企画・松重豊×主演・北村有起哉でおくるグルメヒューマンドラマが誕生! 共演はのん、加賀まりこ2026/09/01

松重豊が企画プロデュース・脚本・監督を手がけ、北村有起哉が主演を務めるドラマ「おいしいのつくりかた」(土曜深夜0:00)が、10月3日よりPrime Videoにて独占配信。のん、加賀まりこの出演も発表され、一同からコメントが到着した。
完全オリジナル脚本となる本作で描かれるのは、あるトラブルから心を閉ざしてしまった腕利きのシェフ・水橋英二(北村)、洋食の料理人だった最愛の祖父の味と店を守りたい孫娘・大沢加奈(のん)、加奈の祖母・智子(加賀)を中心に、人生の岐路に立つ登場人物たちが食を通じて一歩を踏み出す姿だ。見ればおなかがすくが、不思議と心は満たされる、この秋注目のヒューマンドラマが展開する。
長年「孤独のグルメ」(テレ東系)で“食べる男”として数々のグルメと向き合ってきた松重だが、本作では“作る側”の視点に立ち、料理がつなぐ人と人との温かな絆を描き出す。加えて、同作のスタッフが手がける、“シズル感”あふれる映像美も見どころの一つだ。特に、物語の鍵を握るポークソテーが調理される音や香りまで伝わってくるような描写には、多くの人が胃袋をつかまれるだろう。松重自身も「あの番組以上におなかがすくことを保証します」と、その出来を称賛している。
そんな本作で北村が演じるのは、過去のトラブルで全てを失い、老人ホームで心を閉ざして働くシェフ・水橋。本作のオファーを受けた当時を振り返り、北村は「松重先輩からのご指名ではないかと推察し、二つ返事で快くお引き受けいたしました。松重監督の元であれば“例え火の中水の中”という覚悟で撮影に臨みました(笑)。私自身、料理人役を演じるのはおそらく今回が初めてだと思います。『孤独のグルメ』のシーズン1を見た時から、役者としての自我を一切主張せず、ただそこにある厨房(ちゅうぼう)に完全に溶け込んでいる料理人を演じたいとずっと思っていました」と、念願の料理人役への喜びを口にする。
撮影を経て、「水橋という役を演じていく中で“食”とはこんなにもいろいろな感動を与え、いろいろなことを思い出させてくれるものなんだとあらためて感じました。人が生きていく中で“食”は密接につながっていて、心を動かしたり、元気を与えてくれたりするのだと。この作品は私たちの日常にも普通に起こり得そうな、身近なお話です」と感じた魅力を語りつつ、「ご覧になる皆さまも最後にはきっとすごく温かい気持ちになっていただけると思います。ぜひ楽しみにしていてください!」と力を込めた。

一方で、共演ののんが演じるのは、レシピ動画配信会社でディレクターとして働きながら、亡き祖父の洋食店と料理を愛する女性・加奈。彼女の人物像について、のんは「おばあちゃんとおじいちゃん子で、2人においしいものを教えてもらって幸せをたくさんもらったのだと思いました。これだ! と思ったらその道を信じ抜くところはおばあちゃん譲りなのかな? と感じます。快活で、演じていて心地良い役でした」と解説する。
見どころにも言及し、「おいしいものってどんなふうに出来上がるんだろう? と想像すると、この作品のようにいろんなドラマがあるのかもしれない。いろんな物語があった先においしいものが待っていたらこれ以上のご褒美はないな! と納得します。本作を見ていただいた暁には、ポークソテーを食べたくてしょうがない気持ちでいっぱいになることでしょう」と、気になるコメントも残した。

そして、加奈の祖母・智子を演じる加賀は「松重さんが撮る作品に興味があり、なんだか面白そうだなと思ってお引き受けしました。この暑い夏での撮影でしたが、松重監督の魅力にすっかり引っ張られました」と撮影を満喫した様子。「最愛の夫の死から生きる気力を失っている状態なので、普段以上に自分を抑えながら智子という人物と向き合いました」と裏話を明かしつつ、「劇中ではポークソテーが鍵になってくるのですが、そのポークソテーが本当においしくて、お芝居をするのが大変だったくらいです(笑)。映像でもかなりおいしそうに仕上がっていると思います。この作品はそんないっぱいのおいしさといっぱいの愛が詰まった作品です」と太鼓判を押した。

さらに、企画プロデュース・脚本・監督を担った松重からもコメントが到着。松重は「俳優を長年やってきました。なりわいとするのも困難な職種ですが、ひたすら待ち続けているうちにマスコミの仕事をいただけるようになり、なんとか生活ができるようになりました。そして50歳を目前とした頃に『孤独のグルメ』と出合い、社会的に認知され今日に至っております。ただこの職業を取り巻く環境は激変しており、ただ待つだけで未来が築かれるような世界ではなくなりました。自分が面白いと思える作品は自らの手で作る。そしてそれを世に問い全ての責任を負う。極端ですが、そこに活路を見いだす必要があると思えたのです」と、今回の挑戦への経緯を告白する。
続けて、「幸い僕には14年一緒に番組を作ってきた技術スタッフがいて、“おいしい”ものを撮ることにかけては世界一です。俳優部出身の僕は誰よりも役者さんの気持ちが分かります。そこに最高の音楽を合わせれば、見たことのない“おいしい”作品ができるはずです」と自信をのぞかせ、「設計図(脚本)を組み立てるにあたっては、最近胸を痛めることが多い地方の老舗飲食店の廃業、そして復活という骨格を据えました。それに携わる人々の群像劇です。栄えある一本目の主役は『ポークソテー』。あの番組以上に、おなかがすくことを保証します。ご期待ください」と熱くアピールした。

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