「スティンガース」舞台あいさつに、森川葵、藤井流星、本郷奏多らおとり捜査班のメンバーが登壇2025/07/17

フジテレビ系で7月22日からスタートする、連続ドラマ「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」(火曜午後9:00、初回は15分拡大)の完成披露試写会が行われ、主演の森川葵、共演の藤井流星(WEST.)、本郷奏多、志田彩良、井内悠陽、 杉本哲太、玉山鉄二が舞台あいさつに出席した。
ヒットメーカー・徳尾浩司氏が書き下ろす本作は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称“スティンガース”の活躍を描く、完全オリジナルの“爽快コンゲーム(だまし合い)エンターテインメント”。キレキレでチャーミングな捜査官・二階堂民子を森川が演じる。
会場に集まったファンによる温かい拍手に迎えられて、おとり捜査班“スティンガース”のメンバー7人が登壇。
室長の二階堂役で座長を務める森川から順番にあいさつしていく。「こんなにたくさんの方に見ていただけて、うれしくて感動しています。放送が始まるのが待ち遠しいですし、皆さんが今どんな感想を抱いているのか、気になって仕方ないです。みんなに楽しんでもらえればいいなと思って毎日撮影しているので、届いていたらいいな」とうれしそうにコメント。

ラグビー部出身の熱血刑事・乾信吾を演じる藤井は、映画館で行われた試写会に驚いて「ここ来てまず思ったのが、これドラマですよね。映画かなと思った…。本当に、みんなで楽しく撮っている作品なので、楽しく見ていただけるように頑張ります」と、驚いた表情であいさつ。
元公安部で、世界中の頭脳ゲームに精通している水上涼介役の本郷は「撮影が始まってから1か月ぐらいはたちましたが、みんな仲良くやっております。今日は皆さん楽しんで帰ってください」と、会場に集まったファンに呼びかけた。
学生時代に演劇部の裏方だったため、舞台美術や工作が得意な元交通部の森園はな役で出演する志田が「今日も朝から楽しくスティンガースチームで撮影していたんですけど、本当に日に日に仲良く楽しく撮影しているので、そのスティンガースチームの雰囲気がドラマから皆さんに伝わったらいいなと思っております」と笑顔を見せる。

続いて、SNSの裏アカウントでは多数のフォロワーを持つ人気コスプレイヤーで総務部備品係の小山内誠役に抜てきされた井内は、「こうやってすてきな共演者の方に囲まれてステージに立っているのがすごくうれしいです」と初々しくあいさつした。
そして、元警備部機動隊から異動してきて、忍耐力に関する数々の伝説を持つ男・関口欣二郎役を担う杉本は「スティンガースの中では見ての通り、飛び抜けておじさんが紛れ込んでおりますが、暑さに負けぬようにですね、体調に気を付けて撮影の方に臨みたいと思います」と意欲を表した。

ラストに紹介されたのは、警察庁の審議官で、日本でおとり捜査の導入をもくろみスティンガースを創設した西条巧役を務める玉山が「熱い中、たくさんの方が来ていただいて本当に幸せを感じています。今日は楽しんでいってください!」と、会場のファンに感謝した。
全員あいさつした後、それぞれの役作りした点などについてトークしていく。
まず、森川が「とにかく明るくいれるように頑張りました。普段はついつい暗くなっちゃうんですよ。なるべく明るくなるように頑張っています」と話すと、藤井が「明るい方だと思います!」とフォロー。それに対して喜び、「本当ですか? ならばよかったです」と安堵(あんど)する森川。

続いて藤井が「乾は愚直というかすごく真っすぐで、こう思ったらこう動く。言われたものを愚直に真っすぐっていう感じのタイプ。僕も1個しか頑張れないタイプで、2個、3個頑張れないんですよ。多分、乾もそうやと思うので、2個同時に進めることができないというか、愚直さみたいなのは近いかなと思います」と、自分との共通点を明らかにした。
役作りで意識したことに関しては、「今まで僕のことを知ってくださっている方には分かりやすいのですが」と前置きして「めちゃくちゃ髪の毛を切ったんです。前まではいわゆるアイドルっぽい髪型をしていまして…」と、自信なさげに話しつつ、自身が所属するアイドルグループ・WEST.のメンバーからは、今の髪型が受けが良いことを告白した。

藤井の今の髪型についてコメントを求められた森川は、初めて見た時「ちょっとねじり入れてたんですか?」と聞いたら「ねじり? パーマって言ってくれ」と言われたらしく、「ちょっとパンチパーマ気味だねと言ったら、ちょっと、えっ? 俺、パンチパーマかな?」と、藤井が自信喪失気味だったと語った。それが不服な藤井は会場に向かって「パンチパーマって、皆さん知ってます? あのめっちゃクルクルの短いやつですよ」と問いかけ、森川は「(パンチパーマ)“気味”だねと言っただけなんですけど」と言い訳すると、すかさず本郷が「パンチパーマもすてきですけどね」とフォローに入り、会場から笑いが起きた。
次に本郷が「僕の演じている役柄は、おとり捜査でいろいろな人物になりきって演技をしたり、麻雀やポーカーをしたりしているので、ほぼ本郷奏多だなと思っています。麻雀もポーカーも非常に得意なので、役作りってなんだろうと思いながら気軽に現場に来ております」と自信ありげに語り、役作りはゼロであることを打ち明けた。

そして、志田にマイクが渡り「森園はスティンガースの中では刑事としても年齢的にも後輩なんですけど、そこを気にせず意見をズバズバ言えるタイプの女の子なので、その物おじしない性格を意識して演じるようにしています」と話す。劇中では、大先輩である関口(杉本)に対しても、結構当たりが強いらしいが、「私自身は、ズバズバ言えないタイプですけど、あまり年齢とかは関係なく距離は縮められる方なので、そこは自分と似ているかなと思いますね。性格的にもほぼ自分だなと思いながら演じています」と説明した。
これに対し森川は「彩良ちゃんて、思っていることを割とズバッと言うよね。ふわっとした子なのかなと思っていたら意外と言うからそういうタイプだと思っている」と打ち明けた。

次に、井内の番となるが、他の人の話に聞き入って質問を忘れてしまい「何の質問でしたっけ?」と、ナチュラルに質問する井内に、爆笑する森川。恐縮しながら「小山内がだいぶ癖の強い役で、警察官でありながら女装コスプレが趣味の役なんです。衣装合わせが最初にあったんですけど、僕がでかいし肩幅も広いからどう頑張っても男に見えるらしく『でかいんだよな。井内くん』と何回も言われたので、どうしたらいいんだろうってすごく悩んで、いろいろなコスプレをやっている方の動画を見たり、女装をしている人のドラマを見たりして、女装をしている時の動きとかを勉強しました」と苦労を明かした。
そして、杉本が演じる関口に関して、「アドリブが効かない男という設定なんですが、私も全くアドリブは効きませんでして…。台本通りのことしか言いませんでした」としれっとうそをつくと、みんなから「え、うそだってー」とツッコミが入る。実は杉本が結構アドリブを入れてくると話す森川が「台本を読んで想像した通りになったことが1回もないです!」とクレームを入れた。

玉山は、この舞台あいさつの前に初めて“スティンガース”のメンバーとの撮影に挑んだそうで、本郷が玉山の登場シーンでのおかしなポーズを披露してみせる。どうしてそんな格好で登場したのかと聞かれた玉山は、森川とは逆で明るすぎるらしく、思い付いたことをやらないと気が済まないと話す。「ひらめいたことも全部やろうと思って、そしたら何が正解で、何が自分かよく分からなくなっちゃって」と苦笑した。
その後、撮影現場にさまざまなゲームが置いてあるらしく、トランプで「大富豪」や「ババ抜き」などをして楽しんでいることが、藤井の口から明かされた。同局で6月に放送された「BABA抜き最弱王決定戦2025夏」で、「最弱王」にはならなかったが、大口をたたきつつもカッコ悪いところを見せた本郷が、本作の現場でもババ抜きで負けていたことが暴露された。
「あのゲーム、面白くないです!」と、苦笑いする本郷は、ある日からみんなの控え室におもちゃが大量に置かれたと話し「僕たち子どもだと思われているんですかね?」と首をかしげるが、まんまとみんながそれで遊んでいると笑った。現場では杉本が「いぇーい!」と大きな声ではしゃいでいるのが目撃されており「若い子といると楽しくなっちゃうのよ」と杉本が弁明する。

おとり捜査チームの話にちなんで、おとり捜査のようにどこかに潜入するとしたら、どんな役でどこに潜入したいかを発表していくコーナーへ。
遊園地が好きという玉山は「着ぐるみを着て、ダンスとか全然できないですけど、一生懸命やってみたいです。着ぐるみを着ていれば自分だってバレないし、何をやってもいいような気になっちゃうので」と話し、どんなキャラクターになりたいのかと聞かれると、うっかりテーマパークのキャラクターの名前を上げようとするが、慌てた本郷が「そのテーマパークに着ぐるみとかないですよ!」と注意喚起してことなきを得た。
杉本は「女装をしたことがないので、新宿あたりの街に潜入して事件を解決したいな」と、ドラマにリンクした希望を発表した。すると背格好の似ている井内が、「なんでも着てください!」と、衣装を貸すことを約束する。

そんな井内は、「女装して高校に潜入してその文化祭に参加したいです!」と、高校で文化祭がなかったことへの憧れを語った。続けて志田が「ラーメン屋さんに潜入したいです」と答えるが、実はそれは本音ではなく、玉山と答えがかぶったため、急きょ変更したということを藤井が打ち明けた。すると、「着ぐるみを着るのが夢で、着たいなと思ってたんですけど…」と言いかけた志田に、「僕がラーメン屋でいいですよ」と玉山が提案。すると、志田が「玉山さんと一緒に着ぐるみが着たいです!」と笑顔になり、自分が買っている犬の名前である「クマ」と「ウサ」にちなんで、「クマとウサギの着ぐるみが着たいです」と元気に発表した。
その後、「全身を緑に塗ってちっちゃく丸まってメロンになりきりたい」と、体を丸くして発表した本郷。実は、この舞台あいさつに登壇する直前に井内の嫌いな食べ物がメロンと知ったため、「メロンになりきって『食べろよ~』と捜査したい」とふざける。藤井は、「女装して自分たちのライブの客席に潜入して『キャー』という声を率先して出したいです」と話し、客席側からライブを率先して盛り上げたいと語った。

最後に森川は「猫になって猫カフェに潜入したい」と告白する。ドラマでセリフがたくさんあって苦労している森川は現実逃避したいそうで「猫になってそのまま寝たい」と涙目になった。
そんな森川だが、会場をバックに写真撮影をした後に「毎日元気に楽しく撮影をしています。その楽しい雰囲気が伝わって、皆さんが元気になるように頑張っています。今年の夏はスティンガースと一緒に乗り切りましょう!」と、リーダーらしくあいさつして舞台あいさつは終了した。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月スタートの夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」、「僕達はまだその星の校則を知らない」のほか、戸塚祥太×紺野彩夏「極道上司に愛されたら」、「40までにしたい10のこと」などの深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆
【2025年春】TVドラマガイド

2025年の春(4月~6月)に放送された連続ドラマを曜日別の一覧でまとめて紹介☆
月9「続・続・最後から二番目の恋」や日曜劇場「キャスター」、多部未華子主演「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」、芳根京子&本田響矢「波うららかに、めおと日和」のほか、深夜ドラマ&BS放送ドラマも含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなども!