岡田准一×ケンドーコバヤシ「明鏡止水」が1年ぶりに復活! 武術の視点で大谷翔平に迫る2025/06/23 16:45

NHK総合では、7月9日に岡田准一、ケンドーコバヤシがMCを務める武術トークバラエティー「明鏡止水~侍・大谷翔平~」(午後7:57)を放送する。収録を終え、MCの2人からコメントが到着している。
武術の心得がある“武術翻訳家”こと岡田と、格闘技通のケンドーコバヤシがMCを担当し、2010年に特番としてスタートした同番組。毎回一流の武術家たちが集結し、熱いトークと秘伝の技を披露するもので、2024年には「明鏡止水 武の五輪」として、総合テレビでレギュラー放送を行っている。武術の達人たちのほか、五輪金メダリストなどのトップアスリートたちが参戦し、オリンピック競技の数々に武術ならではの身体操作の視点で迫っている。

1年ぶりの復活となる今回は、現地時間の7月15日に迫るMLBオールスター戦が近いということで、メジャースポーツ・野球に注目。投打の二刀流が復活するなど、今シーズンも大活躍中の大谷翔平選手を特集する特別編となっている。ゲストに川上憲伸、里崎智也、田口壮といった日本野球界のレジェンドや武の達人たち、さらには野球好きとして知られるシンガーソングライター・山本彩を迎え、野球の基本となる、「打つ」「投げる」「走る」という三つの動作を「武」の視点で切り取り、熱いトークを展開する。
番組では、「打」を極める―バットと刀の握りの共通点、「投」を極める―威力のあるボールを投げるために必要な身体の使い方、「走」を極める―「盗塁」という駆け引きの中にある、“相手の先を取り、すきを突く”技術などに注目。これまでにない武術の視点で、大谷選手やトッププレーヤーの妙技の秘密をあぶり出し、MLBそして野球の新たな楽しみ方を発見していく。

岡田は「今回は、野球の基本となる『打つ』『投げる』『走る』をテーマとして、日本野球界のレジェンドたちと武の達人たちに、実演という形で技や思想を解説していただきました。どの動作にも、競技に合った極みに到達しようという理屈があるので、武術との比較も楽しかったです」と収録を振り返っている。また、岡田は「『そういうことだったんだ!』という発見がこの番組の宝だと思っているので、野球のコアな考えや理論、それに対しての武術の考えや、共通点と相違点は、野球をやっている方も、武術家が見ても面白いのではないかなと思います。僕はその入り口となる解説をしているので、武術やスポーツの深みを楽しんでいただけるとうれしいです」と見どころを紹介している。

一方、「大谷選手と言えば代名詞となっている二刀流です。その『攻』と『防』が武術につながっているのでは? というところを見ていきました。野球の『投げる』は、川上憲伸さんが投球フォームの理論や体の使い方を。武術では、中国武術の岡部武央さんが『掌打』を、手裏剣の技法は関(展秀)さんに見せていただきます」と語るのはケンドーコバヤシ。「岡田くんは、野球にはそこまで詳しくなかったはずなのに、自ら立って体の使い方の違いを表現される姿を見て、やっぱりこの人すごいなと思いました」と岡田を称えると、「今回は、大谷選手ご本人に見てほしいくらいです。僕らには理解できない話でも、ご本人なら理解できるんじゃないかと思っています」と番組の出来栄えに満足している様子をうかがわせている。


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