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山田裕貴主演! 「ちるらん 新撰組鎮魂歌」をTBS×U-NEXT×THE SEVENで実写化2025/10/04

山田裕貴主演! 「ちるらん 新撰組鎮魂歌」をTBS×U-NEXT×THE SEVENで実写化

 先日THE SEVENが発表した、TBS、U-NEXTの3社で初タッグを組む大型プロジェクトの続報が到着。本プロジェクトの概要および主演キャストが発表。人気コミック「ちるらん 新撰組鎮魂歌」が実写化され、主演を山田裕貴が務めることが分かった。

 「ちるらん 新撰組鎮魂歌」の原作は、迫力あるタッチと圧倒的な画力が魅力の橋本エイジ氏が漫画を担当し、「終末のワルキューレ」でも知られる梅村真也氏による原作で、累計発行部数300万部突破しているヒット作。幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生きざまを、ド派手なアクションと史実に基づきながらも大胆な解釈で描いている。

 ただ己の“最強”のみを追い求めたけんかっ早い“バラガキ”土方歳三が、近藤勇という器と出会い、沖田総司、斉藤一といった強烈な個性を持った仲間たちと共に、歴史に名を刻む“新撰組”をいかにして作り上げていったのか。時代の変革期に自らの生きる意味を問い、命を懸けるほどに熱くたぎる覚悟を持って、短くも鮮やかに生きた彼らの生きざま、そして友情、裏切り、信念が交錯する彼らの物語を、現代的であでやかに、魅力的なキャラクター造形と史上最速とも評されるハイスピードな殺陣(たて)を交えて映像化。誰も見たことのない、新たな新撰組の伝説を創り上げる。

 そんな物語の主人公・土方を演じる山田は、近年立て続けに話題作への出演が続き、現在の日本映画・ドラマ界を牽引する実力派。作品ごとに全く異なる顔を見せ、役柄に憑依したかのような鬼気迫る演技から、自然体で人間味あふれる演技まで、見る者をひきつけ、スタッフをはじめ共演キャストからも絶大な信頼を誇る。その鋭いまなざしの奥に宿る狂気と熱量は、荒々しくも純粋な魂とまさしくシンクロし、彼にしかできない令和の土方を演じている。公開されたキャラクタービジュアルとキャラクタームービーからも、そんな新しい土方像が確認できる。

 “TBS×U-NEXT×THE SEVENグローバルプロジェクト”として発表された本作は、ドラマ史上かつてない大規模スケールでおくる“ジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメント”。今年4月から撮影を開始し、京都、滋賀、静岡、千葉をはじめ全国各地で撮影を実施。壮大なロケーションとリッチな映像表現、高いVFX技術を掛け合わせることで圧巻の映像となっている。制作陣には、Netflix「今際の国のアリス」シリーズなどを手掛けた森井輝氏がチーフプロデューサーとして指揮を執り、監督は「岸辺露伴は動かない」シリーズ などの渡辺一貴氏が、脚本には、映画「ケイコ 目を澄ませて」(2022年)などの酒井雅秋氏が務める。

 また、本作はこのプロジェクトだからこそ実現したチャネルで放送・配信されることが決定。2026年春にTBS系でスペシャルドラマとして地上波放送。U-NEXTでドラマシリーズを独占配信する。

 今後発表となる豪華キャスト陣にも主演級俳優が名を連ね、若手俳優から名バイプレーヤーなど旬な俳優陣も数多く集結。これまで数々の名優が演じてきた新撰組の面々をどのような俳優陣が演じるのか、“令和の新生・新撰組”キャストの続報にも期待したい。

キャスト&スタッフ コメント

■山田裕貴(土方歳三 役)
「原作の土方歳三の熱量や仲間との絆、それが誰かを動かしていくさまがすごくしっかりと描かれているので、そこは本当に大事にしたくて『やるなら最後までやり遂げたい』と強く思いました。でも、最近、走り続ける中で自分の炎がどこにあるのか分からなくなるような、そんな孤独を感じてたんです。それでも『信じられないようなことを続けていれば、いつか信じられないことが起きる』ということだけは信じてて。それって新撰組もそうだったんじゃないかって思ったんです。仲間や自分たちが死ぬかもって時に、時代を、世界を変えたい、その一心だったんじゃないか……生きてるから何かできる、俺は生きてる、だから何かせねばって。そんな思いを森井Pに話した時『その鬱憤(うっぷん)をここで晴らしてくれ』と。それからはもう、歳三じゃないですけど『燃やすしかねえだろ、滾(たぎ)らすしかねえだろ』となれました。素晴らしい仲間たちのおかげで、自分たちだからできた“令和の新撰組”が創り上げられたと思います。ぜひ、皆さんに見ていただきたいです」

■森井輝(チーフプロデューサー)
「世の中がどうしようもなくなった時、自分はどうするのか。何をしてどうなりたいか。『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、押し寄せる時代の変革に、否応なく飲み込まれながらも、おとなしくは頷けない。命を散らしながら、自分はこうだと叫び続けた者たちの話です。先の見えない世の中に置かれ、暗いと嘆き続けるわれわれ現代人に、精いっぱい生きる力を見せつけてくれる若者たちの姿をぜひご覧ください!」

■渡辺一貴(監督)
「新撰組の魅力の一つは『滅びの美学』だと言われます。まさに『ちるらん』です。しかしすべての登場人物が『散る』ためではなく『咲く』ために前に進み続けるのが、原作『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の最大の魅力だとも思うのです。自らの『咲く場所』を求めて、一瞬一瞬を全力で、命を燃やして生きた男たちの物語。半年に渡る撮影の間、山田裕貴さんをはじめとする若き志士たちが命を燃やして咲くさまに向き合い続けました。そのすべてを逃さずに受け止める。撮影現場もまた、瞬きをする間もない、ヒリヒリする真剣勝負の場でした」

■酒井雅秋(脚本)
「これまでさまざまなジャンルで描かれてきた新撰組……『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、そのどれとも違います。何もかも破天荒な原作の魅力を余すことなく描けたら、誰も見たことのない歴史ドラマになる。そう思って脚本を書かせて頂きました。それがかなえられたか、ぜひ、皆さんの目でお確かめください」

■橋本エイジ(「ちるらん 新撰組鎮魂歌」漫画)
「『大丈夫かな……』それが実写化の話を聴いて最初に感じた正直な気持ちでした。ですが、撮影現場にお邪魔し、監督、スタッフ、そして役者の方々のちるらん映像制作への熱意に触れ、それが杞憂(きゆう)に過ぎないことを確信しました。そして、この文章を書いている今日、今朝、先程、担当者さんに未完成版のPV(プロモーションビデオ)を見せていただき、あまりの良さにその場で涙してしまいました。感無量の感涙です。これ以上ない現実の『ちるらん』がそこに在りました。もう何も言うことはありません。原作者サイド大納得のドラマ版『ちるらん 新撰組鎮魂歌』をぜひ皆さん見てください!!!!」

■梅村真也(「ちるらん 新撰組鎮魂歌」原作)
「『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、13年にわたって幕末を生きた熱き漢たちの“散りざま”にこだわって描いてきた漫画です。まさか、完結後に素晴らしい制作陣と、今最もアツい俳優さんたちの手で、実写作品としてよみがえるなんて⋯光栄の至りです。ドラマオリジナルの展開が盛り込まれた実写ならではの『ちるらん』を視聴者として、心より楽しみにしております!!」

【コンテンツ情報】
「ちるらん 新撰組鎮魂歌」

U-NEXT
2026年春配信
※TBS系では26年春にスペシャルドラマとして地上波放送。



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