ロングコートダディ、かもめんたるら「ダブルインパクト」決勝進出7組が爆笑会見!2025/06/19

7月21日に日本テレビ・読売テレビ系で生放送される、漫才とコントの“二刀流芸人”No.1を決める新たな賞レース「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦」(午後7:00)の決勝進出者が6月18日に発表された。
決勝に駒を進めたのは、ロングコートダディ(堂前透、兎)、スタミナパン(麻婆、トシダタカヒデ)、セルライトスパ(肥後裕之、大須賀健剛)、ななまがり(森下直人、初瀬悠太)、ニッポンの社長(辻、ケツ)、かもめんたる(岩崎う大、槙尾ユウスケ)、コットン(西村真二、きょん)の7組。いずれも“漫才もコントも本気”の芸人たちだ。
芸歴やプロアマ問わず2人以上なら誰でも出場できる本大会。6月18日に行われた準決勝では、21組の出場者が漫才とコントをそれぞれ1本ずつ披露。そこから選ばれた7組が、かまいたち(山内健司、濱家隆一)ががMCを務める7月21日に生放送される決勝戦で激突。優勝者には賞金1000万円が贈られる。
都内で行われたファイナリスト発表会見には、7組が登壇。MCの陣内智則に、応援サポーターのモグライダー(芝大輔、ともしげ)、佐々木久美も加わり、終始笑いの絶えない会見となった。

賞レース決勝の常連であるロングコートダディの堂前は「この大会は一番とりたい。名前がかっこいいんですよ。“どっちも頑張るマン決定戦”とかだったら出てません(笑)」と笑わせると、相方の兎も「まだ無冠なので、堂前についていけば面白い世界が見られる気がします」と真剣なまなざしで語った。
スタミナパンのトシダは「もともとコントをやっていたんですが、漫才とコントの大会があると聞いたときから“これに出たい”という気持ちで頑張ってきました。決勝に来られてすごくうれしいです」とずっと声を張り上げながら初々しく語り、麻婆は「初めてのフォトセッションも記者会見もすごく楽しい!」とはしゃいだ様子だった。
セルライトスパの肥後は「芸歴17年目にして、決勝進出は初めて」としみじみしながらも、「予選ではコントからやりました」と振り返ると、大須賀が「決勝でもコントからいきます!」と即宣言。関西の賞レースでは優勝した実績もあり、「どっちもできるんですよね〜」と自信ものぞかせた。さらに「ライバルは岡田准一さん。僕も空手をやってるし…」というボケに、肥後が「僕はえなこさんですね」と返す一幕も。
ななまがりは「『M-1グランプリ』『キングオブコント』『R-1』すべて決勝にいっている、いわゆる“クワトラプル”です」と実績を語る一方、森下は「自分は大谷翔平であり、宮本武蔵。歴史上のパラレルワールドから来ました」と独特の世界観を披露。初瀬は「たまごが先かニワトリか? ―たまご!」「優勝するかしないか? ―しない!」「決勝の順位は? ―5位!」「6位は? ―スタミナパン!」とテンポよく“言い切るだけ”の持ちネタで笑いを取った。

ニッポンの社長のケツは「小さい頃から、漫才とコントの大会があればいいねって母と話してたんです。それがかなってうれしいです」と感慨深く語った。辻は、ななまがり・初瀬の“言い切り芸”に絡めて「優勝者は言い切らんときましょう」と冗談を挟んだが、ややスベり気味。すぐに気を取り直し、「僕はアイロンヘッドに憧れてコントを始めました」と自身の原点を語った。さらに辻が初瀬に「ニッポンの社長は何位ですか?」と尋ねると、初瀬は間髪入れずに「4位!」と即答し、場を盛り上げた。
かもめんたるのう大は「びっくりですよ、こんなに集まっていただいて。まるで自分が主人公みたいで、ありがとうございます」と、しっとりとしたトーンで感謝の気持ちを語った。相方の槙尾が「テレビで漫才をやるのは初めてかもしれません」と驚きを見せると、陣内がすかさず「う大は“コント・脚本・俳優”、槙尾は“コント・カレー”担当だもんな」とツッコミ。そこから話は膨らみ、大会にちなんで“ダブルインパクトカレー”を発売しようという構想まで飛び出した。
コットンの西村は、旧コンビ名「ラフレクラン」を陣内にいじられながらも、「予選がかもめんたるさんの後だったんです。う大さんのネタのあとって、会場がムーディーになるんですよ」と、順番の影響を冷静に分析。きょんは「その流れで決勝に行けたのは、たいしたもんですよ」と胸を張り、西村も「その順番じゃなければ、何番でもいいです」と決勝への自信をにじませた。
応援サポーターのモグライダー・芝は「ここにいる7組、どっちも強かった」と熱弁し、佐々木久美も「よだれが出そうなメンバーがそろっています!」とお笑い愛を爆発させた。ともしげは「僕らはチャンピオンでもなんでもないけど、サポーターをさせていただけて光栄です」と笑顔。佐々木は「準決勝をともしげさんの隣で見ていたのですが、ずっと笑ってて揺れてたので、私も揺れてました」と、ともしげが誰よりもこの大会を満喫していたことを伝えた。
陣内が「ゴールデンタイムで漫才もコントもやらせてもらえるなんて、芸人冥利(みょうり)につきますよね」と語ると、ロングコートダディの堂前が「どっちもすべったら人生終わりますよね」とピリッとした一言で締め、決勝への覚悟をにじませた。
配信終了後には、報道陣との質疑応答の場が設けられ、ファイナリストたちが優勝への思いや裏話を語った。

初の決勝進出を果たしたセルライトスパとスタミナパンは、優勝によって変わりたいことを問われ、それぞれの“リアルな願望”を明かした。セルライトスパの大須賀は「大阪の漫才劇場にずっとお世話になっているので、結果を出して恩返しがしたい」と語り、「関西の賞レースには勝って、ギャラは少し上がったけど、集客がうまくなくて…。有名になって“セルライトスパを呼べば儲かる”と思ってもらえるようになりたい」と本音をこぼす。さらに「服が多くて、部屋を一つ潰してしまってるので、賞金で部屋をもう一つ増やしたい」とコメント。肥後も「東京でも仕事をいただけたらうれしい。そのためにまずは賞金で部屋を借りたいですね。上京ではないけど、両方の拠点で活動しやすくなるように“二刀流”で頑張りたいです」と語った。
スタミナパンのトシダは「SMAという事務所なので劇場単価が上がるとかもなくて、賞金の1000万円は本当に欲しい」とストレートに回答。「バイトしているのは僕らだけだと思う」と生活のリアルも口にした。マーボーは「洗濯機がほしい。今度引っ越すんですけど、これは勝負の引っ越しで、1000万円を取らないと足りないんです」と宣言し、トシダとの「引っ越し前の家賃は?」「3万9000円」「いいひげ剃りか!」「新しい家賃は?」「7万2000円」「いいひげ剃り2個か!」という掛け合いで会場を沸かせた。
「このコンビには負けたくない」という質問には、スタミナパンのマーボーが「セルライトスパの大須賀さんと見た目が似てるので、負けたくない」と回答。これに対し、大須賀は「憧れでもありますが、やっぱりかもめんたるさんですね。キングオブコントで優勝されたときの衝撃はすごかった」と語る一方で、「大阪のラジオで一緒のモンスターエンジン西森(洋一)さんが、なぜかう大さんのこと嫌いなんですよ(笑)」と裏話も披露。
う大は「言っているの知っていますよ! いつでもかかってこいって言っているんです。大阪でうだうだやっていないで、早くこいや!」と応戦しつつ、「本音で言えば、ニッポンの社長とロングコートダディ。好きすぎて、戦うことはないと思ってた。だからこそ今、真正面から戦えるのがうれしい」と語った。
ななまがり・森下は「マジシャンのセロ…は冗談で、山上兄弟。いや、これも冗談で…マギー司郎・マギー審司ペアです」と持ち前の世界観を展開。ニッポンの社長・辻は「豚キムチ。あれくらい相性よくなりたい」とユニークな回答で笑いを誘った。
ロングコートダディ・兎は、「“キングオブう大”という、う大さんが選ぶ面白いコンビで優勝させてもらって。そのときもらったトロフィーは今も枕元に置いてあって、ショーレースの前にはチューしてから出る」と独特のルーティンを披露。
コットン・きょんは「スタミナパンが同期なので負けたくない」と宣言。「準決勝で久々に揃いの漫才衣装を着たんです。兎さんに“どうですか?”って聞いたら、“好きじゃないかな”って言われたんで、ぶっ飛ばします(笑)」と意気込みも十分。兎は「方眼紙みたい」とチェック柄の衣装をいじり、「方眼紙たち」とキャッチコピーをつけて笑わせた。
「キングオブコントで優勝の実績がありながら、なぜ賞レースに挑み続けるのか?」と問われた、う大は、「芸能界は得意なことをやる世界。それでこうして認めてもらえるのは幸せ。まだまだ挑戦したい」と語る一方、「ここで優勝したらさすがに卒業ですね。ハードですから」とも。さらに「出続けなきゃ認めてもらえない。こんなに面白いことをやってるのに」と熱のこもった言葉も飛び出した。槙尾も「ネタには自信があるけど、続けるには出続けないといけないという切実な事情もある。今回優勝して卒業したい、というのが本音」と続けた。

最後に、「なぜ出場を決めたのか?」という質問には、ニッポンの社長・ケツが「自分の限界を決めたくない。賞レースこそが、芸人が視聴者に一番アピールできる場所だと思う。出るのは“一択”でした」と語り、辻は「ケツが出るって言ったので、僕も“じゃあ出よう”って」と笑顔で締めくくった。
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