イモトアヤコが、人生を諦めていた女性が人生を再生していく物語でドラマ初主演「再生のウズメ」2026/09/01 05:00

フジテレビ系では10月3日より、イモトアヤコ主演の土ドラ「再生のウズメ」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)を放送する。12年間ひきこもっていた40歳の田村ウズメが、人生をやり直す姿を描く本作で、イモトが連ドラ初主演を果たす。
本作は、漫画家・天堂きりん氏が「FEEL YOUNG」で現在も連載中の、人生の“再生”をテーマにしたヒューマンドラマ「再生のウズメ」(祥伝社 FEEL COMICS)が原作。引きこもり生活を送る元子役の主人公・ウズメ(イモト)が、便利屋での仕事を通して少しずつ社会や人とのつながりを取り戻していく姿を、時にユーモラスに、時に温かなまなざしで描き、多くの読者の共感を呼んでいる。
主人公だけでなく、依頼人やその周囲で悩みを抱える人々にも丁寧に寄り添い、「何歳からでも人生はやり直せる」というメッセージを紡ぐ本作。優しくも力強い世界観で読者を魅了してきた本作が、このたび待望の映像化を果たす。
主演を務めるイモトは、オファーを受けた際の心境について「私でいいのかなと思う反面、すごく夢ではあったのでうれしかった」と喜びを明かし、「ウズメがすごくリアルな40歳の女性で、私と年齢も一緒というところもあって、ある種、運命なんじゃないかなと思った」と作品との縁を感じていることを語った。
イモトが演じる田村ウズメは、かつては人を笑顔にする役者を夢見た子役だったが、28歳のとき、ある出来事をきっかけに役者を辞め、実家の部屋に引きこもってしまう。それから12年。結婚もせず、働きもせず、自堕落な日々を送るウズメを見かねた母・咲子は、ついに「便利屋」を呼び、娘の部屋の片付けを依頼する。
そこにやって来たのは、便利屋「救ちゃん」の代表・興梠(コオロギ)だった。部屋にあった一枚の写真から、ウズメがかつて子役として演技をしていたことに気付いた興梠は、代行スタッフとして働かないかとウズメをスカウトする。
興梠によって半ば強引に社会へ引っ張り出されたウズメ。浮気相手のふりをして妻に謝罪する仕事や、有名女性作家の「隠し子」になりすまして、かつての思い人に会いに行く仕事など、さまざまな依頼を通して、人と関わり始めていく。最初は戸惑いながらも、依頼人たちの人生に触れる中で、ウズメ自身もまた、止まっていた自分の人生や、過去の傷と向き合うようになる。
そして、ウズメと出会った人々もまた、彼女との交流を通して、それぞれが抱えていた心の傷や悩みと向き合い、少しずつ前へ進み始める。
なお、ウズメの名前の由来は神話の天岩戸伝説からきており、岩の中に隠れてしまった天照大神(あまてらすおおみかみ)を踊りで表の世界に連れ出した女神・天宇受売命(あめのうずめのみこと)から名付けられている。繊細だけど、根はパワフル。時にコミカルで、どこか不器用なウズメが、人の心の扉を開いていく。
「何歳からでも、人生はやり直せる。」をテーマに描く本作。人生につまずいた人々が少しずつ前を向いて歩き出す姿を通じて、疲れた現代人の心にそっと寄り添う再生と希望のヒューマンドラマが今秋幕を開ける。
田村ウズメ役・イモトアヤコ コメント全文

――オファーを受けた時の気持ちと意気込みは?
「まず、びっくりしました。私でいいのかなと思う反面、すごく夢ではあったのでうれしかったです。ただ、連続ドラマの主演という責任と、やったことのない未知のモノへの若干の不安はあります。でも、ウズメがすごくリアルな40歳の女性で、私と年齢も一緒というところもあって、ある種、運命なんじゃないかなと思いました。これから頑張りたいです!」
――原作を読まれた感想をお聞かせください。
「面白かったです。そして決して遠い話じゃないように感じ、どのエピソードもリアリティーがすごいなと読んでて思いました。12年間引きこもりっていう設定はありますが、ウズメはリアルな人だなと。才能があるような人に引き込まれていく感じであったり、20代でエンタメに携わる人が陥りがちなシーンは泣きそうになりました」
――主人公・田村ウズメの共通点はありましたか。 また演じるうえで大切にしたいことは?
「今のウズメとは違う点の方が多いかなとは思いました。私自身は前向きに動いて、動いて、何か次につながるようにと思って今も行動しています。ただ、原作を読んでみて一つの出来事で自分の時が止まってしまうんじゃないかっていう恐怖心は感じました。昔のウズメのように私自身もかなりアクティブな方だと思っているので、だからこそ、もしかしたら一つの出来事で時計が止まってしまうのかもとは思いましたね。人に話すのはちょっと恥ずかしいんですけど、想像力を使ってウズメとして日記を書くなどして、ウズメでいる時間をカメラの前以外でも作るように努力をしようとは考えています」
――原作ファン、そしてドラマを楽しみにしている視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
「原作を大切にしてやってはいきたいなっていうのと、原作とドラマの共通テーマが『光』で、そこをすごく意識しているので、見ている方にもそれを感じていただけたらうれしいです。ウズメも光を与えようと思って行動してるわけではない。でも動いてたら、誰かを照らす光になっている。私が演じるウズメも、そんなふうに誰かを照らせる存在になれたらいいなと思っています。ぜひご覧ください!」
原作・天堂きりん コメント全文

「誰かのためを思って描こう」と心に決めて始めた連載でしたが、思うような結果が出ず、実は2年前に終了を決意していました。だけどその矢先、ドラマ化のお話をいただき連載を継続。その後、ご縁があって今回のドラマ化が決まり、プロデューサーの松本(圭右)さん、河角(直樹)さん、古林(都子)さん、渋谷(未来)さんの作品に対する熱い思いをお聞きし胸が熱くなりました。
主人公の田村ウズメ役にイモトアヤコさんのお名前が挙がった時は全く予想してなかったので驚きでした。ですがその日を境に私の頭の中でイモトさんがウズメとして生き生きと動く姿しか浮かばなくなったのです。きっと、等身大のウズメを誰よりも面白おかしく、そして愛されるキャラクターに演じてくださるだろうと……。そんな中、調整していただきお忙しい中でのご出演決定の知らせは本当にうれしかったです。
原作は連載中のため、ドラマにはオリジナル展開や先の場面も登場します。制作の皆さまと何度も話し合い、丁寧に脚本を作り上げ、チーム全員で形にしています。ドラマという形で「みんなの作品」へと育っていく素晴らしい機会をいただき、感謝しかありません。
このドラマが、必要としていただける方皆さまに届くことを心より願っております。
あらすじ
元子役の田村ウズメ(イモト)は、28歳の時、ある出来事がきっかけで家にこもるように……。それから12年。同級生たちが家庭を築く中、家で自堕落な日々を送るウズメを見かねた母・咲子は「便利屋」を呼び、部屋の片付けを依頼する。やって来たのは便利屋・救ちゃんの代表・興梠。この出会いがウズメの人生を大きく変えていくことになる。
調子のよい興梠に乗せられ、半ば強引に便利屋で代行スタッフをさせられることになるウズメ。浮気相手のふりをして妻に謝罪をする仕事や、有名女性作家の隠し子になりすまし、かつての思い人に会いに行く仕事などを通じてウズメが社会と関わりを持ち始める中、そんなウズメと出会うことで依頼人たちもまた心の傷を癒やしていく。
繊細で、でも根はパワフル。そして時にコミカルな主人公・ウズメが、周囲の人の心の扉をどう開いていくのか!?
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