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綾瀬はるかが撮影の合間に佐野勇斗とダンス!? ドラマ「ひとりでしにたい」への思いを語る2025/05/28

綾瀬はるかが撮影の合間に佐野勇斗とダンス!? ドラマ「ひとりでしにたい」への思いを語る

 NHK総合で6月21日にスタートする土曜ドラマ「ひとりでしにたい」(土曜午後10:00)の取材会が行われ、主演を務める綾瀬はるか、高城朝子制作統括が登壇した。

 同作は、「死」と「笑い」が融合した例を見ない「笑って読める終活ギャグマンガ」と評され、文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞を受賞したカレー沢薫さんの同名タイトル漫画が原作。大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほか/2021年)や連続テレビ小説「あさが来た」(NHK総合ほか/15年)を手がけた大森美香さんによる脚本で、「よりよく生きて、よりよく死ぬための準備…とは?」という、人類にとって普遍かつ永遠のテーマを徹底的に掘り下げた前代未聞の社会派終活コメディーだ。

 終活について考え始めた30代後半独身の主人公・山口鳴海(綾瀬)が、世間の常識に傷ついたり、誰かと比べて落ち込んだり、いて当たり前だと思っていた周囲の人々に感謝しながら、よりよく死ぬためによりよく生きる方法を、這いつくばるように模索する姿が描かれる。

 取材会に登場した綾瀬は、「原作を読んで、共感できることが多かったです。誰しもが死に向かっていくという意味で不安になる部分も、勉強になることもたくさんあって。主人公の鳴海は、目がキラキラしたかと思えば、鬼の形相になったり、常に顔が変わっているところもすごく魅力的です」と作品の魅力を語る。

綾瀬はるかが撮影の合間に佐野勇斗とダンス!? ドラマ「ひとりでしにたい」への思いを語る

 高城制作統括は、綾瀬を起用した理由について、「私自身も独身なのですが、今まで独身の女性の自虐っぽいドラマが多かったと思うのですが、本作の主人公の鳴海ちゃんは独身をすごく楽しんでいるんです。1人で明るく楽しく生きてるので、底抜けの明るさを表現してくださる方がいいなと思っていて。綾瀬さんは、老若男女誰からも好かれて、ハッピーなオーラがずっと出ている方なので、綾瀬さんが演じてくれたらかわいそうに見えないなって思ってお願いしました」と明かした。

 本作は、綾瀬が歌って踊るシーンが見どころの一つ。ダンスは2か月も前から練習していたそうだが、「キャッチーな曲で覚えやすかったので、練習がすごく楽しかったんです。盛り上がってやっていました」と満面の笑みを見せると、高城制作統括が「撮影のずっと合間に練習されていたのですが、みんなを巻き込んで一緒に練習してもらっていてすごいなって。同僚の那須田優弥を演じる佐野勇斗M!LK)くんも一緒に踊っていたのですが、佐野くんは一瞬で振りを覚えていましたよね。さすが現役のアイドルだなって。2人で踊ったりしているのを楽しく見てました」と撮影を振り返った。

綾瀬はるかが撮影の合間に佐野勇斗とダンス!? ドラマ「ひとりでしにたい」への思いを語る

 さらに、綾瀬は佐野の印象について「すごく漫画を読まれていて、那須田の目がちょっと死んでいる感じをすごく寄せてきていて(笑)。熱くて器用な素晴らしい役者さんだと思いました」と絶賛した。

 最後に、視聴者に向けて「見終わった後にほわっと心が温かくなるようなドラマになってると思うので、楽しみにしていてください!」と呼びかけた。

綾瀬はるかが撮影の合間に佐野勇斗とダンス!? ドラマ「ひとりでしにたい」への思いを語る


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