城桧吏&畑芽育「終活シェアハウス」合同取材会 竹下景子「当て書きのようにぴったりな2人」2025/10/03 18:16

NHK BS、NHK BSプレミアム4Kにて10月19日にスタートするドラマ「終活シェアハウス」(日曜午後10:00)の合同取材会に、ダブル主演を務める城桧吏と畑芽育、共演の竹下景子が出席した。
御木本あかり氏の原作を水橋文美江氏の脚本で描く、楽しくて、おいしくて、ほろっとして、くすっとなる新機軸のヒューマンコメディードラマ。合計272歳の4人の熟女の1人で、料理研究家の歌子を竹下が演じる。そんな歌子から突然「秘書にならない?」と声を掛けられる大学生・翔太役を城が、翔太の恋人・林美果役を畑が担う。主題歌には、友情をテーマに描かれたDREAMS COME TRUEの名曲「サンキュ.」が使用される。
登壇した3人は、まず本作品の感想から話していく。城は、「僕が初めて見るような独特な世界観の中で、世代を越えてつながるおばさまたちと翔太がどのような化学反応が起きるのか、毎日が刺激的でとても楽しい撮影現場です。そのようなすてきな作品に参加することができてとてもうれしく思っています」と笑顔。

続けて畑は「第1話の完パケを見終わった後に、心温まるような、ハートフルでチャーミングなキャラクターがたくさん出てくる作品だなと感じました。今後の展開もますます気になるところではありますが、城くんも言っていた通り、刺激的な毎日を過ごさせていただいておりまして、先輩方の知恵など学ぶものもたくさんありますし、脚本も原作もすごく楽しくて面白い作品なので、ますますこれからどういうふうに展開されていくのか私自身も楽しみです」とコメントした。
竹下は「私も原作をあっという間に読み終わって元気をいただいて、そして水橋さんの脚本も原作をさらに立体的にされていて、テンポが良いなと。4人のおばさまたちの独特な世界を作っているシェアハウスの住民、そして異文化交流のこの2人の恋の行方とともに、私たちがどういうふうに発展していくか楽しみにしてもらえればと思います」と優しく語った。

また、第1話を見た感想について城は「見終わった後、幸せな気持ちになれるというか、新しい世界観というか、翔太が振り回される姿であったり、幼なじみ4人のテンポのいい会話であったり、その先にのめり込むような世界観が第1話で出来上がっていて、純粋にいち視聴者として楽しく、作品を見ることができました」と振り返った。
そして畑も「台本を見た時は、美果と翔太は心の声がたくさんある役だったので、最初に録音して仮で撮ったものを現場で流しながら撮影を進めたんですけど、心の声の部分が印象的です。特に私は、だいぶユーモラスな感じで演じさせてもらってたので、先輩方、おばさま4人たちの掛け合いもものすごくコミカルでテンポ感のあるお芝居になっていると思うんですけど、美果と翔太の若者2人もすごくかわいらしく描かれていて安心したのと同時に、やっぱり今後ますますどういう展開になっていくかというのもすごく気になります。まだ公開されていないキャラクターも登場してくるので、これからもっと盛り上がるだろうなと思いました」と打ち明けた。
さらに竹下が「第1話を見終わって、ホッとしました。作品として、とてもクオリティーの高いものが出来上がっているなと、いち視聴者としてそう思いました。そして、私たち半世紀を超える、ずっと友情を積み重ねてきた4人のテンポ感のあるセリフに私は相当苦労しました。そういうおばさまたちの生活と、お二人のラブストーリーがどう絡み合っていくのかが本当に楽しみです。当てがきなんじゃないかしらと思うぐらい、私から見るとお二人がぴったりの役柄をされていて、期待が膨らむ仕上がりになっていたと思います」と、W主演の2人を褒めたたえた。

そんな城と畑が初共演の印象を話していく。城は「畑さんの最初の印象は、すごく大人で優しい方だなと。一番最初に話しかけてくださった時に『城くんと仲良くなろうと思って調べました』と言われたんですよ。それがすごいうれしくて、そこから撮影を重ねてお話していく中で、おちゃめな一面や面白い芽育さんを見る機会が増えてきて、今ではボケたり突っ込める関係になりました」
畑は「私自身も城さんは大人な方だなって思ってたんです。見た目もシュッとされていましたし、たくさんの作品に出演されているのを見ていたので、共演させていただくことを楽しみにしたんですけど、最初はお互い人見知りしていましたよね。最初、翔太と美果の関係値が皆さんもむずかゆくなるような距離感なので、そこからどんどん仲良くなっていく2人を描きたいと思って、自分たちで距離を縮めなくてはと思って。まず城さんの情報をインターネットから入手して、さまざまな質問をさせていただきました。徐々に撮影を進めていく中で城さんの素の部分が垣間見えてきて、最近は何だか無邪気な一面をたくさん見させていただきました」と説明した。

さらに、登壇前に城が「どうしよう、どうしよう、ドキドキしてなにをしゃべればいいか分からない」と緊張していた様子を暴露しつつ、「まだ10代でいらっしゃるのですが、すごくしっかりされていて、お芝居のオンオフもきちんとされていて尊敬しております」と伝えた。
そんな2人のことを「かわいいでしょう?」と記者たちに紹介した竹下は「子ども以上、孫未満。私たちの世代から見ると何をしていてもかわいいなと思いますけども、一歩現場に入ると誰よりも大人です。本当にオフの時間はずっと楽しく、2人で話しているところもかわいいんですよ。私たちも一緒におしゃべりをしているんですけれども、現場のフレッシュな雰囲気は2人が醸してくださっているので、私たちは感謝しています」とほほ笑んだ。

また、タイトルにちなんで「終活」についてトークや、現場でのエピソード、主題歌の「サンキュ.」の感想などをそれぞれが話をして、盛り上がった。最後に、3人がフォトセッションに応じ、合同取材会は終了した。

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