松本潤、小芝風花の“爆睡写真”に爆笑「19番目のカルテ」舞台あいさつで嵐メンバーの新作もPR2025/07/10

松本潤が主演を務める、TBS系で7月13日スタートの日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜午後9:00、初回は15分拡大)の第1話プレミア試写会&スペシャル舞台あいさつが開催され、松本をはじめ、共演の小芝風花、新田真剣佑、清水尋也、岡崎体育、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、木村佳乃が登壇した。
富士屋カツヒト氏による連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)を原作とし、脚本は「コウノドリ」(同系)シリーズの坪田文氏が手がける「19番目のカルテ」。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメントだ。主演の松本は、キャリア30年目にして自身初となる医師役で、魚虎総合病院に新設された総合診療科に所属する総合診療医・徳重晃を演じる。

松本は、第1話を見た感想について「日曜劇場といえば、ハラハラする展開や大逆転劇など、熱量の高い作品の印象がありますが、このドラマは、劇伴や主題歌も含めてすごく“優しさ”に包まれた作品になった」とコメント。「見終わったあとに、心がじんわり温かくなる。そんなドラマに仕上がったと思います」と続け、医療をテーマにしながらも、優しい温度を持つ本作の魅力を強調した。
また、自身が演じる徳重については、「彼の魅力は“聞く力”にあると思う」と語り、「患者さんが“今この瞬間に何をしてほしいのか”だけじゃなくて、その先がどうなっていくのかまで気になる人物です。自分と過ごした時間を経て、その人がどのように変わっていくのかを、長い目で見ていたい。診療の時間だけではなく、それ以外の時間も含めて向き合っていきたいと思っている先生です。その瞬間だけで判断せず、人を深く見つめる温かさや覚悟が、彼の魅力として伝わればいいなと思いながら演じています」と、役への真摯(しんし)な思いを明かした。

整形外科の新米医師・滝野みずき役の小芝は、「見終わったあと、心が温かくなる感じがして。徳重先生と1話にゲスト出演する仲(里依紗)さんが手を取り合うシーンにはうるっと来てしまいました。少しでも多くの方に届いてほしいなって、そう思える作品です」と作品への思いを込めた。
エリート外科医・東郷康二郎役の新田は「今からもう2話が楽しみです。徳重先生のような、ああいう先生がいたらいいなって思います」と徳重先生への憧れを表現。

小児科科長・有松しおり役の木村は「小児科科長というちょっと偉い役をいただきまして、重みのある役ですが、私、小児科医が大好きなので、心を込めて演じております」と役への思いを語る。魚虎総合病院の院長・北野栄吉役の生瀬は「教頭といえば生瀬、課長といえば生瀬、やっと院長になりました」と笑いを誘いながらコメント。
麻酔科医・大須哲雄役の岡崎は「麻酔科の先生なんですけども、ドラマは全く眠くなることのない素晴らしい作品になっております」とユーモアを交えながら作品をアピールし、心臓血管外科医・茶屋坂心役のファーストサマーウイカは「現場でも”切って切って切りまくっちゃうぞ”って感じで頑張ってます」とおどけると、松本から「そんなキャラだったっけ?」と突っ込まれる一幕もあった。

イベントでは、生瀬とファーストサマーウイカが進行役となり、撮影中の裏話を披露する「19枚目のカルタ」コーナーを実施。カルタ形式でドラマのエピソードを紹介するユニークな企画で、松本潤VS新田真剣佑VS清水尋也による第1試合、小芝風花VS木村佳乃VS岡崎体育による第2試合を行い、2ポイント先取で新田と小芝が勝ち抜けて決勝戦へ。
映画「ちはやふる」シリーズに出演していた新田は「カルタだけは手が抜けないんです」と、素早い手さばきで札を取って見事優勝。優勝者には豪華賞品ということで頑張ったが、賞品はそのカルタ一式で、新田は少しがっかりした表情を見せて会場の笑いを誘った。

松本は、小芝が現場のソファで眠っている写真を紹介しながら、「これ、どのタイミング?」と笑い、小芝は「本気で寝ていました(笑)。たぶんセットチェンジの合間だったと思います」と照れながら説明。松本は「現場で結構ガチ寝してるよね」と声をかけた。
また、岡崎はクランクイン初日、自己紹介とともに突然踊り出して場を和ませたことを振り返り、「スタッフさんに『岡崎体育さんです』と紹介してもらった時に、ちょっとでも現場が盛り上がればと思って踊ったんです。まさか撮られていたとは」と解説。新田は、緊迫したシーンの合間に、パソコンのマウスポインターを巨大にする“イタズラ”をしていたことを岡崎に暴露され、「ポインター、カルタ4枚分くらいの大きさにしました」とうれしそうにコメント。清水も「わざわざそれをパソコンごと持って見せに来たんですよ」と明かし、新田のちゃめっ気あふれる素顔をのぞかせた。

小芝は、劇中のロードバイク通勤シーンの苦労についても明かし、「あの自転車、サドルが高くて、つま先立ちじゃないと届かないんです。細いし、バランスも取りづらくて、めちゃくちゃ怖かった」と打ち明けつつ、「最近は乗りこなせるようになってきました」と笑顔を見せた。
さらに、ファーストサマーウイカの誕生日に、ほぼ初対面だった木村がサプライズでプレゼントを贈ったエピソードも披露されると、「優しい~」と声が上がる中、生瀬が「僕は10月です」とちゃっかりアピール。しかし、松本に「もう撮影が終わっていますね」とあっさり返され、思わず苦笑い。また、現場には健康器具も置かれているそうで、清水や小芝が使ったこともあるという。清水が「新田さんが使ってるところを見てみたい」とお願いすると、新田は「前に使ったことはあるけど、最近は使ってないかも」と笑いながら応じていた。

イベントの最後には、あらためて観客と視聴者に向けてメッセージを送った松本。「19番目のカルテ』は、今ある18の診療科に加え、新しく“総合診療科”という分野を描いています。患者さんの症状だけでなく、その人の背景や心に寄り添いながら“人を診る”ことに向き合うドラマです。頑張って生きている人たちの背中をそっと押せるような、そんな優しい作品になっていると思います。最終回まで、ぜひ見届けていただけたらうれしいです」と語りかけ、会場全体に温かな余韻を残した。

フォトセッションを終えた後、再びマイクを握った松本は、「今から帰れば相葉(雅紀)くんのドラマ(『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』/テレビ朝日系)に間に合います。僕らの前日には櫻井(翔)のドラマ(『放送局占拠』/日本テレビ系)も始まります。皆さんお忙しいと思いますが、どうぞよろしくお願いします」と笑顔でコメント。同じクールでドラマに出演する嵐のメンバーをさりげなく紹介しつつ、来場者への気遣いを忘れない姿勢に、客席からは温かな拍手が送られた。

関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、人気漫画の実写化「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」、木村文乃×ラウール共演「愛の、がっこう。」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆
【2025年春】TVドラマガイド

2025年の春(4月~6月)に放送された連続ドラマを曜日別の一覧でまとめて紹介☆
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」や日曜劇場「キャスター」、多部未華子主演「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」、芳根京子&本田響矢「波うららかに、めおと日和」のほか、深夜ドラマ&BS放送ドラマも含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなども!