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いつか、ヒーロー2025/04/28

番組情報

4月6日スタート テレビ朝日系 毎週日曜 午後10:15~午後11:09

あらすじ(第4話 5月4日放送)

いつか、ヒーロー/第4話

瑠生(曽田陵介)に続き、ゆかり(長濱ねる)も赤山(桐谷健太)との同居を決め、野々村(泉澤祐希)、大家の大原(でんでん)も加えた共同生活が始まる。ゆかりはシングルマザーのいぶき(星乃夢奈)とも連絡を取り合っているが、精神不安定ないぶきを心配し、赤山に接触を禁じていた。そんな中、赤山がいぶきとその娘・沙織(遠藤くるる)を物陰から見守っていると、見知らぬ女性が沙織を連れ去ろうとして…。

キャラクター紹介

  • 赤山誠司(桐谷健太
    児童養護施設「希望の道」の職員だったが、20年前にある事情をきっかけに突然消息を絶つ。金も仕事もないアラフィフ男性となって帰って来て、変わり果てた姿の5人の教え子たちと再会する。
  • 氷室海斗(宮世琉弥
    赤山と教え子たちの前に立ちはだかる、最強の敵にして最大の謎を抱えた影の存在。赤山たちを世の中から執拗(しつよう)に排除しようとする。人の心を操る天才で、相手の弱みにつけこみ、徹底的に追い込むサイコパスな一面も。
  • 樋口ゆかり(長濱ねる
    「希望の道」出身で赤山の教え子。真面目で成績優秀。面倒見が良く、子どもたちの世話役的存在だった。小さい頃の夢は「海外で活躍する通訳」になることだったが、現在は介護職に就いている。仕事に誇りは持っているものの、過酷な労働に見合わない低賃金に苦しみながら、今の生活から抜け出すすべはないと、人生に諦めを感じ始めていた。そんな時に赤山と再会し、バディとして教え子探しや復讐(ふくしゅう)計画に協力する。
  • 大原要蔵(でんでん
    赤山の最大の協力者。金も仕事も身寄りもない赤山を自らの家に住まわせ、何かと面倒を見ている。一見ただの世話好きだが、時折見せる真剣な顔はただ者の空気でなく…。赤山が20年間消息不明だった理由や過去の姿も全て知っている様子。
  • 西郡十和子(板谷由夏
    テレビ局の政治部エース記者。夜討ち朝駆けは当たり前、仕事の腕も超一流で、政府与党の大物政治家に食い込む記者として業界で一目置かれている。独自の嗅覚で政財界の動きを見極め、若王子の懐に必死に食い込もうとしているが、そこには大きな理由が。仕事に関わらず思い込んだらひと筋ながらコミカルな一面も発揮する。
  • 若王子公威(北村有起哉
    IT、金融、教育、メディアの各分野を束ねる一大コングロマリット「ドリームグループ」の会長。圧倒的な資金力と決して偉ぶらない愛着のあるキャラクターで、若者からも熱烈な支持を集めるカリスマ。独自の経営手腕が高く評価される一方で、手段を選ばぬ買収や経営手法で一部のジャーナリストからは批判されている。赤山と過去にただならぬ因縁を持つのみならず、誰にも明かしていない大きな野望がある。

出演者

桐谷健太/宮世琉弥/長濱ねる/でんでん/板谷由夏/北村有起哉 ほか

スタッフ・音楽

脚本:林宏司/監督:アベラヒデノブ/監督:星野和成/監督:松本喜代美/監督:松浦健志/チーフプロデューサー:南雄大/プロデューサー:小森千裕/プロデューサー:比屋根り子/プロデューサー:松野千鶴子/プロデューサー:増田玲介
主題歌:石崎ひゅーい「HERO」

桐谷健太が“ニューヒーロー”に! アラフィフ男の復讐(ふくしゅう)エンタメ描く

【2025年春ドラマガイド】いつか、ヒーロー

金も仕事も全てを失った情けないアラフィフ男が、夢をなくした若者たちと共に腐った大人をたたきのめす、不屈の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント。脚本を林宏司が、監督をアベラヒデノブが務めるオリジナルドラマで、主演の桐谷健太が児童養護施設の職員・赤山誠司役を演じる。赤山とアラサーの教え子たちが世代を超えて手を組み、腐った巨大権力を相手に立ち向かう、勇気と愛の物語を描き出す。

記者会見情報

いつか、ヒーロー/会見

冒頭10分間の本編映像が上映された後、主演の桐谷健太を筆頭に、宮世琉弥、長濱ねる、でんでん、板谷由夏、北村有起哉の6人が登壇。序盤では、本作に抱いている印象や、自身が演じる役への思いなどを一同が語っていく。桐谷は「出せるものはすべて出し尽くしたいと思えるような役」と言い、そんな桐谷に対して長濱は「熱くて優しくて。どんなお芝居をしても受け止めてくれる座長」と全幅の信頼を寄せる。後半では、ドラマにちなんだテーマトークが展開。子どもの頃に抱いていた夢について語るパートで、宮世は「小学4年生までプロ野球選手に本気でなりたかった」と告白。また、宮世が「いつか、○○に」というお題に「猫になりたいニャン」と言って会場を沸かせる場面も。最後は、桐谷が「何か届けばという強い思いで全力でぶつかっています。キャストさん、スタッフさんからもその思いを感じていて。唯一無二の作品になっています」と熱いメッセージを送った。


今の世の中に伝えるべきメッセージやグッとくる感情がある、強烈で刺激的な作品です(桐谷健太/赤山誠司)

「いつか、ヒーロー」会見:桐谷健太/赤山誠司

最初に脚本を読ませていただいた時、強烈過ぎて、「これ、どうやって撮っていくんだろう」と思いました。自分にとって節目となる作品になると感じましたし、丸ごとぶつかっていかないと太刀打ちできない役だとも思いました。人間にはいろいろな側面がありますが、赤山という人物は、子どもたちといる時はうそがない真っすぐな男。でも、彼は過去にいろいろあって、これから、なぜ児童養護施設に来ることになったのかなど、いろいろなことが明かされていきます。今の世の中に伝えるべきメッセージやグッとくる感情がある、強烈で刺激的な作品です。日曜の夜を熱くさせますので、ぜひ見てください。


主人公の「つらいけど頑張っていこう」という言葉が前向きに捉えられるドラマです(宮世琉弥/氷室海斗)

「いつか、ヒーロー」会見:宮世琉弥/氷室海斗

氷室は、言葉を巧みに操って相手を追い込む、しかもそれを喜んでやっているという人物です。今までの自分が考えたことも味わったこともない感情や動機を持った役なので、日々刺激的で楽しい中にもメンタルがきつくなる時もあって。役作りをしていく上で、何が正義なのかが分からなくなるんです。氷室のような悪者にもそうなってしまった経緯があって、彼にとってはその行いが正義でもある。登場人物が抱えているそれぞれのバックボーンが全然違うからこそ、一人一人に異なった物語がある。ネガティブな発言もリアルに描かれているからこそ、主人公の誠ちゃんが言う「つらいけど頑張っていこう」という言葉が前向きに捉えられる。そんなドラマになっていると思います。


赤山さんのメッセージには、私自身、胸を打たれる思いがあります(長濱ねる/樋口ゆかり)

「いつか、ヒーロー」会見:長濱ねる/樋口ゆかり

桐谷さんとは「院内刑事」(2024年/フジテレビ系)でも共演させていただいたので、今回、赤山さんと対峙(たいじ)するシーンを撮った時は不思議な気持ちになりました。私自身も桐谷さんとお芝居するのが久しぶりで、赤山さんと再会したゆかりの気持ちとちょっとリンクして。久しぶりでうれしいんだけど、お互い別々の時間があったからどうしたらいいのか分からない。それもあってとてもリアリティーのあるシーンになったのではないでしょうか。赤山さんのメッセージには、私自身、胸を打たれる思いがあります。赤山さんは、しんどさを抱え続けている若者に「おまえらのせいじゃないって」強く言ってくれるんですね。自分が駄目なんだと抱え込まず、周りをもっと頼っていいんだというメッセージを脚本から感じたので、私もそれを視聴者の方に伝えていきたいと共感しました。


いつかも今になるから、とにかく今を楽しく幸せに全力で生きたい(板谷由夏/西郡十和子)

「いつか、ヒーロー」会見:板谷由夏/西郡十和子

アツい主役のもとで撮影しています。花冷えの季節に始まり、雨に泣かされたりもしていますが、現場がすごく明るいので楽しくやっています。台本が面白かったのはもちろんですが、第1話の完成を見て、面白いドラマになる予感しかしなかったです。私が演じる十和子は敏腕記者ですが、その記者が切り込むという時点で、ターゲットの若王子は悪そうな人だなと思っています(笑)。この作品は「いつか、ヒーロー」ですが、私思う「いつか、○○」は“今”です。先のことをあまり考えないタイプですし、いつかも今になる。だから、とにかく今を楽しく幸せに全力で生きたい。そうしたら、想像している未来も明るくなるのではと思っています。


芝居をすることが楽しみなドラマだよね(でんでん/大原要蔵)

「いつか、ヒーロー」会見:でんでん/大原要蔵

桐谷くんとは20年くらい前に一緒になったことがあったんだよね。絡みはなかったんだけど、エネルギッシュで、その時から気になる役者さんではあったんだ。その後、「院内警察」(2024年/フジテレビ系)で共演した時に、思った通りの役者さんでホッとしたような記憶がある。僕の方がはるかに年上なんだけど、桐谷くんのほうが大人なんだよね。こっちがむちゃくちゃなことをやっても、ニコニコして見てくれていて。だからとっても芝居がやりやすいの。これから桐谷くんと芝居をするのがどんどん楽しみになってきています。北村くんと一緒になるのもうれしいし、芝居をすることが楽しみなドラマだよね。


このドラマは絶対に大成功するって思っていました(北村有起哉/若王子大威)

「いつか、ヒーロー」会見:北村有起哉/若王子大威

林(宏司)さんが久しぶりに新作を書き下ろしてくださいました。充電していた間に温めていたかのような、ものすごいものがぐっちゃぐちゃに詰まっています。キャストにも素晴らしい方々が集まりましたが、メガホンを握るアベラ(ヒデノブ)監督も、演者に負けないぐらいエネルギッシュ。僕は、それだけでこのドラマは絶対に大成功するって思っていました。日々、撮影を頑張っております。

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