「ひむバス！」が鹿児島へ！ 上白石萌音のナレーションで巡る“地獄坂”から桜の名所への旅2025/05/12
NHK総合では、5月15日に「ひむバス！」（午後8：15）を放送。送迎の舞台は鹿児島県鹿児島市で、同県出身の上白石萌音がナレーションを務める。
日村勇紀（バナナマン）が、漫画家・浦沢直樹氏デザインによる番組オリジナルの“ひむバス”を運転し、日本全国の人たちを送り届けていく同番組。明るく楽しくおもてなしし、乗客の夢をサポートする。送迎を通して地域の人々と触れ合いながら、それぞれのドラマに出合い、今の日本の姿を見つめていくドキュメント・バラエティーだ。
今回は路線バスの廃止で困っている団地の人々を送迎。鹿児島市内の高台にある永吉団地には「地獄坂」と呼ばれる坂道があり、急斜面のため徒歩や自転車で上り下りするのも困難。住民は路線バスを頼りにしてきた。また、バスは移動の手段としてだけでなく、車内はご近所さんや運転手さんとの交流の場でもあった。しかし、運転手不足や利用者の減少によって5年前に廃止に。その結果、長らく団地で暮らしてきたお年寄りたちは、出かける機会や住民の交流がなくなり、家に閉じこもりがちになっていた。
そこで、団地のお友達と一緒に久しぶりにお花見に出かけたいという住人の方々を、“ひむバス”がお手伝いすることに。桜島が一望できる地元の桜の名所・吉野公園まで送迎する。日村はお花見の弁当作りもフォローし、さつまいもを使った絶品の鹿児島グルメ「がね」の料理に挑戦。
さらに、お花見会場ではサプライズも実施。路線バスの廃止以来となる、思いがけない再会に団地の皆さんは感激の涙を流すなど、満開の桜の下で幸せなひとときを過ごす。
「故郷・鹿児島が舞台のお話のナレーションを担当させていただき、大変光栄でした」という上白石は、「子どもの頃、よく食べていた郷土料理に、地元に伝わる童謡、雄大な桜島。大好きな故郷の魅力がたくさん紹介されていて、とても懐かしく、温かい気持ちになりました。ぜひ番組をお楽しみください」とコメントを寄せている。
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