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「25時、赤坂で Season2」南雲奨馬が語る今作の見どころは「佐久間と山瀬の関係性にも注目」2025/10/08 12:00

「25時、赤坂で Season2」南雲奨馬が語る今作の見どころは「佐久間と山瀬の関係性にも注目」

 駒木根葵汰さん×新原泰佑さんのダブル主演でおくる、水ドラ25「25時、赤坂で Season2」(水曜深夜1:00)がテレ東系で放送中。原作は「on BLUE」で連載中の夏野寛子さんによる人気同名作で、芸能界を舞台に俳優同士が紡ぐ甘く切ないラブストーリーの続編だ。

 今作で描かれるのは、秘めた思いを通わせ、晴れて恋人同士となった羽山麻水(駒木根)と白崎由岐(新原)のその後。2人の恋人関係に波乱を呼び起こす事件が勃発するだけでなく、原作でも人気を博す“舞台編”に突入する。そんな今作で、前作に続いて山瀬一真を演じる南雲奨馬さんにインタビュー。羽山と白崎とは「昼のゆめ」の共演者で、2人の関係をかき乱していた山瀬だが、今作では彼の成長や変化も見られるという。

――ついにSeason2がスタートしました。南雲さんの思う今作の見どころはどのような部分でしょうか?

「前作からSeason2を迎え、山瀬のみならず、みんなそれぞれに状況や心境が変わっていくので、まずそこが一つ見どころかなと思います。そして、これまでは羽山と白崎、佐久間はじめ(宇佐卓真)と山瀬の4人を中心に物語を進めてきましたが、今作では黒木蛍太(夏生大湖)という新たなキャラクターが登場しますし、そういう意味でもより楽しんでいただけると思います。僕自身としては、佐久間と山瀬の関係性の変化、そしてラブシーンにもご注目いただけたらうれしいです」

「25時、赤坂で Season2」南雲奨馬が語る今作の見どころは「佐久間と山瀬の関係性にも注目」

――数あるBLドラマの中で、この作品ならではの魅力をどのような部分に感じていますか?

「僕らがやっている俳優のお仕事、お芝居の様子をリアルに追求して描いているところでしょうか。演じていて、いち俳優として共感できる部分がすごくありますし、この世界に興味がある方々にはより楽しんでいただけると思います」

――例えば、南雲さんはどのような部分に共感を覚えたのでしょうか。

「Season2でいうと、オーディションのシーンですね。実際、オーディションはビジュアルが良ければ受かるわけではなく、実力があってもその時のタイミングだったり、役のイメージにハマるかどうか…など、役をつかむ難しさがあって。何が正解で何が不正解か分からない中、それぞれ自分の100%を持ってきて、それで戦い抜くというのは僕自身も経験したことがありますし、すごく共感を覚えました」

――今作における山瀬の推しポイント、あらためて彼に感じる魅力は?

「前作では羽山と白崎にちゃちゃを入れたり、空気を読まずにガーッと突き進むようなキャラクターでしたが、Season2ではいろいろ成長しまして(笑)。周りを見られるようになったり、気を使えるようになったり…。佐久間に対しても相変わらず生意気な口をききますが、そこに愛やリスペクトが見えると思います。そういう彼の後輩らしさ、そして大人になった姿も楽しんでいただきたいです」

――山瀬という役を演じるにあたって、前作を経験されたことで、何か変化を感じた点はありますか?

「物語の展開が僕自身とも重なる部分があって、山瀬としてはもちろん、僕自身の成長もお見せできたらいいなと思って臨んでいました。前作の撮影から今までの間にいろいろな経験を積み、培ってきたことをSeason2にぶつけたつもりなので、前作を見ていた方には今作の山瀬を見てどう思われたか、ぜひ感想を聞かせていただきたいです」

――前作を経て、南雲さんご自身にはどのような変化があったのでしょうか。

「物語が進んでいく中で、山瀬のみならず僕自身も“個人戦ではなく、みんなでいいものを作っていく”という考え方に変化して…それが映像にも表れているのではと思っています。それを経て、前作の内容をあらためて理解できましたし、皆さんのお芝居に“こういう意味があったのかもしれない”と考えるようになって。そういう部分も含めて、Season2は皆さんとの関係値をすでに作れていたのもあり、より演じやすさを感じました」

「25時、赤坂で Season2」南雲奨馬が語る今作の見どころは「佐久間と山瀬の関係性にも注目」

――とても仲の良い皆さんですが、南雲さんにとってダブル主演を務める駒木根さん、新原さんはどのような存在ですか?

「大好きな先輩方です。それぞれに違う魅力があるのですが、まず葵汰くんは頼れるお兄ちゃんのような存在で、お芝居のことやそれ以外のことも結構熱くお話しする時間があって。特に、お芝居のことに関してはすごく衝撃的で、僕の今後につながるお話をしていただいたこともあります。そして、新原くんにもお兄ちゃん的な面があって、人より何倍も繊細で何倍も優しい方。人の心が読めるといいますか、気を配れる方で、撮影中はその温かさに救われていました。お二方それぞれから違う刺激を受けましたし、吸収することが多かったです」

――南雲さんは皆さんの愛されキャラという印象ですが、実際現場にいる時はどのような立ち位置だったのでしょうか。

「僕は本当にいつも自然体で…皆さんによくツッコんでいただいていました(笑)。あとは、お芝居に対して少しずつ理解が深まってきた中で、気になることはすぐに聞きに行くようにしていて。皆さんにかわいがっていただいて、いろいろなことを学ぶことができました」

――記者会見時にはグランピングのシーン(第2話)のお話で大盛り上がりでしたが、南雲さんの今作のお気に入りシーンを挙げていただくと?

「黒木も含めて、5人でいるシーンがすごく好きです。なかなかみんなそろうことがなくて、少ないシーン数なんですけど、そこでのみんなのやりとりがすごく面白くて。そして、グランピングのシーンの撮影は本当に濃かったですね(笑)。佐久間との劇中劇も展開しますし、撮影も楽しかったです」

――それでは、前作の中ではいかがでしょう。

「前作で一番好きなシーンは…やっぱり『おい由岐~!』(※山瀬のセリフ)ですね(笑)。前作を見ていると、俳優として“もっとこうできたんじゃないか”と思う部分もあるのですが、それも成長できたからこそ感じられるのかなと。その中でも、『おい由岐~!』は特にお気に入りです(笑)。明言はできませんが、Season2でも“うわ、来た!”と喜んでいただけるようなシーンがあると思います!」

「25時、赤坂で Season2」南雲奨馬が語る今作の見どころは「佐久間と山瀬の関係性にも注目」

――今作のみならず、俳優として活躍の場を広げ続ける南雲さんがお仕事をする中で大切にしていることは?

「何事も一生懸命やることでしょうか。一つでも手を抜いたらそれが映像に出ると思いますし、妥協はしたくない。作品に対して常に全力で向き合うという姿勢は、絶対に忘れずにやっていきたいです。そして、僕がお芝居を理解し始めたタイミング、本気でこの道で上を目指したいと思った瞬間にこの作品が絡んでいて…。前作があったからこそ、本当の意味でお芝居を好きになれたのかなと思っています」

――最後に、作品名の“25時”にかけて、南雲さんのナイトルーティンを教えてください。

「撮影期間なら少し早めに寝る準備をして、寝る前に台本を読み、次の日の撮影に向けてセリフや動きを想像して寝ます。休日だと、ジムやサウナに行って…TikTokを見て寝ます!(笑)」

【プロフィール】
南雲奨馬(なぐも しょうま)
2002年2月20日生まれ。東京都出身。モデルとしても活躍。近作は「25時、赤坂で」(テレ東/23年)、「Love in The Air-恋の予感-」(フジテレビ/25年)など。

【番組情報】
水ドラ25「25時、赤坂で Season2」

テレ東系
水曜 深夜1:00~1:30

【プレゼント】

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【締め切り】2025年11月5日(水)正午

取材・文/TVガイドWeb編集部

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