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及川光博×手越祐也、“ぼくたちん家”でさく裂! 最強コンビの軽快トークに白鳥玉季も笑顔2025/10/09

及川光博×手越祐也、“ぼくたちん家”でさく裂! 最強コンビの軽快トークに白鳥玉季も笑顔

 日本テレビ系で10月12日にスタートする連続ドラマ「ぼくたちん家」(日曜午後10:30)の第1話完成披露試写会が行われ、主演の及川光博、共演の手越祐也白鳥玉季が登壇した。

 「ぼくたちん家」は、現代社会の“すみっこ”で生きる人々が、愛と自由と居場所を求めてたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。ちょっと不器用で情に厚い男・波多野玄一(及川)が心を動かされるのは、中学教師の作田索(手越)。だが彼は、人生も恋も冷めきったようなクールなゲイ。そんな2人の前に現れたのは、15歳の少女・楠ほたる(白鳥)。トーヨコに入り浸る訳アリ少女が、大金を手に「私、あなたを買います。3000万円で。中学卒業までの半年間、親のフリをしてください」と言い放つ――。社会の片隅でつながった3人の奇妙な共同生活を描く、笑って、泣いて、また笑えるホーム&ラブコメディーだ。

 キャスト紹介の段階から、3人の息の合ったやりとりで会場が一気に和んだ。及川が登壇すると、開口一番「はい、ミッチーです。みんなで呼んでみよう! せーの!」と呼びかけ、「ミッチー!」の大コールに満足げな笑みを浮かべる。続く手越も「よろしくお願いします。さあ、みんなで呼んでみよう、せーの!」とバトンを受け、「ゆうやー!」の声に「サンキュー!」と軽やかに応じ、会場を盛り上げた。最後に白鳥が「お願いします」と登場すると、及川が「さあ、みんなで呼んでみよう、たまちゃん!」と促す。「それ、必要ですか?」と冷静に返す白鳥に、「必要だよ!  行こう!」と即答。「せーの!」に合わせて「たまちゃーん!」の声が響くと、白鳥は「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべ、序盤から温かな一体感に包まれた。

及川光博×手越祐也、“ぼくたちん家”でさく裂! 最強コンビの軽快トークに白鳥玉季も笑顔

 第1話の見どころについて、及川は「まずはやはり玄一、索、そしてほたるの出会いですよね。ラストは本当にゾクゾクしますよ」と語り、「アイスクリーム、これが一つの鍵になります。第1話のサブタイトルを付けるなら“アイスクリーム”かもしれない」と意味深に付け加えた。手越は「それぞれのキャラクターがどんな人生を歩んできて、どう交わっていくのか。この作品に参加できて本当にうれしい」と笑顔を見せ、「日曜の夜って、翌日から仕事や学校で憂鬱(ゆううつ)な人も多いと思うけど、このドラマを見て“明日も頑張ろう”と思ってもらえたら」と優しく呼びかけた。白鳥は「強いて言うなら“落ち着く暇がない”話。全10話の中でも一番ドキドキする展開なので、覚悟して見てください」とキリリとコメント。その言葉に及川が「さすが姉さん、言葉が重いですね」、手越も「バシッときました」と返し、3人の息の合ったやりとりに笑いが起こった。

 撮影現場について問われると、及川は「現場は朗らかですね。基本みんな笑っています。たまに僕がぐったりしています」と話し、「8時間でグッタリ、12時間超えると、もう黙ります」と冗談めかすと、手越が「クランクイン前後は35度超えの日も多くて、ミッチーがどんどん木陰に消えていく(笑)」と暴露し、及川は「好きな二字熟語は“冷房”です」と笑わせた。

 白鳥は「現場によくお菓子を持っていくんですけど、及川さんにあげようとしても、大半は断られます」と明かし、及川が「カロリーがね。でもグミはもらいました」と笑顔で応じる。手越は「シーンの合間に戻ると、たまちゃんがパッと目を開けて“寝てないです!”って言う(笑)」と撮影中の様子を紹介。さらに「吸い込まれそうな目。本当に素晴らしいお芝居。2人のシーンではもらい泣きしそうになった」と演技を絶賛する一方で、「楽屋ではずっとモグモグしてて、食べて、寝て、ワンコに『かわいい』って言う、“玉季ルーティン”です」とチャーミングな素顔も披露。及川は「健康的でいい代謝」と目を細めた。

及川光博×手越祐也、“ぼくたちん家”でさく裂! 最強コンビの軽快トークに白鳥玉季も笑顔

 続いて白鳥が「私、ちょっと不満があって」と切り出すと、及川が「おお、いきなり来たね」、手越も「来たな!」とすかさず反応。「お二人が結構、うそをつかれるんですよ。それもけっこう悪質な感じのうそで。真顔で本当のことのように言うから見分けがつかない」と暴露すると、及川は「うそっていうか、ジョークね。冗談ね!」と慌ててフォロー。さらに手越が「現場ではたまちゃんがピリつくんですよ。僕とミッチーで気を使っている」と悪ノリし、及川が「悪い大人ですね」と苦笑。最後は手越が「えー、五百パーセント、うそです!」と白状し、頭を下げた。

 手越から見た及川については、“養殖”というワードが印象的だった。「ミッチーは常に隙のない王子で、アクティブでポジティブな印象でしたが、ご自身のことを“作られた養殖”みたいにおっしゃっていて」と語ると、及川は「スイッチのオンとオフは50代になってより意識的に。演技の時は“ミッチー”を忘れています。誰ですか? って感じで」と笑いながら切り替えの大切さを語った。

 ゆるっとしたシャツに太めのパンツという衣装については、手越が「今日の格好、ミッチーっぽくないですよね」とツッコミ。及川は「登場するまで本当に悩んでいたんです。この衣装でいいのかなって」と照れ笑いを浮かべ、拍手が起こると「ありがとう、温かいね」と返した。「玄一の衣装で出ると、どっちモードが強くなる?」という質問には、「お客さまを前にすると“ミッチースイッチ”が入っちゃいますね。でも演技の時は完全にオフ。衣装や姿勢も違うし、ターンもできない(笑)。本番前は全力で力を抜いて、ちょっとだらしない所作で入ります」と裏側を明かした。

 及川は、共演経験のある白鳥について「日を追うごとに成長していく姿がいとおしい。元“父”としての目線で見ちゃいますね」と柔らかく語り、「ティーンエイジャーとの接し方に慣れていないので、ついめいっ子を思い出してしまう。たまちゃんと共演シーンを撮った後に、思わずめいっ子にLINEしたりして」と白鳥への温かなまなざしをのぞかせた。

及川光博×手越祐也、“ぼくたちん家”でさく裂! 最強コンビの軽快トークに白鳥玉季も笑顔

 一方、手越についてはその行動力に驚きを隠さず、「時間を無駄にしない。恐ろしいほどのバイタリティーで、撮影が早く終わってもジムに行ったり、音楽活動もしている。本当にアクティブ」と感嘆すると、手越も「動いていないと逆に疲れちゃうタイプなんです」と笑顔で応じた。

 本作の主題歌では、ザ・ハイロウズの名曲「バウムクーヘン」を3人でカバー。初レコーディングに挑んだ白鳥は「手越さんの声を聴きながらポツンと歌っていて、心臓止まるかと思いました」と緊張を振り返り、及川は「玉季ちゃんの歌声、めちゃくちゃいい。素直で真っすぐ」と称賛した。

 イベントの締めくくりでは、3人がそれぞれ視聴者にメッセージを送った。白鳥は「すごくすてきな作品なので、多分見てない人にも言いたくなっちゃうと思うんですけど、ぐっとこらえて、ネタバレを控えながら宣伝してください」と呼びかける。

 手越は約7年ぶりの連続ドラマ出演に「生きづらさやコンプレックスを抱えている人たちが、自分らしく胸を張って生きていいんだ、というメッセージを感じてほしい。そして、ホーム&ラブコメディーとして、ほっこり笑えるシーン、少し切ない場面など、いろんな思いが詰まっています」と魅力あふれる作品であることをアピール。

 そして及川は、独特の比喩で作品の広がりを語る。「私が演じる波多野玄一という“点”が円になって広がり、3人を中心とした円ができる。さらに群像劇として魅力的なキャラクターが登場し、その円はどんどん大きくなっていく。会話の妙や言葉の面白さを味わいながら、笑って泣いて、また笑って、存分に楽しんでください。無事に笑顔でクランクアップを迎えられますように」と語り、最後はにっこりと笑ってひと言。「ありがとう。チャオ。」その“ミッチー節”あふれる締めくくりに、温かな拍手が響いた。

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