里見浩太朗、天童よしみが美空ひばりとの思い出を語る――「歌聖へのラブレター」2025/09/25 17:00

10月1日よりBS10スターチャンネルは「BS10プレミアム」へとリニューアルする。これまでの映画への思いはそのままに、音楽や邦画などのコンテンツが新たに加わり、よりプレミアムなチャンネルへと生まれ変わる。
そのBS10プレミアムの新たなスタートを彩る音楽新番組が10月4日から始まる「歌聖へのラブレター」だ。日本人の心に残る歌手の魅力を、知られざるエピソードやカバー曲などさまざまな角度からひもといていく音楽番組で、その記念すべき第1回を飾るのが、昭和が生んだ大スター「美空ひばり」。
「私しか知らない美空ひばり」と題して、ゲストには美空さんとゆかりのある、里見浩太朗と天童よしみが登場。「姉上」「こうべえ」と呼び合う仲だった里見と、小学2年生の時に美空さんの舞台に出演した天童が、どんな話を披露するのか。番組マンスリーMCの高橋みなみとともに、美空さんの歌の魅力に迫る。
番組の収録を終えた里見、天童、高橋が取材に応じた。
――収録を終えた感想は?
里見 「美空ひばりさんについていろいろと思い出を話して、またひばりさんの歌を歌わせていただき、本当に楽しい時間でした。(収録も)あっという間に終わってしまったような気がして。私の好きな『悲しい酒』を歌わせてもらいましたけど、ドキドキしながら歌いました。天童さんの優しいセリフも入りまして、楽しかったです」
天童 「ひばりさんの歌はすべて、昭和の時代を生き抜いてきた皆さんに寄り添った素晴らしい名曲なんだなと、あらためて感じました。また、とっても身近にひばりさんと過ごされた里見さんのエピソードを直接お聞きして、『あぁ、すごいな』と。本当にひばりさんのすべてがいとおしくて。すごい番組になっておりますので、ぜひ皆さんに見ていただきたい番組です」
高橋 「『歌聖へのラブレター』の初回にふさわしい番組だったなと思います。私は映像だったり、楽曲だったり、いろいろと聞かせていただいていて、美空ひばりさんのことは、もちろん知ってはいたんですけど、今日はゆかりのある方々の話を聞いて、美空ひばりさんがどんな人だったかを、ほんの少しかもしれませんが知れたと思いましたし、お会いしたかったなというのは、すごく思いました」

――お二人の歌唱はいかがでしたか?
高橋 「私のような若輩者が言うのもあれですけど、本当に素晴らしすぎました。最前列でお二人が歌う姿を見て、震えましたね」
里見 「いや、天童さんは歌い手としてお仕事で歌っていらっしゃいますけど、僕なんか、めったに歌わないですよ(笑)。それでもね、“姉上(美空さん)”の『悲しい酒』と『悲しい口笛』を歌わせていただいたけれど、心がカーッと燃えていますよ(笑)。どうやって歌ったらいいのか、すごく緊張しましたよ」
高橋 「お二人がそれぞれ歌われたのも本当にすてきだったんですけど、『悲しい酒』では里見さんが歌って、天童さんがセリフを言うシーンがあって…。あれはこの番組でしか見られないんじゃないかと思いました」
天童 「初めてです。セリフだけで、しかも横にいらっしゃるのが里見浩太朗さんですよ! 私がスーッと入っていくんですけど、すごく緊張しました、本当に」
里見 「ジーンときて、2コーラス目からうまく歌えました(笑)」

――最後に番組の見どころを教えてください。
里見 「歌謡曲ファン、歌を好きな方たちは絶対に見たいと思う番組になっています。今後も、本当に楽しい番組が作られると思いますよ」
天童 「この番組は、ひばりさんの裏側や名曲たち1曲1曲の意味を全部知ることができて、この歌を歌われる時はこういう気持ちで歌われていたんだとか、そういう奥深くまで知ることができる本当にすごい番組。ぜひ、皆さまにご覧いただきたいですね」
里見 「僕と美空ひばりさんとは長い付き合いがありましたが、こんなことを話したのは今日が初めてです」
高橋 「初回でゴールにたどり着いたような、すごく密度の濃い、時間を過ごさせていただきました。ひばりさんのことは知っているけれど、深く知れていないという世代の方にも見ていただきたいなと思いました。歌を知ることで、人を知ることにつながるんだなと感じましたし、当時のひばりさんを知っている方から聞くお話というのは、重厚感が違うなと。もっとひばりさんの回を長く放送したかったですね(笑)」
番組情報
「歌聖へのラブレター ~私しか知らない美空ひばり~」
BS10プレミアム
10月4日 午後7:00~(前編)
10月11日 午後7:00~(後編)
※BS10プレミアムのチャンネルガイドブックを無料送付中
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