オダギリジョーら名物レギュラー陣が再集結「深夜食堂」7年ぶりの“開店”でめしやは健在2026/09/23 12:00

MBS・TBSほかでは、10月20日より小林薫主演のドラマイズム「深夜食堂」(火曜深夜1:26ほか)を放送する。
本作は、安倍夜郎氏による同名コミック(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)が原作。全世界シリーズ累計発行部数900万部を突破した、日本を代表する国民的「食」コミックだ。09年に小林主演でドラマ化されて以降、深夜ドラマながら国外でも大きな反響を呼び、「深夜食堂2」(11年)、「深夜食堂3」(14年)と人気シリーズ化。16年からはNetflixオリジナルドラマとして「深夜食堂4」「深夜食堂5」が制作され、世界190か国でストリーミング配信中。「映画 深夜食堂」(15年)、「映画 続・深夜食堂」(16年)と2度映画化され、中国・韓国ではリメークもされるなど、世界中にファンを持つ。
前作から7年ぶりとなる最新作の制作にあたり、スタッフ・キャストが再集結。各話の監督陣にもこれまで「深夜食堂」でメガホンを取ってきた、映画監督としても第一線で活躍する人物がそろった。
筆頭は、09年の第1作からドラマの世界観を作り、「映画 深夜食堂」でも監督を務めた松岡錠司氏で、今回は第2・5・8話を担当。
松岡氏は「毎シリーズ、今回が最後かなと撮るたびに思っていました。気が付けば長い月日がたっていました。『深夜食堂』の映像化がここまで続くとは誰も予測していなかったと思います」としみじみ語り、「繰り返し見ている視聴者が増えていったことも同様です。ともに格闘してくれた各監督、実写化のために創意工夫してくれた各脚本家、予算のやりくりに尽力してくれたプロデューサー、さまざまなスタッフ&キャストの真情あふるる仕事ぶりに、ただただ感謝です。そして最初に声を掛けてくれた小林薫さん、本当にありがとうございます」と長い年月を共にしてきた盟友たちに礼を伝える。
同じく第1作目から監督として参加する山下敦弘氏は第7・9話を担う。「長い間、“マスター”としてみんなを引っ張ってくれた小林薫さん、本当にお疲れさまでした。そして17年前、このドラマに誘ってくれた松岡錠司監督、本当にありがとうございました」と感謝を口にし、「ってなんか、ここまで書いてシリーズが終わってしまう感じの文章になってしまいましたが、終わるつもりはありません! また、やりましょう!! 絶対!!!!」と早くも次回への期待を熱く語る。
第2作から監督を務める小林聖太郎氏は第6話を演出。「7年ぶりのシリーズの撮影時期に決まったのが、ちょうど拙作(せっさく)映画の仕上げ時期。振り返ればもうちょっとできたと思うんですが、結果的に一本だけ担当しました」と新シリーズの制作の裏側を明かし、「ホン作りにもあまり関われなかったので、どうもお祭に参加し損ねた思いがあります。松岡監督も小林薫さんも、そしてレギュラーの皆さまもぜひ長生きしていただいて、次回次次回そのまた次……と続きますように」と次作への思いをはせた。
さらに、2人の監督が「深夜食堂」に初参加を果たした。第1話からの視聴者だったという横浜聡子氏は第4話の監督を務めることに。「たくさんの楽しみ方を教えてくれた、私にとって唯一無二のドラマです」と本作への思いを持つ横浜氏は、「長く人々に愛される作品というのは、このような豊かな人々によってできているものなんだと納得しました」との学びを得たと明かす。
第1・3・10話を受け持った吉田亮氏は、「撮影ではこれまでのシーズンの雰囲気を壊さないような演出を心がけましたが、コの字のカウンターを挟んでのマスターと客たちのやりとりは久方振りにも関わらず『完璧に仕上がっている』どころか、さらなる深みと旨味を増していて強烈に演出を引っ張っていくパワーがありました」との手応えを伝える。
そして、10月20日にオンエアする第1話には、おなじみの「めしや」常連客の総勢21名を発表。
新宿界隈の事情通・忠さんとして登場する不破万作をはじめ、新宿二丁目でゲイバーを営む小寿々役に綾田俊樹、たらこが好物のストリッパー・マリリン役には安藤玉恵がキャスティング。また、いつも一言余計なことを言う小道は宇野祥平、お茶漬けシスターズのミキを須藤理彩、ルミを小林麻子、カナを吉本菜穂子が熱演。
さらに、ジンジャエールが好きな金本は金子清文が扮(ふん)し、中山祐一朗が知ったかぶりの八郎、山中崇がヤクザの竜の弟分・ゲン、前田亜季が肉じゃが好きのノリ子役として顔をそろえる。
加えて、紅しょうがの天ぷらが好物のかすみ役として谷村美月、新宿署の野口刑事とバディを組む相棒・夏木を篠原ゆき子、ハイボールが好きな足立サヤは平田薫、小寿々のゲイバーで働く従業員・コウちゃんは吉見幸洋、マリリンの彼氏・キミトシは高橋周平、中華料理・洲崎飯店の店員つたえを野嵜好美が演じることも発表。
なお、光石研は新宿署のベテラン刑事・野口、松重豊は地回りのヤクザ・竜、余貴美子は老舗料亭のおかみ・千恵子、オダギリジョーが交番勤務の警官・小暮として作品に現れ、物語を豊かにする。
強力なスタッフと盤石な布陣のキャストを迎えての新シリーズ始動にあたり、原作者の安倍氏は、「しばらくご無沙汰していたなじみの店を何年か振りに訪ねる感じかな。『いらっしゃい。よ、久しぶり』なんて、薫さん(マスター)にあのいい声で言われたらうれしくなってしまう」とのワクワクを伝え、「年季の入ったカウンターで今回はどんなお客さんたちと会えるのか、とても楽しみにしています」との期待を寄せた。
シリーズのプロデュースを手がける遠藤日登思氏は、キャストやスタッフから新作熱望の声をかけられていたと言い、「新型コロナウイルスが明け、そろそろ新作を作れるかどうかと考え始めた頃、道を歩いていると原作の安倍夜郎さんにばったり出会うという偶然がありました。いや、これは偶然ではないのかも、そう感じたことをきっかけに監督や出演者の皆さんに声を掛けさせていただきました」と7年ぶりの“開店”のきっかけを告白。「そしてようやく完成、『めしや』は変らず健在です」と頼もしいメッセージを送ってくれた。
“飯テロ”の元祖と言われる「深夜食堂」。めしやの健在ぶりに心が癒やされる日がもうすぐ来る。
原作者・監督・プロデューサー コメント全文
■原作者・安倍夜郎
しばらくご無沙汰してたなじみの店を何年か振りに訪ねる感じかな。「いらっしゃい。よ、久しぶり」なんて、薫さん(マスター)にあのいい声で言われたらうれしくなってしまう。年季の入ったカウンターで今回はどんなお客さんたちと会えるのか、とても楽しみにしています。
■監督・松岡錠司(第2、5、8話担当)
毎シリーズ、今回が最後かなと撮るたびに思っていました。気が付けば長い月日が経っていました。『深夜食堂』の映像化がここまで続くとは誰も予測していなかったと思います。繰り返し見ている視聴者が増えていったことも同様です。ともに格闘してくれた各監督、実写化のために創意工夫してくれた各脚本家、予算のやりくりに尽力してくれたプロデューサー、さまざまなスタッフ&キャストの真情あふるる仕事ぶりに、ただただ感謝です。そして最初に声を掛けてくれた小林薫さん、本当にありがとうございます。シリーズとなって継続したことで、登場するレギュラー陣がリアルに歳を重ねていく記録となり、時間を巻き戻せない現実(とその厳しさ)を見せつけられる側面がありますが、それこそが長く続いたことで生み出された愁(うれ)いなのでしょう。
新シリーズもそれぞれの人々の心に響くことがあれば幸いです。
■監督・小林聖太郎(第6話担当)
7年ぶりのシリーズの撮影時期に決まったのが、ちょうど拙作(せっさく)映画の仕上げ時期。振り返ればもうちょっとできたと思うんですが、結果的に一本だけ担当しました。ホン作りにもあまり関われなかったので、どうもお祭に参加し損ねた思いがあります。松岡監督も小林薫さんも、そしてレギュラーの皆さまもぜひ長生きしていただいて、次回次次回そのまた次……と続きますように。
■監督・山下敦弘(第7、9話担当)
シリーズが始まった頃は33歳だった自分も、今はもう50歳。スタッフ、キャストも17年分歳を取りました。途中、亡くなってしまった仲間もいましたが、なんとかまた、あの食堂に集まって、いつものメンバーで撮影することができました。長い間、“マスター”として皆んなを引っ張ってくれた小林薫さん、本当にお疲れさまでした。そして17年前、このドラマに誘ってくれた松岡錠司監督、本当にありがとうございました。
ってなんか、ここまで書いてシリーズが終わってしまう感じの文章になってしまいましたが、終わるつもりはありません! また、やりましょう!! 絶対!!!!
■監督・横浜聡子(第4話担当)
深夜食堂、シーズン1からの視聴者です。その人間模様に打たれたり、飯テロに耐えたり、各話の監督名を当てる遊びをしてみたり、たくさんの楽しみ方を教えてくれた、私にとって唯一無二のドラマです。今回新参者としての参加は怖さもありましたが、小林薫さんはじめキャスト、スタッフの皆さまがいつも面白く温かく、そして松岡監督という存在がスペシャルすぎて、長く人々に愛される作品というのは、このような豊かな人々によってできているものなんだと納得しました。多くの人に届きますように!
■監督・吉田亮(第1、3、10話担当)
前シーズンから7年、ようやくファンの皆さまに新しいシーズンをお届けできることがとにかくうれしいです。
われわれスタッフも懐かしい「めしや」のセットに足を踏み入れた瞬間、「うわぁ!『深夜食堂』に帰って来た‼︎」と興奮に心躍りました。撮影ではこれまでのシーズンの雰囲気を壊さないような演出を心がけましたが、コの字のカウンターを挟んでのマスターと客たちのやりとりは久方振りにも関わらず「完璧に仕上がっている」どころか、さらなる深みと旨味を増していて強烈に演出を引っ張っていくパワーがありました。また、個性豊かな各話のゲストがもたらすユニークなケミストリーもこれまで以上に見ものです。
今までと変わらぬ味わいや空気感とともに新たな魅力も詰まった新シーズンをぜひ楽しんでください!
■プロデューサー・遠藤日登思
これまで2、3年おきに続けてきたドラマ「深夜食堂」ですが、前シーズン(19年)の後コロナ禍があり飲食店にとって大変な時期が続きました。そんな現実の中で食堂を舞台にした本作を立ち上げるタイミングを見失っていたのですがキャストやスタッフの方々に会うと「新作やらないの?」「またやりましょうよ」と言っていただくことがありました。
コロナが明け、そろそろ新作を作れるかどうかと考え始めた頃、道を歩いていると原作の安倍夜郎さんにばったり出会うという偶然がありました。いや、これは偶然ではないのかも、そう感じたことをきっかけに監督や出演者の皆さんに声を掛けさせていただきました。そしてようやく完成、「めしや」は変らず健在です。シーズン1から見ていただいている方も今回初めての方もぜひ期待してご覧ください。
【番組情報】
「深夜食堂」
10月20日スタート
TBS
火曜 深夜1:26〜1:56
MBS・SBC・TUT
火曜 深夜0:59〜1:29
RKB
火曜 深夜1:28〜1:58
CBC
火曜 深夜1:20〜1:50
HBC
火曜 深夜1:29〜1:59
SBS
火曜 深夜2:30〜3:00
RSK
火曜 深夜2:25〜2:55
tbc
火曜 深夜1:00〜1:30
RCC
火曜 深夜1:55〜2:25
BSN
火曜 深夜1:30〜2:00
※10月20日放送の初回は5分遅れてスタート
※日時については変更の可能性あり
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