂わせられた芽衣子は理子に同情するはずもなく、復しゅうの時は刻一刻と迫っていた。
キャラクター紹介
- 高村樹(草川拓弥)
複雑な生い立ちを抱え、社会から孤立した前科者の1人。苦しい生活を送ってきたため、他人を信用していない。そんな中、ある出来事により、傷害罪で実刑判決を受ける。2年後に出所するも、社会復帰の足掛かりがなく途方に暮れていたところ、更生プログラムに招待される。 - 小森琥太郎(高野洸)
明るく人懐っこい性格のお坊ちゃん。大学時代、お金欲しさにドラッグパーティーを開いて逮捕された。 - 立花理子(渡邉美穂)
一流大学を卒業後、周囲のマウントに負けたくないという思いから、自分を着飾るために巨額の資金を横領した。 - 堂上翔太(吉田健悟)
高齢者を標的とする窃盗集団でブレーンを務めていた。 - 一ノ瀬夢愛(井頭愛海)
恋人代行業の男に心酔する家出少女。男に貢ぐために美人局を繰り返してきた。 - カトウ(細田善彦)
「元受刑者特別支援プログラム」をコーディネートし、進行していく謎の男。
出演者
草川拓弥/高野洸/渡邉美穂/吉田健悟/井頭愛海/細田善彦 ほか
スタッフ・音楽
脚本:髙橋幹子/脚本:兒玉宣勝/演出:宝来忠昭/演出:坂本栄隆/演出:中林佳苗/プロデューサー:萩原崇/プロデューサー:宮川晶
主題歌:ICEx
草川拓弥主演! 完全オリジナル脚本でおくる、手に汗握るヒューマンサスペンス

草川拓弥(超特急)が主演を務める完全オリジナル脚本の連続ドラマ。過去の過ちにより世間から厳しい目が向けられ、不遇の日々を送る前科者たちが、人生のやり直しを懸けた“更生プログラム”の中で、残酷なわなに巻き込まれていくヒューマンサスペンス。草川は孤独と絶望の中で生きる前科者・高村樹役を演じる。また、樹とともに更生プログラムに参加する“前科者”として、高野洸、渡邉美穂、吉田健悟、井頭愛海が、更生プログラムの“指揮者”として細田善彦が共演する。
記者会見情報

カンテレ×FODドラマ枠第4弾「地獄は善意で出来ている」の取材会が開かれ、主演の草川拓弥、共演の高野洸、細田善彦が登壇した。草川は高村樹役について「樹は芯があって真っすぐな人間。怖い人や絡みづらい人にはしたくなかった。表情や声のトーンなど微妙なバランスの調整が難しかった」とコメント。高野は小森琥太郎役について「施設に入って皆さんと時間を過ごしている感覚が強く、特別難しいところはない。ただ蚊が多くて退治が難しい。僕がキルリーダー」と明かした。細田はカトウ役について「先生と生徒のような関係で皆さんを導く役どころ。みんなが少し僕をいじってくる空気もあり、その親しみやすさを大事に演じている」と役作りに触れた。また第1話で草川が食べた山菜は実は白菜で「こんなとこに白菜ないだろ!って思ったが、映像では野草に見える。演出部さんの力」と驚きを語った。
あっという間に終わって「面白いってこういうことなんだな」と実感できた(草川拓弥/高村樹)

樹を演じる上で、怖い人や絡みづらい人にはしたくなかったので、表情や声のトーンなど微妙なバランスの調整が難しかったです。第1話は面白く、音楽がとても良かった。芝居をぐっと引き上げてくれる演出で、あっという間に終わって「面白いってこういうことなんだな」と実感できたのがうれしかったです。樹は知識も豊富で自分で山菜を採ったりもします。実際に食べてみたら生っぽい味がしました。実は白菜です。「こんなとこに白菜ないだろ!」って思いましたけど、映像では普通に野草に見えるはずで、それは演出部さんの力ですね。高村樹は名前の通り“樹”のように芯があって真っすぐな人間。実際の樹も環境の変化に動じずに立ち続けます。樹も周りに影響されることはあっても、自分の中にある曲げない信念をしっかり持っていて、更生プログラムの中でもそういう強さが他の人たちに刺激を与えている存在なんじゃないかなと思っています。“更生”したいのはシイタケが苦手なこと。ほかのきのこは全部好きなんですけど、シイタケだけクセが強くて。本当に純粋に面白い作品です。見始めたらあっという間に終わりますし、続きが気になると思います。
拓弥くんと話してると、本当に樹そのもの。落ち着いていて、居心地がいい(高野洸/小森琥太郎)

僕は施設に入って皆さんと時間を過ごしている感覚が強くて、特別「難しい」と感じるところはあまりないです。映像、すごくきれいでしたよね。特にドローンの映像とか、映画みたいだなって興奮しました。演じる小森琥太郎は仲間の中でも率先して動くタイプで、関係性を深めてくれるキャラクターです。先陣を切ってしゃべり出したり、みんなに質問をしたりしてくれる存在。更生プログラムに合格するという明確な目標を持ちながらも、ここでの生活をどこか素直に楽しんでいる、そんなところも魅力です。拓弥くんと話してると、本当に樹そのものなんですよ。落ち着いていて、居心地がいい。現場自体は、みんなでめちゃくちゃ笑い合ってる瞬間がたくさんあって、本当にすてきなチームです。細田さん演じるカトウのモノマネをするシーンは、細田さんより先に僕のシーンを撮ることになってたんです。そしたら撮影の朝、細田さんが「俺こういう感じでやるかも」って演出のイメージを軽く見せてくださって。それが本当に優しくて、感動しましたね。“更生”したいのは掃除の習慣。家の換気扇とか定期的に掃除できるようになりたいです。
導く存在としても愛されるキャラクターになれたらいいな(細田善彦/カトウ)

立場的に先生と生徒のような関係で皆さんを導く役どころです。ただ、みんなが少し僕をいじってくる空気もあって。その親しみやすさや空気感を大事に演じています。あとはセリフ量。説明ゼリフも多いので大変です。第1話を見たら、タイトルバックもすごく印象的でした。撮影の時「真っすぐ歩いてください」とだけ言われてたんですけど、仕上がりを見たら「カトウ、何者!?」って。オープニングからぜひ注目してもらいたいです。演じるカトウは、上からというよりも、みんなが自然とついていきたくなるような存在にしたいと思っていて。カトウは合格・不合格をジャッジする役なのに、みんながタメ口でカトウって呼んでくるんですよ。そういう親しみやすさが人間味なのかなと感じていて。高野くん演じる琥太郎が僕のモノマネをするシーンもあるんですけど、そうやってツッコまれたり、いじられたりするくらいの距離感を大事にしながら、導く存在としても愛されるキャラクターになれたらいいなと思って演じています。標高の高い場所で撮影してた時に右耳が気圧でやられてしまったんですけど、みんながすごく心配してくれて、本当に温かいチームだなと思いました。
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