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「光一&シゲのSHOWマン!!」収録後トーク 堂本光一&加藤シゲアキが語る互いの印象2025/09/21 05:00

「光一&シゲのSHOWマン!!」収録後トーク 堂本光一&加藤シゲアキが語る互いの印象

 テレビ朝日系で、10月6日からスタートする堂本光一DOMOTO)と加藤シゲアキNEWS)がMCを務める新番組「光一&シゲのSHOWマン!!」(月曜午後11:15、一部地域を除く)の囲み取材が行われ、堂本と加藤が記者からの質問に答えた。

 堂本は、2000年初演の「MILLENNIUM SHOCK」を皮切りに、24年続いたミュージカル「SHOCK」シリーズで、舞台人としての鮮烈な才能を開花。05年からはタイトル・内容ともに一新した「Endless SHOCK」で作・構成・演出・主演をすべて担当し、ダイナミックな階段落ちやフライング、殺陣(たて)など、圧巻の演出で観客を魅了し続けた。24年に、2128回目の公演をもって、シリーズに幕を閉じたが、その功績は今も語り継がれている。

 一方、加藤はNEWSのメンバーとしてアイドル活動する傍ら、12年に「ピンクとグレー」(角川書店刊)で小説家デビュー。20年に出版した「オルタネート」(新潮社刊)では「第42回吉川英治文学新人賞」と「第8回高校生直木賞」を受賞。さらに、「オルタネート」と「なれのはて」(23年/講談社刊)では、「第170回直木賞」候補にも選ばれた。また、その表現力は年々厚みを増し、アイドル・俳優・小説家・劇作家・映画監督…と多ジャンルで活躍し続けている。

 本番組では、そんな堂本と加藤が“世界の知られざる舞台エンタメSHOW”を深掘り。VTRを鑑賞した2人が鋭いクリエーター目線も交えながら、さまざまなSHOWの魅力を徹底調査する。また、歌舞伎、2.5次元、現代演劇、最新ダンスパフォーマンスなど、一見難しそうに見える舞台芸術も、見方を知れば楽しめる“エンタメの神髄”として紹介。各ジャンルでその道を極めたゲストを迎え、スタジオでその奥深さに迫る。

 初回収録を終えた2人が取材陣の前に登場し、互いの印象や、エンターテインメントへの思いを語った。

「光一&シゲのSHOWマン!!」収録後トーク 堂本光一&加藤シゲアキが語る互いの印象

――初回の収録を終えてのお互いの印象を教えてください。

堂本 「黙っていてもすっと入ってきてくれるので、楽です。シゲはフォローもしてくれるし、突っ込んでもくれるし、すごく楽しく収録できたなと」

加藤 「光一くんは先輩なので少し気負うところもあったのですが、実際に始まってみて、楽しくやらせてもらったので、先輩の懐の広さに感動しております」

――具体的に懐が深いなって感じた瞬間はありますか。

加藤 「……(天井を仰ぎ熟考)」

堂本 「ないんかい!」

加藤 「こういうところです。ちゃんと突っ込んでくださるところが懐が広いです」

――今後の展望などは見えてきましたか?

堂本 「番組に関わってくださる人がすごく多いんですよ。力を入れてくださっているのを感じました。番組の内容は、スタッフの皆さんがエンタメをより楽しんでいただけるものを届けようと“力”を入れて番組を作ってくださってると思うんです。今回、収録始めてみて、“抜け”を作ることができた部分も今日あったんじゃないかなって。力と抜けのバランスがこれからどう出来上がっていくのか、これからだとは思うんですけど。そこも、良さにつなげていければ。でも、何より、エンタメは、入りづらいものもあると思うんです。ミュージカルも、劇場まで足を運ばないといけなかったり、チケットが高かったり。でもよく共演者と話すのは、もっと幅広くたくさんの方にご覧いただきたいよねって。『こんな世界もあるんだな』と、知っていただけるきっかけになればいいなと思ってます」

加藤 「エンタメになかなか触れる機会がない方もいるかもしれないし、興味を持っていても、1歩を踏み出せない方もいると思うんです。この番組を楽しく作ることができれば、参加してみようと思ってもらえるんじゃないかなと。広い方々に楽しんでもらえるような番組作りを目指したいなと思いますし、光一くんがおっしゃったように、人数が多いという意味では、『テレ朝の社運が見えてきたな』と。非常に期待値が高いので、頑張らないと(笑)」

――ゲストとして呼んでみたい人がいたら教えてください。

加藤 「番組が決まって最初に『ゲストに呼んで』と言ってきた人がいて、勝地涼なんですけど。僕の親友かつ、光一くんと(堂本)剛くんのファンでもあるので、いつでもスケジュール空けときますって連絡が来ました(笑)」

堂本 「エンタメと言ってもすごく幅広くて、第一線で活躍されている素晴らしい方はたくさんいらっしゃるので、そんな方とお会いできる貴重な機会を楽しみにしています」

加藤 「光一くんがゲストの回も見たいですよ!!」

――お互いのエンターテインメントの魅力をどう感じているか教えてください!

堂本 「執筆なんて自分は絶対できないし、話していてもそうですけど、シゲは頭いいんだろうなって。ちゃんとしているなって、いつも思います」

加藤 「僕は事務所に入った時から光一くんの背中を見て育ったと言っても過言ではないので。そして、ミュージカル『SHOCK』を長く続けてきたから見えるものもありますし、ご自身でもいろんなプロデュースをされてるのを見てきて、本当に視野の広さを持っていて、それぞれの分野で長けているなと。しかも、プロデュースだけでなく、自分で真ん中に立つというのは、誰でもできることではないので、もう語り尽くせぬ魅力がございます。光一くんの変わらなさと、第一線で活躍し続けてることが全てを物語っているなと思います。あと、光一くんが出されているエンターテインメントの本も読ませていただいたんですけど」

堂本 「マジで!?」

加藤 「いろんなことに対するもの作りのこだわりも非常にすごくて、突き詰めることは誰にでもできることじゃないので。僕自身もNEWSでライブを作ることもありますけど、光一くんは熱意を最後まで突き通すっていう情熱が本当にすごいなと思います」

堂本 「この真面目さですよね。本も読んでくれたっていうところもそうだし、仕事に対する向き合い方というか。それがきっとNEWSにおける活動においても、シゲというキャラクター自体がその目に飛び込んでくるそのイメージというか、それがそのまま画面に表れてるなって思いますけどね」

――最後に、エンターテインメントに精通しているお二人から番組の見どころを教えてください!

堂本 「うそをつかず番組作りができていくといいなと思ってまして。僕たちもステージに立つ人間としてやってきたわけですから、やったことがあるものもあると思うんです。それを、『すごいですね』っていうようなうそはつきたくないなと思っていて。ゲストがいらっしゃるのであれば、一緒になって裏話などができれば、話題も展開していくんじゃないかな。でも、全然知らない世界も絶対にあると思いますので、そういうところは本当に視聴者の方と同じように純粋に楽しませてもらいたいな、勉強させてもらいたいなと思ってます」

加藤 「遊び心とか、子どもの時の気持ちみたいなワクワクとかドキドキがエンターテインメントの根幹だと思うんです。僕自身も、執筆活動をしていると、高尚なものになってくようなイメージがあると思うのですが、そうではなく、童心に帰って視聴者と一緒になって楽しんでいきたいなと思います。僕が知っていることがあれば、惜しみなくいろんな魅力を語っていきたいです」

堂本 「敷居がなくなるといいよね!」

――ありがとうございました

「光一&シゲのSHOWマン!!」収録後トーク 堂本光一&加藤シゲアキが語る互いの印象

 本番組では、来春に東京・有明で開業予定の「東京ドリームパーク(TDP)」との連動も視野に入れ、番組の枠を超えた新たなエンタメ体験の提供も予定している。



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