ドラマ10「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」2025/10/29
番組情報
あらすじ(第5回 11月4日放送)

スタッフ犬2号として「シバONE」を支えてきたボム(声・津田健次郎)が病気に。飼い主の三田(こがけん)だけでなく、編集部一同がボムを心配する中、相楽(大東駿介)が「犬温泉の旅」特集を提案する。それは、清家(片桐はいり)がボムのために温めていた企画だった。三田はみんなの思いに感謝しつつ、その後に「シバONE」を辞めたいと申し出る。そして、一同は温泉へ。そこは清家の実家だった。
キャラクター紹介
- 相楽俊一(大東駿介)
「シバONE」編集長。パチンコ雑誌の編集長として30万部の大ヒットを飛ばすも、不器用で気配りのできない性格のためにスタッフから一斉にボイコットされてしまい社内失業状態に。新しい雑誌の企画を出すしか生き残る道がない中、何よりいとおしく心のよりどころである飼い犬の柴犬・福助の姿が目に留まり、起死回生の一手として柴犬専門誌「シバONE」を立ち上げる。 - 石森玲花(飯豊まりえ)
「シバONE」編集者。サッカー雑誌への配属を希望しているが、入社以来、釣り雑誌を担当。歯にきぬ着せぬ言動でたびたびトラブルを起こすなど、編集部で煙たがられる存在となり辞表を出すが、社長からサッカー雑誌配属の条件として「シバONE」で働くよう求められ、犬が苦手なのに編集部の一員となる。相楽とは馬が合わず、何かと対立する。
出演者
大東駿介/飯豊まりえ ほか
スタッフ・音楽
原作:「平成犬バカ編集部」片野ゆか/脚本:徳尾浩司/演出:笠浦友愛/演出:木村隆文/演出:加地源一郎/演出:村田有里/制作統括:高橋練/制作統括:渡邊悟/プロデューサー:内藤愼介
大東駿介と飯豊まりえが共演。柴犬専門雑誌の編集部を舞台にしたヒューマンドラマ

片野ゆかさんが“犬現代史”をつづった「平成犬バカ編集部」を原作に徳尾浩司さんの脚本で描く、“ヒューマン&ケイナイン(犬)ストーリー”。飼い犬の柴犬・福助からヒントを得て起死回生の一手として柴犬専門誌「シバONE」を立ち上げた編集長の相楽俊一を演じるのは大東駿介。また、希望しているサッカー雑誌配属の条件として、犬が苦手にもかかわらず「シバONE」で働くよう求められる編集者の石森玲花役を飯豊まりえが務める。そのほか、片桐はいり、こがけん、篠原悠伸、やす(ずん)、黒田大輔、水川かたまり(空気階段)、瀧内公美、勝村政信、松坂慶子ら多彩なキャストが共演する。
記者会見情報

NHK総合の連続ドラマ「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」の完成試写会が開催され、主演の大東俊介と共演の飯豊まりえ、内藤愼介プロデューサーが登壇。劇中で愛犬・福助役の柴犬「のこちゃん」も同席し、和やかな雰囲気の中で撮影の舞台裏が語られた。撮影では“ワンちゃんファースト”の体制が徹底され、猛暑前にロケを前倒しするなど犬への配慮が行われた。大東は犬から教えられることの多さを実感し、「のこちゃんの予想外の行動が魅力的に感じられる。僕自身もそういう自由で魅力的な存在でありたい」とコメント。飯豊は、「現場でも自然と会話が増えて、笑顔が絶えない雰囲気に。それがそのまま編集部の空気感にも反映され、ストーリーの中にも表れている」と犬が現場にもたらす効果を語った。劇中に登場する柴犬・福助の声を柄本時生、ボムの声を津田健次郎が担当するが、大東は「時生と聞いた瞬間に顔が浮かんで、なでにくくなった」と苦笑した。
言語を超えて、思いがつながる瞬間が確かにある(大東俊介/相良俊一)

“犬と共に作品を作る”ということで、まず人間側が犬に負担をかけない現場を作ろうと考えて臨みました。しかし実際の撮影では、普段の現場では“犬にこうしてほしい”と言っていたところを、逆に“人間たち、待て。焦るな、落ち着いてやろう”と言ってもらっているような感覚でした。のこちゃんは当然ながら自由に動く。その予想外の行動が映像になると、とても魅力的に感じられるんです。僕自身も、そういう“自由で魅力的な存在”でありたいなと、のこちゃんに教えてもらいましたね。“用意、スタート”という掛け声にも反応してしまって、現場では英語で合図をするなど工夫を重ねました。のこちゃんがいることで“まあ、力を抜いてさらっと始めよう”という空気に変わる。自然とお芝居もナチュラルになって、無理がなくなりました。言葉が通じない分、気持ちを理解しようと強く思う。その積み重ねで、一体感が生まれるんです。犬と一緒に過ごすということは、こういうことなんだと。言語を超えて、思いがつながる瞬間が確かにあるんだと、撮影を通してすごく感じましたね。
ワンちゃんが私の顔を見て“大丈夫だよ”と言うようにウィンクしてくれた(飯豊まりえ/石森玲花)

撮影で私たちがバミリ(立ち位置を示す印)に立っていると、のこちゃんもちゃんとバミリにやって来る。本当に言葉を理解しているんじゃないかと思うほど勘が良い。私が演じた役は、幼い頃に柴犬に追いかけられた経験がトラウマになって“犬嫌い”になってしまった女性。その彼女が、相良さんと一緒に犬の雑誌を作っていくという役柄です。相良さんとの関係に悩んでいる時に、柴犬のマイペースさや素直さに触れて、“私も頑張ろう”と思える。そうやって少しずつ心が解放されていく。その部分を大切に演じていきました。声優さんの発表を聞いた時は正直ギャップがあるなと思いました。でも逆にその違和感が面白いんですよね。仕上がりを聞くととても自然で、キャラクターの新しい一面が見えました。常に「これは本当に大丈夫なのか」と指さし確認をしながら撮影に臨んでいました。柴犬にとって良いことなのか、雑誌編集という仕事を描く上で失礼になっていないかと。ある時はワンちゃんが私の顔を見て“大丈夫だよ”と言うようにウィンクしてくれたんです。もう本当にラブリーで、その瞬間を忘れられません。
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