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東京オリンピックの競技を解説【バドミントン】世界ランク1位・桃田賢斗をはじめ日本が全種目メダルの快挙達成なるか2021/07/14

「バドミントン・桃田賢斗」写真:新華社/アフロ

 ネットを挟んでシャトル(羽根)をラケットで打ち合い、得点を競うバドミントンは、1992年のバルセロナ大会から正式競技になった。種目数は男女シングルス、同ダブルス、混合ダブルスの計五つ。試合はすべて2ゲーム先取制の3ゲームマッチ、1ゲームは21点のラリーポイント制。ただし、20対20になった場合は、どちらかが2点差をつけるか、30点に達するまで延長される。シングルスでは3~4人ずつ12~16グループ、ダブルスは4組ずつ4グループに分かれて総当たりの予選ラウンドを行い、シングルスは各グループ1位、ダブルスは2位までが決勝トーナメントに進む。

 スマッシュの際のシャトルの初速は、時速400km以上に達し、全球技で最速。しかし、相手の手元に届く頃には、時速100km以下に減速する。この緩急の差はほかの球技にはないもので、バドミントン独自の魅力と見どころを生み出している。また、選手はラリー中、相手の重心の位置などを見極め、どう揺さぶるか、裏をかくかを判断し、シャトルを打ち返す。駆け引き、読み合いも見逃せないポイントだ。

 かつては中国が最強を誇り、2012年のロンドン大会では全5種目の金メダルを独占。さらに、銀2、銅1と圧倒的な成績を残した。だが、同大会で女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳組が日本勢初メダルとなる銀を獲得。続く2016年のリオデジャネイロ大会では同じ女子ダブルスの髙橋礼華・松友美佐紀組が日本勢初の金メダルに輝き、女子シングルスの奥原希望が銅メダルを手にした。一方、中国は金メダル2個と直近5大会では最低の成績。世界の勢力地図が変化していること、日本が強豪国の一角を占めるようになったことが示された。そして、東京オリンピックでは、日本は世界ランキング上位をそろえてメダルラッシュを狙う。

 男子シングルスの桃田賢斗は、6月付世界ランクで1位。世界選手権も2018、2019年大会を連覇した。昨年、交通事故で負傷し、国際大会から遠ざかった時期があるのが不安材料だが、実力、実績とも金メダル候補筆頭なのは間違いない。女子ダブルスの福島由紀・廣田彩花組が1位、永原和可那・松本麻佑組が2位にランク。日本ペアが金メダルを争う可能性は高い。女子シングルスは前回銅の奥原が3位、山口茜が5位。男子ダブルスの遠藤大由・渡辺勇大組と園田啓悟・嘉村健士組、混合ダブルスの渡辺・東野有紗組もそれぞれ5位以内にランクされている。男子シングルスは世界ランク2・3位を占めるデンマーク勢、ほかの種目は台湾勢、インドネシア勢、中国勢などが強敵になりそうだが、日本が全種目メダルの快挙を達成するのも夢ではないだろう。

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