“LEO”山田涼介がプロゲームチーム電撃加入！ Hey! Say! JUMPの面々も加入をお祝い2025/08/20 22:00
「ゲーマーをかっこよく魅せる」ことをテーマに、esportsの発展を目指し活動を行っているプロゲームチーム「Crazy Raccoon」に、山田涼介（Hey! Say! JUMP）が「LEO」として加入することが決定。8月20日に東京ドームで行われた「CR FES 2025」にてサプライズ発表、加入発表記者会見が開催された。
アイドル、そして俳優として第一線で活躍しながら、ゲーム好きとしても知られていた山田は、2021年にYouTubeゲームチャンネル「LEOの遊び場」を開設。開設以降、「Apex Legends」を中心に定期的に実況配信を行い、今年の5月にはチャンネル登録者数が100万人を突破した。
このたび、そんな山田が「第9回 Crazy Raccoon Cup Apex Legends」に出場するなど、かねてより親交を深めてきたCrazy Raccoonが新設する「STAR部門」に電撃加入した。その経緯について、山田は「かねてより、Crazy Raccoonのオーナーであるおじじとはすごく仲良くさせていただいてまして。2年前ぐらいに一緒におじじとゲームをしていた時に、『涼ちゃんがCRに入ったら面白くない？』というひと言を言われたのをきっかけに僕も真剣に考えるようになりました」とおじじ氏との軌跡を振り返る。
「LEOの遊び場」はなんと自身1人で運営しているそうで、「何か機材トラブルがあっても、生配信中であっても自分で対応しなければいけない。動画の編集も自分でスタッフの方に依頼するなど、全てを自分1人で対応しているんです。でも僕、実はアイドルや俳優もやっていまして（笑）、1人でいろいろやろうと思うと限界があり…。もちろん始めたからにはお仕事としてしっかりやっていきたい、と思ってやってきたのですが、Crazy Raccoonの皆さまが日頃からそんな僕のことをバックアップしてくださって。これが恩返しになるかは分かりませんが、僕が所属することで互いに支え合い、よりゲームのことを皆さまに知っていただけたらいいなと思い、事務所に相談し承諾を得て、2年間かけて実現したという形です」と感謝を交えつつ真摯（しんし）に語る。
続けて「生配信を始めた頃はスタートのタイミングを決めてやっていたのですが、今はもう勝手に始めて、時にはボケーっとしている顔が写っていたりするミスも（笑）。でも、僕のリスナーである“れおらー”（ファンの名称）の皆さんはそういう姿も楽しんでくださって。温かい環境の中で自分のペースで配信ができているのと、たくさんの方に支えていただいているおかげで運営できている」と“れおらー”へ愛も伝えた。
「Apex Legends」の魅力にも言及し、「僕がFPSに魅了されたのがこの『Apex Legends』というゲームなのですが、3人1組、20チームの中でチャンピオンを決めるというもの。これだけ聞けばシンプルで簡単なゲームなのかなと思われるかもしれませんが、世界中のオンラインプレーヤーと戦わねばならず、中にはプロゲーマーの方もいらっしゃる。いつ自分が負けてもおかしくない、というヒリヒリ感がたまらなく僕は好きなんです。1日でも触らない日があると腕が落ちてしまうので、自分磨きを大切に、どんなに忙しい時でも1回はプレーするようにしています」と告白した。
これまで大会出場にあたっての練習時に「年下のコーチに怒られた」というエピソードも披露しつつ、「努力した分だけプレーに影響が出るので。僕はゲームに対してあまり努力という感覚はなく、好きだからやっているだけなのですが、やればやるだけ強くなれる、その瞬間を生きている感じがすごく好き。何の仕事に対してもそうですが、基本ベースに負けず嫌いというのがあり、やるからにはとことんやるという性格なので、ゲームにも向いているのかなと思います」と自己分析した。
なお、アイドルや俳優としても多忙な日々を送る山田だが、ゲームの時間はどのように作っているのか…。山田は「寝る時間かゲームかと言ったらゲームが大切な人間なので。基本的には寝る時間を削りながらゲームをやっていますね。もちろんお仕事に影響が出ないように、調整しながらの範囲ではありますが」と笑い、地方ツアー中などはノートパソコンをホテルに持ち込んでプレーしているという。「僕、われながらこのお仕事に向いていると思うのですが、ショートスリーバーで3～4時間寝られれば全然元気に働けるんです。親に感謝ですね」と胸を張った。
今後ゲームの大会を主催するのはどうかと問われると、前向きな姿勢を見せた山田。「うちのメンバーの知念（侑李）もゲームが好きなので、ぜひ呼んでボコボコにしたいと思います」と宣言しつつ、「知念とは休みの日に20時間ぐらい一緒にゲームをしていたことがあって。1日寝ずに、お互い出前のピンポンが聞こえたぐらい（笑）。メンバーにこういうやつがいてくれて良かったなって感謝しています」と愛を浮かべる。
今回の加入はすでにメンバーに報告済みとのことで、「グループLINEで報告させてもらったのですが、みんな『頑張ってね』という反応をくれました。ただ、髙木（雄也）からは『僕はどれぐらいゲームを頑張ったらそこに入れるのかな？』という返信が来て、『無理だよ』と（笑）。『好きなゲームを1万時間ぐらいやったら強くなれるかもね』なんていう話をしました。みんなそれぞれ喜んでくれましたし、応援してくれています」とほほ笑んだ。
そんな話題からも分かるように、山田がメンバーを大切に思っているのが随所から伝わってくる。「加入にあたり、ゲームの配信頻度が今後増えるということか」と記者から質問が飛ぶと、それに対しても「こちらの勝手な都合で申し訳ないのですが、裏番組というのがありまして。メンバーがドラマや番組に出ている時に僕がのんきに配信していられないので、常日頃からスケジュールとにらめっこして、“今日は誰が何に出ているからこの時間はできないな”とか、全部管理しているんです。なので、これから配信頻度が増えるかどうかと言われるとちょっと難しいかなと思うのですが、できる範囲で今後も運営していけたら」と答え、前を見据えた。
なお、プロゲーマーとアイドルで“二刀流”になるかと思いきや、「それで言うと俳優もありますし、ソロ活動もありますので。三刀流なのか、四刀流なのか…“すごい人”と書いていただけたら」とニヤリ。「全然別のものなので比べることはできなくて。それこそ東京ドームでコンサートをやっている時は、本当にきれいごとではなく、一人一人の笑顔を見ていると“この仕事をやっていて良かったな”と思えるんです。対して、ゲームをやっている時はアイドルとしては絶対に使わない汚い言葉を言うこともありますが（笑）、それも受け入れた上で楽しんでいただけている環境が好きで、どちらも楽しいので」と、それぞれに対する熱い思いを語った。
最後は、所属にあたってLEOの新イラストもアピール。「僕、爬虫（はちゅう）類を家で17匹ほど飼っているんです。多いですよね（笑）。それもあり、ヤモリを絶対に入れてほしいということで、肩に乗せてもらったのが一番のポイントかなと思います。加えて、元々のイラストのイメージをあまり崩さないようにと言いますか、イメージが変わらないように描いてくださいと。すてきなイラストで、僕は大満足です」と。「これからたくさんの活動を通じて皆さまに笑顔をお届けしたいなと思っていますので、ゲーマーとして、LEOとしての山田涼介もぜひ応援していただけたら」とメッセージを贈り、会見を締めくくった。
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