秋冬編も放送決定! 栗山千明が語る「晩酌の流儀4」の見どころと料理の魅力2025/07/18

2021年にシーズン1がスタートし、シリーズ4年目に突入したテレ東系のグルメドラマ「晩酌の流儀」。今年はなんと、「夏編」と「秋冬編」を2クールにわたって放送することが決定しており、現在「晩酌の流儀4 ~夏編~」(金曜深夜0:42)を放送中。
この人気シリーズで主人公・美幸を演じている栗山千明さんは「晩酌が大好き」だそうで、美幸役は「美幸が私で私が美幸」と自他共に認めるハマリ役となっている。そんな栗山さんに、本シリーズへの思い入れや撮影エピソード、本作に関わってから変わった自身の“晩酌の流儀”などを聞いた。ドラマを見れば、“2025年夏の晩酌スタイル”がより充実したものになること請け合いだ!
──「晩酌の流儀4」放送前に開催された記者会見で、栗山さんは「美幸が私で私が美幸。どっちが先か分からない」と発言されていましたが、お酒をたしなむようになったきっかけは?
「子どもの頃から大人の方と接することが多かったので、お酒を飲む姿に憧れがあったんです。その頃からいわゆる居酒屋メニューが好きで、親と一緒に塩辛などを食べていたんですね。『酒飲みになるよ』と言われていて…その通りになりました(笑)。実際に飲める年齢になってみると、ご飯とお酒の相性の良さに気付いて。ただ、それだけではなく、お酒があることで周りの人たちとのコミュニケーションが取りやすくなったのもお酒にハマった理由の一つです。こう見えて結構な人見知りだったので。お酒を飲んで気持ちがラフになると人と話しやすくなるんですよね」

──美幸同様、自宅での一人飲みも楽しんでいるとか。
「はい。20代後半ぐらいからですね、一人で飲みながらほっとする時間もいいなって思うようになったのは」
──晩酌歴は長いかと思いますが、「晩酌の流儀」の撮影を通してグラスは必ず冷やすようになったと会見で話されていましたね。
「そうですね。それが、このドラマをやって一番大きく変わったことです。ほかにも、会見でおかやまはじめさんがおっしゃっていたように、今まであまり気にしていなかった料理のビジュアルに気を配るようになりました。自分一人の晩酌のためにわざわざテーブルセッティングをすることがあまりなかったのですが、今では箸置きを用意したり…凪ちゃん(辻凪子)が言っていたように自宅のお皿が増えたり。料理したフライパンのままつまんでしまうこともありましたが(苦笑)、ちゃんとお皿に盛って、見た目も楽しみながら食事をする魅力に気付きました」
──SNSなどに自分流の“晩酌の流儀”を発信して楽しむ視聴者もいるそうですね。
「皆さん食べることが好きなんですよね(笑)。美幸は、一人でご飯を作って家で飲みながら食べることを楽しんでいる人ですが、実は視聴者の皆さんとつながっているんだなって。皆さんと一緒にご飯を食べているような感じがどんどん出てきて、それがちょっとうれしいです(笑)」

──シリーズスタート時のエピソードも聞かせてください。美幸役のオファーがあった時はどう感じましたか?
「私が晩酌好きなのをなぜ知っているんだろうと思いました(笑)。そして、役柄もお話自体も本当に私にぴったりだなと自分で思ってしまったくらい、運命を感じました。でも、実際に撮影すると大変なこともいろいろあったんですよね。先ほど、自分一人の晩酌だと細かいことを気にしていなかったと言いましたが、お芝居をする上でも、料理を箸で持ち上げて撮影する箸上げやお酒の注ぎ方など、今までのお芝居ではあまり考えたことがなかった所作を気にするようになったんです」
――晩酌ならではの所作を気にするようになったと。
「シーズン1はすべて撮影が終わってからのオンエアだったので、視聴者の皆さんにどう受け入れていただけるか正直不安だったのですが、おかげさまで良い反響をいただくことができて。それからは毎回シーズンごとにハードルが上がっている感じがします(笑)」
──具体的に、どんな所作に苦労がありましたか?
「フードコーディネーターさんや監督、プロデューサーに相談しながら演じていますが、自分では気付かない部分を指摘していただいたりします。例えば、一人での晩酌だからといってリラックスし過ぎないとか。豪快であっても下品にならないように、といった指示もあります。徐々にそういった積み重ねをして、今の形になっています」
──シーズン4では美幸のスピード感がアップしているという描写もありますが、アップデートした面はほかにもありますか?
「シリーズが長く続くと、“変わらない良さ”と“変えることで出る面白さ”の境界線が難しくなってくるんです。シーズン1では、美幸とホップハウジングのメンバーの関係性を“1対3”のような感じで見せていましたが、回を重ねるごとに、みんなとの一体感がある方向性になりました。ツルマートの皆さんとはもっとくだけた感じにしてもいいよねっていうように、ちょっとした変化をどう見せていくか、それは常に相談しながら撮影しています。役者としてはもっといろいろな変化をつけたくもなるんですが…そこはグッと我慢して(笑)。なぜかというと、このドラマは料理やお酒も主人公ですから。料理やお酒に変化があるだけで十分という気持ちもあるので」

──シーズン1から4までの料理やお酒が登場する場面で変化した点はありますか?
「シーズン2では手の込んだお料理がたくさん登場したんです。撮影現場では、台本を元に書き起こしたレシピを渡していただけるんですが、シーズン1では4工程ぐらいだった調理が、シーズン2は8工程ほどになって。とてもおいしいお料理ばかりでしたが、やっぱり、もっと簡単な方が視聴者の方もまねできるよねという話になりまして。それから、シーズン3以降は4工程ほどのお料理が定着しています」
――印象深い料理はありますか?
「あまり考えつかないアレンジを紹介するのが楽しいです。例えば、切り干し大根は、煮物ぐらいしか用途が思い浮かばなかったんですけど、シーズン3では『切り干し大根ペペロンチーノ』が出てきて。今回も、お寿司のガリを使ったお料理が出てくるので、『こういう使い方があるのか』という発見になったらいいなと思います」
──シーズン4は「夏編」「秋冬編」を2クールにわたって放送します。見どころは?
「これまで、秋冬は年末スペシャルしか放送がなかったので、この季節の美幸はどんな生活をしているのかという見どころもあると思います。また、旬の食材でいったら秋冬のほうがおいしいものがたくさんあると思うんですよね。なので、どんなメニューが登場するのか、楽しみです。ただ…撮影は真夏になると思うので、まずはみんなで元気に完走することが目標ですね」
──これから半年にわたる放送の楽しみ方を視聴者の皆さんに伝えていただけたらうれしいです!
「ハラハラドキドキの展開があるドラマではないけれど、時間帯と内容の相性がいいこともあって、シーズン4まで続けてこられたのかなと思います。日頃の疲れや仕事のストレスを吹き飛ばす作用があるドラマにしたいなと思っていますので、これからも、SNSなどで皆さんからもいろいろ発信していただけたらうれしいです。見てくださる方とのキャッチボールが生まれれば、ドラマのアイデアも広がっていくのかなと思うんですよね。皆さんに育てていただけるようなドラマにしていけるよう、頑張ります」

【プロフィール】
栗山千明(くりやま ちあき)
1984年10月10日生まれ。茨城県出身。ティーン誌のモデルを経て、1999年に映画「死国」にて女優デビュー。2003年には「キル・ビル Vol.1」でハリウッドデビューを果たす。以降、映画、ドラマに多数出演、2025年前期は「彼女がそれも愛と呼ぶなら」(読売テレビ/日本テレビ系)、「おとなになっても」(Huluオリジナルドラマ)などに出演。
【番組情報】
ドラマ 25「晩酌の流儀4 ~夏編~」
テレ東系
金曜 深夜0:42~1:13
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