本木雅弘主演、戦後80年ドラマ「八月の声を運ぶ男」阿部サダヲ、尾野真千子ら追加キャスト発表2025/05/22 19:00

NHK総合で8月13日放送する、本木雅弘主演の戦後80年ドラマ「八月の声を運ぶ男」(午後10:00)に、阿部サダヲ、伊東蒼、石橋静河、尾野真千子、田中哲司の出演が決定。
同作は、長崎に暮らしながら日本全国を渡り歩き、被爆者の声を集め続けたジャーナリスト・伊藤明彦氏の実話を基に、広島で育った池端俊策氏の脚本で描く、原爆によって引き起こされた数奇な出会いの物語。原爆投下から80年の、被爆者たちの「声」による問いかけで、われわれへのメッセージがつづられている。

ドラマの舞台は、高度経済成長を遂げた1972年の日本。長崎の放送局出身のジャーナリスト・辻原(本木)が、日本人の誰もが豊かさを追い求めていた時代の流れに逆らうかのように、被爆者の声を集め出す。当時はまだ原子爆弾の被害は生々しく、被爆者体験はそもそも語るべきものではなかったため、被爆者体験の記録は周囲からも理解されない「孤独で」過酷な作業だった。そんな中、辻原は運命的に出会った男の「声」を伝えていきたいと決心。しかし一方で、その「声」は多くの謎にも満ちていた。

阿部が演じるのは、ジャーナリスト・辻原保(本木)にとって忘れられない被爆者体験を語る九野和平。長崎での被爆によって重い被爆障害を抱えるが、それでも今を必死に生きている人物で、辻原とは運命的に出会う。自身の被爆者体験を語ることで、辻原の心を激しく揺さぶるという役どころだ。

そんな九野にとって心のよりどころでもある姉役を、伊東が担う。

また、辻原が勤務するキャバレーにホステスとして働く立花ミヤ子には、石橋が扮(ふん)する。彼女は、周囲からも理解されない辻原の活動に興味を示す。

尾野は辻原が通う被爆者団体の事務員で、辻原に九野を紹介する恵木幸江役で登場。

そして、辻原にとって長崎の放送局の元同僚で、東京に住まいを移した賀川満を田中が演じる。辻原と同じく放送局を辞めているが、久々に辻原のもとにやって来る人物だ。

戦後 80 年という節目に制作されるドラマ「八月の声を運ぶ男」。実力派俳優が集結し、物語を丁寧に紡いでいく。
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