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沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎が「ザ・ロイヤルファミリー」参戦! 佐藤浩市の宿敵&家族役2025/08/25 08:00

沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎が「ザ・ロイヤルファミリー」参戦! 佐藤浩市の宿敵&家族役

 沢村一樹黒木瞳小泉孝太郎が、TBS系で10月にスタートする連続ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

 妻夫木聡が主演を務める本作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真の小説「ザ・ロイヤルファミリー」(新潮文庫刊)が原作。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリー。

 大手税理士法人に勤める税理士の主人公・栗須栄治を妻夫木、豪快で人間味あふれる馬主・山王耕造を佐藤浩市、栗須の元恋人で競走馬の生産牧場を営む野崎加奈子を松本若菜が決定している。

 沢村が演じるのは、山王耕造の宿命のライバル・椎名善弘。耕造と同業の人材派遣会社の最大手「株式会社ソリュー」のCEOで、日本の競馬界有数の馬主の一人。普段から無表情で、レースに勝っても常に冷静、的確に馬の能力や資質を見抜くことができる見識を持つ人物である。佐藤演じる耕造の宿命のライバルとして、2人がどのように対立していくのかも見どころだ。

 黒木が担うのは、耕造の妻・山王京子。京子は神経質で疑い深く、耕造が没頭している競馬を毛嫌いしている。耕造に馬主を辞めさせようと、栗須や息子の優太郎を巻き込み、あることをたくらんでいる。競馬にのめり込んだ時期もあったという黒木が、自身とは真逆の“競馬嫌い”という役どころをどのように演じるのか期待が高まる。

 そして、小泉が演じるのは、山王家の長男で、耕造が社長を務める株式会社ロイヤルヒューマンの後継者候補である山王優太郎。ロイヤルヒューマン社部長の優太郎は、仕事にアグレッシブに取り組んではいるが、競馬事業部まで作る耕造を放漫経営であると非難しており、父のような経営者にはならないという強い思いのもと、利益を出すことを最優先に考えている。耕造との親子としての関係性、そして社長と部長としての関係性や思惑にも注目したい。

 沢村は、「日曜劇場に参加させていただく責任と喜びをかみ締めています。素晴らしいスタッフ、キャストと共に、早見和真先生原作の壮大な物語を皆さまの元にお届けする一員となれたことに感謝しています。正直、私個人は競馬の世界にはそれ程深いなじみはありませんが『競走馬の世界』は驚くほどロマンにあふれていることを知りました」と競馬世界への新たな発見を語る。

 続けて、「スポーツやビジネスと同じく、勝つためのセオリーは複雑です。緻密なデータによって勝利を手にする者、仲間とのチームワークで勝利を引き寄せる者。『ザ・ロイヤルファミリー』は、周りにいる家族や恋人や仲間たちと、『温かい思いを育んでいきたい!』そう思わせてくれる、家族そろって楽しんでいただけるドラマだと思います」と作品の魅力をアピールした。

 黒木は、「馬も競馬も大好きな私としては、待ってました! のドラマです。GⅠレース優勝を夢見る夫を持つ妻のお役ですが、夫を支えるどころか冷ややかに見守っていく姿に哀愁さえ感じました。競走馬をとり巻く人間ドラマであり、夢と希望を未来へと継承していく壮大なドラマに参加させていただけることをとても光栄に思っております」と役への思いを伝える。

 そして、「出演者としても、視聴者としても、大変楽しみなロイヤルファミリーです。『Boys,be ambitious like this old man』この老人のごとく、少年よ、大志を抱け! というクラーク博士の言葉を思い出してしまうような物語でもあります。皆さまどうぞお楽しみくださいませ」と作品への期待を示した。

 小泉は、「台本に『人馬一体』という言葉が出てくるのですが、すごくいい言葉だなと思いました。競馬が好きな方はもちろんですが全く競馬をされない方でも、ヒューマンとロマンが重なり合ったすてきな作品としてご覧いただけると思いますし、そんな作品に出させてもらえることに非常に喜びを感じています」と作品の普遍性を強調。

 また、「佐藤浩市さんの息子役なので緊張しますが、『ザ・ロイヤルファミリー』の世界観をすてきな親子像として描けるのではないかと思っています。また、妻夫木さんとも久しぶりに再会でき、若い頃とはまた違った思いで臨め、喜びはひとしおです。日曜劇場ならではのエネルギーや、人の純粋な思いが詰まったヒューマンドラマですので、ぜひご覧いただき温かい気持ちになっていただけるとうれしいです」と、共演への喜びと作品への思いを語っている。



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