中島歩&草川拓弥W主演! 理容室が舞台の異色バディドラマ「俺たちバッドバーバーズ」1月始動2025/08/22 17:00

テレ東系で、2026年1月に、中島歩&草川拓弥(超特急)がダブル主演を務めるドラマ25「俺たちバッドバーバーズ」(金曜深夜0:42、開始日未定)の放送が決定した。
阪元裕吾氏が脚本・監督を務め、テレビ東京とタッグを組んで制作される本作は、「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」に続く2度目のオリジナル連続ドラマ。舞台は“理容室”で、新感覚のアクションコメディーとして世に送り出される。
物語の舞台は、田舎町にひっそりとたたずむレトロな雰囲気の「月白理容室」。一見すると普通の理容室だが、店主・月白司には裏の顔がある──。それは、表の社会では解決できないトラブルを、依頼人に代わって“力”で解決する裏用師(リヨウシ)というもう一つの顔。彼の仕事は、300万円で依頼人の乱れた人生を整え、髪を切ることなのだ。
この月白理容室にひょんなことから住み込みで働くことになるのが、元美容師の日暮歩。月白と日暮は、絶えずけんかをしながらも一緒にご飯を食べ、生活を共にし、不器用ながらも様々な依頼を引き受けていく。
日暮を演じるのは中島。情けなく無力だが、情に熱い元美容師の日暮を「言いたいことも言えないこんな世の中には珍しい、思ったことが全部行動と言葉になっちまう単純で気持ちのいい男です」と評し、「日暮を演じながらどんどん解放されていく自分がいます」と演じながら影響を受けている様子。そして「ご覧になる方にも解放感を与えられたらいいなと思いますが」と希望を語りつつも「まあどう思うかは自由です」と視聴者の受け取り方に委ねる姿勢で作品に取り組んでいる。
中島は本作で連ドラ初主演を果たす。「ついにこの時が来たと思いました。新宿武蔵野館界隈の映画人に優しく手を差し伸べてくれるテレ東の深夜枠。初めてのテレビドラマ出演もテレ東の深夜でした」と振り返りつつ「いつかここで主演を、と夢見るのは自然なことで、それが最高の形でかなって本当に僕は幸せ者です」と喜びをかみしめる。さらに、「台本は子どもの頃に読みまくった漫画のように、熱く、自由な遊び心に満ちたものでした。それを生身の人間が、しかも四十の背中が見えてきたおっさんが演じることに不安もありました。しかしフタを開ければ最高に楽しく、子どもの頃、新しい遊びを発明した時みたいな高揚感に満ちた撮影の日々です」と続け、充実した日々を送っていることを伝える。
アクションが見どころとなる本作の撮影は「現在撮影は中盤に差し掛かったところですが、身体がボロボロです。思ってたより早くボロボロです」と撮影のハードさをうかがわせるも、「日に日に愛着が増す素晴らしい撮影チームで、みんなに喜んでもらうために踏ん張っています。決して楽な撮影ではありませんが、どこよりも自由で創造的な撮影ができるよう頑張ります」と前向きな姿勢を見せる。というのも、「これほど自由奔放で遊び心に満ちたドラマを僕は知りません」と言い切れる作品だから。「そのなんて言うか波動? みたいのが皆さんにブワーッて伝わってイェーイみたいになると思うので、絶対見てくれよな!」というテンションの高さが中島の“作品愛”を物語っている。
もう一人の主演・草川が演じるのは、月白理容室の店主・月白。冷徹で人の心を持たずけんかに強いが、意外な一面も持っているという役柄を「かなり深いキャラクターだなと思います」と分析する。「人と触れ合うのが苦手で、変なこだわりが強く、癖も強ければ戦闘も強い」とも言い、「めちゃくちゃだけど面白いです月白さん! 中島さん演じる日暮との凸凹コンビもお楽しみに!」と本作の見どころの一つである2人のコンビネーションをアピールする。
さらに「『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』で演じた夏目敬に引けを取らない新たな世界観をお楽しみに」と、阪元監督と共に作った話題作を超える作品であると予告。というのも、「今回の作品も阪元ワールドがさく裂していて、喜怒哀楽、さまざまな感情が振り切っております。読破した時の高揚感はすさまじかったです」と、その作品力に舌を巻いているからだ。そして、「タイトなスケジュールの中、芝居部分とアクションもやらせていただくので体調管理に気を付けよう! が目標ですね」と、気合を入れて本作に臨んでいることも明かした。
草川が“阪元ワールド”と絶賛する世界観を放つ阪元監督は「中島歩さんと草川拓弥さんでバディものを撮りませんか、と『ベイビーわるきゅーれエブリデイ!』の加瀬プロデューサーから言われ、そんな魅力的な話はないと即座にオノ・マサユキに連絡。長い付き合いになりますが、初めて本格的に2人で脚本を書きました」と本作が始動した時のエピソードを語る。さらに、「中島さん演じる日暮歩、草川さん演じる月白司、まさに太陽と月のような存在の2人が繰り出すドタバタコメディーと社会正義を貫く物語は、きっと皆さんの心に届くはずだと確信しております!」と自信を見せ、「撮影初日から台風の中アクションを撮ったかと思えば次の日は36度の酷暑。自然やいろいろな障壁が僕たちを襲いますが、ジャンルムービーを愛するものとして最後までチームで走り抜きたいと思います! 応援のほど、よろしくお願いします!」と気合のこもったメッセージを寄せた。
加瀬未奈プロデューサーも、「中島歩さんが演じる“情けなかっこいいアラフォー”の姿は、大人たちを笑いの世界へどっぷり引きずり込む唯一無二の存在です。そして草川拓弥さんの、スマートで洗練された立ち居振る舞いの奥に潜む狂気には、幾度となく笑わされてきました」とダブル主演の2人に絶大な信頼を送る。そして、「阪元監督の描く、不器用でバカバカしくて、それでいて真っすぐでいとおしいキャラクターと世界観。そこに、清々しいほど遊び心に振り切ったキャスト・スタッフが全力で乗っかり、“俺たち私たちなりのバッドバーバーズ”を作り上げています」と、本作のコンセプトに全員が全力で向き合っていることを報告。
理容師として依頼人の人生の再出発を見送る“静”の描写と、裏用師としてアクションで魅せる“動”の描写が組み合わさった新感覚の作風は、新たな旋風を巻き起こしそうだ。
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