木ドラ24「できても、できなくても」2025/12/12
番組情報
キャラクター紹介
- 桃生翠(宇垣美里)
建設会社勤務の32歳。交際歴7年の恋人と結婚するために受けたブライダルチェックで、不妊症だと分かり、恋人も職も失う。身も心もどん底の状態の中で、“普通”の幸せと比べてしまい、存在を否定されたように追い詰められる。 - 月留真央(山中柔太朗)
どこかミステリアスな雰囲気をまとった26歳。ナンパされて困っていた翠を助けたことで、彼女と出会う。酒に酔った翠を放っておけない優しい一面も。
出演者
宇垣美里/山中柔太朗 ほか
スタッフ・音楽
原作:「できても、できなくても」朝日奈ミカ(シーモアコミックス)/脚本:加藤綾子/脚本:松下沙彩/脚本:中西秋/監督:高橋名月/監督:富田未来/プロデューサー:吉川肇/プロデューサー:古林都子
エンディングテーマ:chilldspot「踊っていたいわ」
宇垣美里&山中柔太朗が共演! 不妊症の主人公が幸せを求めてもがく大人の恋物語

電子コミック配信サイト「コミックシーモア」とのドラマ制作プロジェクト第2弾として、“不妊症”という繊細な題材を丁寧かつ大胆に描く朝日奈ミカさんの同名コミックをドラマ化。ラジオパーソナリティーなど多方面で活躍する宇垣美里が、連続ドラマ単独初主演。自身が不妊症であることを知り、本当の幸せを見つけるためにもがき、奮闘する主人公・桃生翠を演じる。その翠と出会う“年下イケメン男子”月留真央役を演じるのは山中柔太朗(M!LK)。2人の出会いから始まる大人のラブストーリーが展開する中で、明日へ一歩、踏み出す希望が紡がれる。
記者会見情報

電子コミック配信サイト・コミックシーモアとのドラマ制作プロジェクト第2弾は、“不妊症”をテーマに描く朝日奈ミカさんによる同名電子漫画が原作。これを実写化した連続ドラマの記者会見に、主演・宇垣美里、共演の山中柔太朗(M!LK)、樋口日奈、上原佑太(ダウ90000)、渋谷謙人、古屋呂敏、水崎綾女が登壇した。冒頭では、キャストが本作の見どころを語り、続いてキャスト同士で発見した意外な一面というトピックへ。山中は「鶴嶋(乃愛)さんは占いができるそうで、タロットを使って、それぞれの今後の人生を占ってくれました」というエピソードを紹介。タイトルにちなんだ「最近できたこと、できなかったこと」を告白するコーナーで宇垣は「できたことは朝方の生活」と、夜型から脱却したことを明かした。サッカー好きの山中は、上原を指差し「サッカー友達ができました!」と満面の笑顔に。現場の楽しさ、明るさを感じさせてくれる会見となった。
「誰かのために我慢することも大きな強さ」を大切に演じました(宇垣美里/桃生翠)

「結婚をすること」、「子どもを産むこと」という意識の中に植え付けられた幸せと、そこからこぼれ落ちてしまった時の衝撃は、決して他人事のように読むことはできないなと受け止めながら原作や台本を読みました。一方で、私が演じる翠は長女なので、同じく妹がいる長女としてシンパシーを感じました。ただ、私はすぐ言葉にしてしまう方なので、そこは違うなと思いつつ(笑)。ただ、すぐに言葉にする強さももちろんあるとは思いますが、翠のように(感情を)グッと押しとどめる、誰かのために我慢することも大きな強さなんですよね。なので翠のそういった強さは大切に演じさせていただきました。加えて、働く女性でもある翠の、タフさやサバサバした部分も大切にしたいと思って役に向き合いました。
感情を出したいけれど出せない真央は、とてもむずがゆくて演じるのが難しかったです(山中柔太朗/月留真央)

原作を読ませていただき、難しいテーマのお話だと思いました。でも、シンプルにキュンキュンするところや面白い場面もたくさんあって、一気に読んでしまいました。僕が演じる真央は、ちょっとクールでミステリアスに見えますが、それは、意識的にそう見せようと思っているわけじゃない。過去が関係している不器用さから、無愛想に見えてしまうところがあるのかなと。なので、カッコつけようと思ってそうしているわけではないという彼の本心は意識したつもりです。感情を出したいけれど出せない、そういった部分はとてもむずがゆくて演じるのが難しかったですね。
強烈なキャラクターなのでとても悩みましたが、彼女の理解者でありたいと思いました(樋口日奈/滝沢美咲)

原作とドラマの脚本を読んで、「普通ってなんなんだろうな」、「当たり前のことってないんだな」と感じました。それぞれに価値観があって、生きてきた背景もみんな違う。だから、間違っている人はいないんだなと強く思います。私が演じた滝沢は、とにかく強烈なキャラクター。翠に対してすごく攻撃的なので、最初は、どうやって理解したらいいんだろう、なぜこういう言葉を使うんだろうと悩みました。でも、滝沢を掘れば掘るほど、知ろうとすればするほど、演じる私だけは彼女の唯一の理解者でありたいなと思うようになって。滝沢の価値観を信じて最後まで演じることを意識しました。
原作者の方の“松原愛”に負けないようにしないと覚悟して、現場に入りました(上原佑太/松原傑)

ドラマのレギュラーは初めてなので、非常にうれしい気持ちと“頑張らないと”という気持ちがありました。原作は、自分が演じる松原を中心に読ませていただいたんですが、めちゃくちゃいいやつだなという印象がありました。まず、水乃菜々ちゃん(鶴嶋乃愛)に対してすごく、いちず。それと、気の使い方が不器用で、空気の読み方も上手じゃないので、失礼なことを言ってしまったり。実は、撮影前から、監督さんやスタッフさんから、「原作の朝比奈先生は松原への愛がすごい」と聞いていまして。その愛に負けないようにしないといけないと覚悟して、現場に入りました。
マンガのキャラクターに血を通わせ、作品が持つ空気感を伝えられたらと思い演じました(渋谷謙人/日向井聡)

僕の役は特に、原作者の方の思いといったお話を聞いてはいないんですけど(笑)。ただ、マンガを原作にした実写ドラマには醍醐味(だいごみ)があると思っていて。人が演じることでマンガで描かれているキャラクターに血が通うことになるので、それぞれのキャラクターが持つ雰囲気が視聴者に伝わればいいなという気持ちがあるんです。幸運にも、現場はとても空気感がよかったので、うそをつかずに素直に演じられたらと思って、現場に参加させていただきました。
前作とは真逆の誰もが憧れるいい男役。役に負けないように向き合っています(古屋呂敏/広瀬高臣)

誰しもが持っている、自分を肯定したり否定したりという気持ちが描かれている作品です。ドラマに出てくる問題は、立場を置き換えてみると誰にでも当てはまるので、“今の自分でいいんだ”という勇気をもらえるんじゃないかなと思います。そんな作品に関われることは、役者としてすごく幸せなことです。僕が演じる広瀬は一級建築士。設計事務所を経営し、素晴らしいキャリアを持っている、誰もが憧れるようなかっこいい人物です。でも僕、7月クールの「レプリカ 元妻の復讐」(2025年/テレ東系)で、DV不倫男役を演じまして…。真逆のいい男役をいただけてうれしく思いました(笑)。そんな役に負けないように、真剣に向き合っていきたいなと思っています。
自分自身がずっと考えていたテーマのドラマなので、心を決めて演じたいと思いました(水崎綾女/桂川エリカ)

私は、作品のタイトルになっている“できても、できなくても”というテーマをずっと考えていて、30歳の時に卵子凍結をしました。女性って、25歳を過ぎた頃から、結婚するのか仕事をするのか、子どもを産むのかどうかという選択肢が増えてしまう。その時は子どもを欲しいと思わなくても、後になって欲しくなることもあるかもしれないし…と思って卵子凍結をしたんですが、パートナーと2人でいる幸せもあるんですよね。子どもを持ったら持ったで大変なこともあるでしょうし。そんなことを考えていた時期に今回のドラマのお話をいただいたので、心を決めて演じようと思いました。宇垣さんと2人のシーンが多いのですが、今回が初対面だったんです。私は「(相手の方と)仲良くなれるのかな」と不安になるタイプなのですが、宇垣さんとは親友役なので、セリフのない時にでも出したい空気感がある。なので初日に「敬語を使ったら罰金です」と、お互いに警護を使わないと約束をしました(笑)。おかげで、とても仲良く撮影させていただいています。
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