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バカリズム、「私のバカせまい史」スタッフ提案のネタにジェラシーを感じる時も「僕が『これやりましょう』ってしたかった(笑)」2023/04/20

バカリズム、「私のバカせまい史」スタッフ提案のネタにジェラシーを感じる時も「僕が『これやりましょう』ってしたかった(笑)」

 今まで、誰も調べたことのない“バカせまい歴史”を徹底的に研究し、その成果を独自の考察で発表するバラエティー番組「私のバカせまい史」(フジテレビ系)が、レギュラー放送化。

 レギュラー放送初回の今夜は、さらば青春の光・森田哲矢さん、霜降り明星・せいやさん、そして、バカリズムさんが研究発表者に! 森田さんは「箱の中身はなんだろな?史」、せいやさんは「淡谷のり子の低得点史」、バカリズムさんは「カラオケビデオの俳優史」について熱弁する。どんな視点で深く掘り下げていくのか、どんな研究結果が出るのか、お楽しみに!

バカリズム、「私のバカせまい史」スタッフ提案のネタにジェラシーを感じる時も「僕が『これやりましょう』ってしたかった(笑)」

――レギュラー初回の収録が無事に終わりましたが、雰囲気などを教えていただけますでしょうか。

バカリズム 「そんなに特番と変わらず。それぞれのネタも面白くて、自分のネタも結構うまくいったなって。なんとなく達成感がある感じがして、心地のいい気分ですね」

永島 「皆さんの晴れやかな表情が印象的で! バカリズムさんもそうですけど、(収録後に)せいやさんと廊下で会ったら、『(元気よく)お疲れっ!』みたいな感じで(笑)」

バカリズム 「(笑)」

永島 「深夜帯でやっているあの狭い感じから、ゴールデンレギュラーになって、どうしても広くなるのかな、なんてちょっと…」

バカリズム 「思っていたんですね」

永島 「ごめんなさい! 思っていたんですけど、全然変わらず! やっぱり『私のバカせまい史』は『私のバカせまい史』だなあと思って。相当大変だと思うんですけど、皆さんの熱量は変わらず感じました。すごいです」

――初回ではバカリズムさんも研究発表されていましたが、ネタバレにならない程度に注目ポイントを伺えますでしょうか。

バカリズム 「懐かしいと思います、今回は。同世代の人たちは、『あー! それあったよね、懐かしい』って思ってくれる人もいるんじゃないですかね。懐かしいけど、そこまで考えたことなかったっていう人がほとんだと思うんですけど、そこにあえてスポットを当ててみました。自分でも調べていく中で、驚きもあって楽しかったですね」

バカリズム、「私のバカせまい史」スタッフ提案のネタにジェラシーを感じる時も「僕が『これやりましょう』ってしたかった(笑)」

――永島さんから見た、バカリズムさんの研究発表の注目ポイントも伺えますか。

永島 「懐かしいっておっしゃっていましたけど、確かめたくなるようなものが多くて。『昔のテレビってこんな感じだったんだ!』とか、『え、ここまでやっていいの』みたいな新しい発見がかなりありました。上の世代の方は懐かしんでもらえると思うんですけど、若い世代も楽しんでもらえると思います。そしてちょっと感動…」

バカリズム 「感動がありますね」

永島 「ありましたよね! この人のこういう表情見られてよかったみたいな、救われるポイントがあるので」

バカリズム 「当時の方は、感動させるなんて全く思っていないと思いますけど(笑)、結果的にドラマが生まれている感じはしますよね」

――研究発表するネタはどうやって集めて決めているのでしょうか。

バカリズム 「会議して、アイデアを出し合うという感じです。スタッフさんもいろいろ面白そうなネタを提示してくれるんですけど、それがなんていうか…いいネタがあって、それをやらしてもらうってなったら、どっかでちょっとね、ジェラシーもある(笑)。それ思いつきたかった…! 僕がスタッフさんに提案して『じゃ、これやりましょう!』ってしたかったって(笑)。僕も提案しながら、それぞれ出し合って一番盛り上がりそうなものを選んでいく感じですね」

――言える範囲で大丈夫なのですが、提示されて悔しかったなというネタを伺っても…。

バカリズム 「人のネタは結構思いますよね、今日(の収録)もそうですし。前にやったヒコロヒーさんのスケキヨの足 だって、そんなに広がると思わなかったですし。何パターンか出して終わりでしょうって。それをあんだけもたせるんだ…とか。森田さんのネタもそうだし、『金八先生』のものまねの移り変わりとかも『うわあ、やられたな』みたいな。『それ、俺やりたかったなあ』って(笑)。でも、それぞれの管轄があるから(笑)。毎回ほかの人のネタとかもいいなって思いながら見ていますね」

――バカリズムさんが研究発表をされる時に大事にしているポイントがあれば教えてください。

バカリズム 「それぞれの研究員ごとにプレゼンの形式があるんですけど、僕はそんなに映像使わないんですよ。自分のしゃべりやすさやテンポがあるので、映像が少なめになっていますね」

――永島さんからみたこの番組におけるバカリズムさんの魅力を伺えますでしょうか。

永島 「せいやさんだったり、森田さん、ほかの研究員のことを温かく見舞っている優しいまなざしがすごく印象的で。研究長が優しいまなざしで見ているからこそ、皆さんすごく伸び伸びとやってらっしゃるなっていう空気感はすごく感じますね。それから、バカリズムさんの毎回の発表の熱量もすごすぎて! そんな時間どこにあるんですかっていうぐらいのプレゼン量とテンポでやってらっしゃるのが、すごくこの番組の印象的な部分だなと思っています」

――レギュラー放送になったら、バカリズムさんの熱がこもった研究発表を定期的に見ることができるんですね。

永島 「私、めちゃくちゃ心配なんですけど…」

バカリズム 「毎週、僕はやらないですよ!(笑)。ローテーションにしないと…死んでしまう(笑)。それでも多分、月1ぐらいではやらしてもらうと思うので結構大変だとは思いますけど、やりがいはありますよね。こんだけやったら、最悪終わってもしょうがねえな!って。この番組に関しては、仮にいつか終わる時が来ても『いやでも、もうやれるだけのことはやった!』って思えそうな感じがしますね。だから、その時まで1回でも多く続けられたらなっていう感じですね」

【番組情報】

「私のバカせまい史」
4月20日スタート
フジテレビ系
木曜 午後9:00~9:54

取材・文/Y・O(フジテレビ担当)



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