遠藤さくらの“癖”が明らかに!?　「トラックガール2」はチームワーク抜群2025/05/12 12:00

　5月17日から配信されるFODオリジナルドラマ「トラックガール2」の完成披露試写会され、主演の遠藤さくら（乃木坂46）、共演の望月歩、山野海が登壇した。

　「トラックガール2」は、女性トラック運転手“トラックめいめい”のSNSアカウントを原案として制作され、2023年7月にFODで配信された「トラックガール」の第2弾。人生をいつもポジティブに過ごす女性トラック運転手・鞍手じゅん（遠藤）と、亀尾運輸の愉快な仲間たちらとの日常を描くハートフルコメディーだ。今回は、じゅんが親友の勧めでとことん前向きなSNS投稿を始め、次々と“いいね”がつき、フォロワーが増加。周りにプラスのエネルギーを与えつつも、自身の発言が思わぬ影響を与えたり、トラックとは無関係の仕事が舞い込んだりと、さまざまなことが巻き起こる。

　遠藤は「前作も現場の雰囲気含めて楽しかったのですが、今回はさらにパワーアップしていると感じました。個性豊かなキャスト同士の掛け合いも見どころで、本当に面白くなっています！　前回はかなり緊張していて、人見知りもあって……。でも今回はよりアットホームな雰囲気が増していて、私もすごくリラックスして撮影に臨めました。自然体でいられたと思います」とコメント。

　望月は「約1年半ぶりに皆さんと再会できて、すごくうれしかったです。1の撮影が終わる時に『またこのメンバーでやりたいね』と話していたので、再び集まれて幸せな時間を過ごすことができました。それに……さくらちゃんが前より笑顔で話してくれた気がします」と話し、山野も「私たち亀尾運輸の事務所組は、長回しのシーンが多くて。その中でお芝居のお稽古を重ねるうちに、自然とコミュニケーションも取れて、前作の空気感がすぐに戻ってきた感じでした」と振り返った。

　また、「アドリブがヤバいのは誰!?」という質問に対して、遠藤が「くっきー！さんです。毎話、最後のシーンでずっとご一緒させていただいたので、アドリブ力を1番近くで見てきた自信があります！　圧倒されました」と、自身がじゅんの行きつけの居酒屋店長役を務めるくっきー！（野性爆弾）の名前を挙げると、「くっきー！さん。居酒屋の空気を完全に支配しています」（望月）、「くっきー！さんですね。アドリブのお芝居の時、なぜか私とくっきー！さんが不倫しているという設定になって（笑）。その演技がリアルに面白くて、役ではなく山野海としてゲラゲラ笑ってしまいました。もともとくっきー！さんの大ファンだったので、お会いした瞬間から優しさや男気にあふれていて。顔あんなに怖いのに（笑）、よりファンになったというか、人間力があり、優しさ、男らしさがとても魅力的な方です」（山野）と満場一致となった。

　くっきー！の回答VTRもあり、「アドリブに見えたんやろうなぁ。台本通り演じてるのがあまりにも自然すぎて。不倫設定に関しては、確かになんか知らんけども、びっくりするぐらい否定してはりました。そんな嫌やったんかなぁ？　役のなかでも（笑）。僕からすると、人間力はやっぱり山野さんが圧倒的。もし僕が結婚していなかったら、猛烈アタックしてます！　行きつけのレンタルビデオショップがあるんで一緒に行きたいですねぇ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか見たいです」とコメントが流れた。

　さらに、ゲスト出演の八嶋智人（2話）、永山たかし（4話）、池田鉄洋（5話）、櫻井淳子（6話）との共演について遠藤は、「八嶋さんや池田さんは前作からゲスト出演していただき、安心感と安定感があって、もう『トラックガール』の仲間です。永山さんとのミュージカルシーンは特におすすめで、撮影では何回も笑ってしまいました。ほかにも亀尾運輸のメンバーがミュージカルするシーンがあるんですが、今回の撮影のなかでそのシーンが一番、笑いがこらえられませんでした（笑）」と明かした。

　山野はそんな遠藤さくらの“癖”を発見したそうで、「撮影中、さくらちゃんが笑っちゃう時の2秒前が分かるようになりました。基本、さくらちゃんはゲラですが、演技中は我慢する。でも、おかしいなと思った時に、上唇のあたりがピクピクするんですよ！　それを間近で見ると、私の方が先に笑っちゃうんですね。結局、私が笑ってNGになることが多くて。実はさくらちゃんが最初に笑っていたの。本人は自覚がないみたいだけど、皆さん、さくらちゃんは笑う2秒前にピクピクさせますので覚えておいてください」と裏話を披露。

　そしてあらためて3人からメッセージが発信された。

　山野は「とにかくバカバカしくも面白くも笑っていただくシーンがたくさんありますが、主人公のじゅんはどんな時も前向きで、誰の心にも響く一言を必ず言っています。私はそれを見て、台本を読んで、いつもちょっとだけ前向きになれています。そんなドラマに仕上がっているので、ぜひ皆さんご覧ください！」、望月は「今日の3人の空気感からも伝わったと思いますが、本当にこんな感じでずっと撮影していました。キャストが役に少しずつ近づいていく中で、楽しく作品を作れました。じゅんじゅんの“優勝！”という一言で終わるシーンも毎回の見どころです。すごく元気をもらえる作品になっているので、見ていただけるとうれしいです」と呼び掛けた。

　遠藤が「お芝居の経験が少ないので、私にとって撮影現場は毎回緊張の連続ですが、本作は“明日も撮影がある、楽しみ！”と思えるくらい、本当に楽しい現場でした。自分自身も勇気をもらえた作品なので、ぜひ皆さんにも見ていただきたいです。心身ともに疲れている時でも、このドラマを見ることで絶対に刺さる言葉や、前向きな気持ちになれるシーンがたくさんあります。ぜひ見てください、よろしくお願いします」とアピールした。