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東京オリンピックの競技を解説【スケートボード】堀米雄斗、西村碧莉ら実力派ぞろい。初代メダリストに日本勢の名前が複数記される可能性大2021/07/20

スケートボード(堀米雄斗)写真:AP/アフロ

 今大会の追加競技の一つであるスケートボードは、前後に四つの車輪がついた細長い板(デッキ)に乗って滑走しながらさまざまなトリック(技)を繰り出し、難易度やスピード、高さを競う。起源は諸説あるが、1940年代のアメリカで木製の板に鉄製の車輪をつけて滑る遊びが始まり、1950年代にローラースケートの車輪を板に付けた商品「ローラーサーフィン」が登場。これが現在のスケートボードのに原型になったといわれる。初期のスケートボードは、サーフィンの練習用具としての側面もあったが、次第に独自の発展を遂げ、やがてストリート文化の中心的位置を占めるように。そして、今大会でオリンピック競技に仲間入り。東京の地で男女それぞれの「ストリート」と「パーク」が実施される。

 男女ストリート、パークとも、各20人が初代メダリストの座を争う。ストリートは、街にある手すり、壁、ベンチなどを模した障害物が置かれたコースで技を披露する。障害物への乗り方、降り方、デッキの回し方などで、選手それぞれが独創性を発揮する。「パーク」は複雑な滑走路を組み合わせたくぼ地状のコースで行われ、斜面を滑り上がって繰り出す空中技が見どころになる。両種目でルールは共通。技の順番は自由で、途中で転倒しても時間内であればそのまま競技を続けることができる。難易度、技の成功率、技の組み合わせの見せ方、オリジナリティーなどから総合的に判断して採点し、順位を決定する。

 初代メダリストに、日本勢の名前が複数記される可能性が高い。まずは、ストリート男子に出場する堀米雄斗。世界最高峰の「ストリートリーグ」で活躍し、2018年に日本人初優勝を含む3連勝を達成。2019年のXゲームで優勝し、今年6月に行われたストリート世界選手権も優勝。大会前の世界ランクは2位と、堂々の金メダル候補だ。世界選手権3位、世界ランク3位の白井空良もメダル候補の一角だ。ライバルとなるのは、ストリートリーグで圧倒的強さを誇り、世界ランク1位に君臨するナイジャ・ヒューストン(アメリカ)。ハイレベルのトリックの応酬が見られそうだ。女子ストリートの西村碧莉もメダル候補だ。2017年Xゲームズ優勝、2018年2位、2019年世界選手権優勝、世界ランク3位と実績は文句なし。西矢椛も世界5位の実力者だ。

 男子パークには、冬季オリンピックスノーボード男子ハーフパイプで2個の銀メダルを獲得した平野歩夢が出場、夏季大会のメダルに挑む。ちなみに夏季、冬季ともメダルを獲得した選手はこれまでに5人しかいない。女子パークは2019年世界選手権優勝、世界ランク1位の岡本碧優、2018年世界選手権優勝、世界ランク2位の四十住さくらが出場。日本勢の1・2フィニッシュが見られるかもしれない。

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