橋本将生&恒松祐里「ひと夏の共犯者」記者会見に登壇。橋本が未経験の“アイドルあるある”とは!?2025/09/28 07:00

テレ東系で10月3日に放送が始まるドラマ24「ひと夏の共犯者」(金曜深夜0:12)の記者会見が都内で行われ、主演の橋本将生(timelesz)とヒロイン役を務める恒松祐里が登壇した。
本作は、「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」に続く、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同制作した完全オリジナルWEB漫画が原作。大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)は、推しのアイドル・片桐澪との夢のような同居生活を送るうち、彼女の中にもう一つの人格「眞希」がいることに気が付く。その眞希にひかれるようになった巧巳は、彼女のために全てを捧げ“共犯者”となる道を選ぶ。“最愛の推し”を守るため、自分の手を汚しながらも墜ちていく男の逃避行ラブサスペンスが描かれていく。
会見前半は司会者による代表質問でのトークを中心に進行。ドラマ初出演にして初主演を務める橋本は、本作出演の話をマネジャーから聞かされた時のエピソードを「急に呼び出されたので怒られるかと思っていました。そうしたらドラマの話で…。まさか主演でやらせていただけるとは思っていなかったので、すごく恵まれていてありがたいなと思いました」と明かす。また、「より一層、“timeleszを背負って頑張ろう”と思いました」と、グループを背負って作品に挑むことを誓ったことを振り返る。

アイドルグループ・AMELのメンバー・MIOこと片桐澪に扮(ふん)する恒松は、彼女のもう一つの人格・眞希も演じるという2役に挑む。二重人格者を演じるのは今回が初で、「ワクワクする気持ちに怖さが入り混じった心境でした。見た目は同じ“私”なので、澪と眞希で大きな変化をつけることはできませんが、話し方や立ち居振る舞いで、きちんと分けて演じるように気を付けています」と、難役への意気込みを語った。
恒松が演じる澪はアイドルで、「アイドルは笑顔のまま歌うんですけど、1番を歌い終える頃に前歯と上唇がくっついてしまうんです」という苦労があると言うが、これはアイドルにはよく起こる現象なのだとか。「澪と同じグループのメンバーを演じる上原あまねちゃんは、元々アイドルの活動をしていたんですが、(歯と上唇がくっつくのは)“アイドルあるある”だと言っていました」と恒松が言うと、橋本は「すごく勉強になります!」と発言して、恒松は「?」という顔に。よくよく聞くと、橋本は歯と上唇がくっついたことがまだないそうだ。

続いてはドラマにちなんだお題の答えをフリップに書いて答える、「二つの顔チェック!~表と裏の私たち~」企画へ。第1問目は自分自身の二面性について。橋本は「見た目の雰囲気でクールだと言われることが多いんですが、実は人と話すことや楽しいことが大好き」と自分の二面性を分析。じゃんけん一つで盛り上がれるtimeleszの中でも「一番楽しんでるのは多分僕」だという自覚があるそうで、「小さなことでもすごく楽しめるのが、僕の二面性じゃないかな」と自己分析する。恒松は逆で、「活発そうだと言われますが、実は家から一歩も出ない日があるぐらいおうちが大好き。家で海外ドラマを見ながら編み物をしたり、アクセサリーを作ったりお料理をしたり、インドアな遊びが好きなんです」とのこと。
第2問目は共演者の意外な裏の顔について。橋本は「最初はクールな方かと思っていた」と恒松のイメージを持っていたと言うが、「すごく笑顔がすてきな方で、恒松さんがいると現場が明るくなるんです」と印象が変わったことを語る。続けて、「子どもっぽい部分もあるんですよ。現場にある扇風機の前で“あ〜”って声を出して、宇宙人みたいな声にして遊んでいたりとか(笑)」と恒松の素顔を暴露した。
恒松が挙げたのは、AMELのメンバーとして共演する永瀬莉子。メンバー同士、ニックネームで呼び合おうという話になり、それぞれ普段どう呼ばれているかを話した際、永瀬は「“リコピン”と呼ばれることが多い」と伝えたそう。それから永瀬のことを“リコピン”と呼ぶようになったそうだが、「あとになって“実はトマトが嫌いなんだよね”と言っていたんです。AMELでのメンバーカラーも赤なのに、トマトが嫌いな“リコピン”。意外な裏の顔だなと思いました(笑)」と、永瀬の秘密(!?)を明かして笑顔を見せた。

ほかにもこの企画では、冷静を装える巧巳と違い、自分自身は顔に出てしまうという橋本の“裏の顔”や、虫が苦手な澪と違って「私は虫を恐れません!」と断言する頼もしい恒松の“意外な一面”なども告白された。
続いては記者からの質問を受ける質疑応答コーナーへ。本作の物語は、推し・澪の恋愛スクープにショックを受けた巧巳が癒やしを求めて亡き祖父の田舎の家に向かうことから始まる。これにちなみ、癒やしを求めるならどこに誰と行ってみたいかという質問が。これに対し橋本は、「メンバーと旅行に行ったりしたいですね。バーベキューとか温泉とか、いろいろなことをしてみたいです」という願望を披露。
また、ドラマの主演が決まってメンバーからはどんな反応があったかという質問に「まず、『おめでとう』と言っていただきました」と答えた橋本。さらに菊池風磨から「『現場で台本を開かないように』というお言葉をいただきました」とアドバイスを受けたことを明かし、「まだ一度も開いていません!」と胸を張り、先輩の教えを守りながら初めての主演に臨んでいることを伝えた。
そして、話題はtimeleszが歌う主題歌「Limited Nights」にも及び、歌い出しのボーカルを担当した橋本は「すごく艶があって、ひと夏のはかなさや葛藤のようなものがイメージできる曲だと思います。ちょっと昔の歌謡ふうの曲調で、僕もすごく好きです。ぜひ、歌い出しを聞いていただきたいです」とアピール。これに対し恒松は「歌い出し部分、スタッフさんたちと『これ絶対、橋本さんの声だね』と言っていたんです。すごく印象的な歌い出しですし、サビは一回聴いただけで覚えてしまうようなすごくステキな曲です」と橋本の歌と楽曲そのもの、その両方を絶賛し、橋本はその言葉に感激していた。

初めてのドラマ会見とは思えない堂々とした受け答えを見せた橋本と、笑顔でさまざまなエピソードを語って会見の場を明るくしてくれた恒松。2人によるやりとりがドラマへの期待をふくらませてくれた会見、最後は主演・橋本による締めのあいさつが。
「僕たち一同、この作品に誠心誠意向き合っております。楽しくもどこかはかない、そんなひと夏を皆さんに届けたいと思っておりますので、放送まで楽しみにしていてください」と語る橋本の言葉には、作品に対する手応えと確かな自信を感じさせてくれた。
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