夜ドラ「いつか、無重力の宙で」2025/09/05
番組情報
あらすじ(第1週 9月8日~9月11日放送)

大阪の広告代理店に勤める30歳の飛鳥(木竜麻生)は、「じゃあ、私やっときます」と目の前の仕事を拾っては、忙殺される日々を送っている。そんな中、飛鳥の前に突然、高校時代の友人・ひかり(森田望智)が現れた。高校生当時、ひかりと共に天文部を立ち上げた飛鳥は、「一緒に宇宙に行く」と約束していたことを思い出す。一方、13年ぶりに再会したひかりは、大人になってからも宇宙飛行士になることを目指していたが…。
キャラクター紹介
- 望月飛鳥(木竜麻生)
大阪の広告代理店に勤める30歳。社内では優秀な社員として評価され、若手からも憧れの存在。一見完璧なキャリアウーマンだが、日々の忙しさに埋もれ、自分の気持ちや夢を見失いつつある。高校時代は宇宙が大好きで天文部に所属していたが、社会人になってからはすっかり過去のものに。そんな彼女が13年ぶりに再会したひかりとの出会いをきっかけに、忘れていた宇宙への思いがよみがえりはじめる。 - 日比野ひかり(森田望智)
飛鳥の高校時代の同級生で、元天文部仲間。いつも明るくて前向き、周りを照らす“太陽”のような存在。自分の「好き」を探求し、周りの空気や世間の常識に惑わされず、わが道を突き進むパワフルさがある。高校時代からずっと宇宙飛行士を夢見て努力してきたが、あることがきっかけで断念。飛鳥たちに会うために13年ぶりに姿を現し、再び「宇宙を目指す」ことに挑もうとする。 - 水原周(片山友希)
食品メーカーの営業職。自由奔放で愛嬌(あいきょう)があり、甘え上手。おしゃべりでコミュニケーション能力が高い人と思われがちだが、実は繊細で傷つきやすく、不安の裏返しから時にあまのじゃくになってしまう一面がある。唯一素のままの姿でいられるのが天文部で過ごす時間だった。夢や目標がはっきりある方ではなく、恋人や友人たちの夢を応援することが自分の役割だと感じている。 - 木内晴子(伊藤万理華)
地元の市役所勤め。無愛想だが、根は優しい。細かいことによく気が付く。真面目で堅実な合理主義だが、好きなものには熱くなり過ぎてしまうことも。学生時代は宇宙建築に興味を示していたが、大学生の時に妊娠し、現在は小学生の息子を持つシングルマザーに。息子が将来好きなことを真っすぐ追いかけられるよう今は息子の教育に力を入れている。
出演者
木竜麻生/森田望智/片山友希/伊藤万理華 ほか
スタッフ・音楽
脚本:武田雄樹 /演出:佐藤玲衣/演出:盆子原誠/演出:押田友太 /制作統括:福岡利武 /プロデューサー:南野彩子
木竜麻生が挑む2度目の青春物語! 4人の30代女子が再び夢を追う感動作

高校時代に「一緒に宇宙へ行こう」と誓い合った天文部の仲間たち。大人になった今、それぞれの日常に埋もれていた「夢」と「友情」が、13年ぶりの再会をきっかけに再び動き出す。“宇宙”という非日常をきっかけに、夢を手放した30代女性たちが再び心を震わせる、再起動の青春群像劇。主演・木竜麻生に加え、森田望智、片山友希、伊藤万理華が出演。木竜演じる心を閉ざし始めた飛鳥と、森田演じる夢に向かって突き進んだひかり。対照的な二人の再会が、止まっていた時間を静かに動かしていく。「夢を語ることすら難しい大人」に向けた、静かで力強いエールを込めた感動作。
記者会見情報

NHK総合の夜ドラ「いつか、無重力の宙(そら)で」の試写会見が行われ、主演の木竜麻生と共演の森田望智が登壇した。木竜は演じた飛鳥を「“ルーズボールを愚直に拾い続ける人”」と分析し、「小さなことも見過ごさず拾う真っすぐさを大切に演じた」と語った。一方の森田は、宇宙飛行士・米田あゆさんのドキュメンタリーを参考に役作りをしたと明かし、「ひかりは“みんなを照らす存在”。自分の道を切り開く力を持つ子」とコメント。また、初共演となる2人は、「お互いに持っていないものを補い合える存在」と口をそろえ、「現場では『足して2で割ったら最強だね』ってよく話していました」と笑い合った。大阪ロケでは天文部4人で火鍋を楽しみ、木竜は「クセ強めのお店で、誕生日も祝ってもらえた」とにっこり。「二度目の青春」について森田は「今も毎日青春しているかも」、木竜は「アンテナが動いたら素直に挑戦していいと教えてもらえた」と振り返った。
飛鳥役を通して“今からでも遅くない”とも思えるようになりました(木竜麻生/望月飛鳥)

飛鳥は、誰も拾わない“ルーズボール”を愚直に拾い続ける人。小さなことも見過ごさず、自分にできることをやりきる真っすぐさを大切に演じました。私自身も、みんなが話しやすい雰囲気をつくるために場の空気を意識しているので、そこは飛鳥と重なる部分です。飛鳥を演じていると、“できるようになっている自分”に気付く瞬間が多くあります。うれしいはずなのに、同じくらい何かを失っている気がする。その感覚は、私自身のお芝居にも重なります。仕事が好きで続けてきたけれど、始めた頃の自分と比べることもあって…。この作品に出合えたことで、新しく気付けたことや変化した部分がたくさんありました。高校時代のキラキラした時間はもちろん魅力的だけど、“今からでも遅くない”とも思えるようになりました。自分のアンテナが動いたら、動いていいし、“好き”って言っていいし、手を伸ばしてもいい。そう気付けたのは、飛鳥を通して得られた大きな学びです。大阪撮影時の思い出は、天文部4人での火鍋。おしゃれな店ではなくクセ強めのお店で(笑)、たくさん食べました。ちょうど誕生日が近かったので、みんなにお祝いしてもらえたのもうれしかったです。
麻生ちゃんと「2人を足して2で割ったら最強だね」とよく話していました(森田望智/日比野ひかり)

台本に“太陽のような人”と書かれていたので、ひかりはきっと周囲を照らす存在なんだろうなと思いました。宇宙飛行士・米田あゆさんのドキュメンタリーで、「自分の道を正しくするのは自分」という言葉に出会い、その強さがひかりと重なると感じました。私自身、好きなことを仕事にできているのは幸せですが、“好き”だけではいられない瞬間もあります。頑張らなきゃいけない時もあるし、純粋に楽しむことが難しい時もある。でも、このドラマのひかりや飛鳥を見ていると、“ただ好きだからやる”というエネルギーに胸を打たれました。趣味がない私には、純粋に夢を追う姿がとてもまぶしかったです。麻生ちゃんとは“補い合える存在”。「2人を足して2で割ったら最強だね」ってよく話していました。私はつい自分視点で考えてしまうので、麻生ちゃんに相談するとすぐ具体的なアイデアをくれて、“これならできる”って思えるんです。現場では本当に助けられました。この作品を通して、“自分の好き”に素直であっていいんだと改めて思えました。日常の小さな選択でも、“自分で決めている”と意識できると、それだけで毎日が青春になる気がします。
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