浅香航大、河内大和、望月歩が大泉洋主演「俺たちの箱根駅伝」テレビ中継チームに加入2026/07/15 06:00

浅香航大、河内大和、望月歩が、日本テレビ系で10月にスタートする大泉洋主演の連続ドラマ「俺たちの箱根駅伝」(日時未定)に出演することが発表された。
池井戸潤氏の原作「俺たちの箱根駅伝」(文藝春秋刊)は、日本の正月の風物詩となった箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)を、国民的作家である池井戸氏が十余年もの歳月と情熱をかけて執筆した作品。物語は、箱根駅伝に2年連続で出場を逃した古豪・明誠学院大学の陸上競技部を中心とした挑戦と、箱根駅伝の生中継を担う「大日テレビ」というテレビ局の舞台裏の二つの大きな柱で描かれる。主演の大泉は、「箱根駅伝」生中継チームのチーフプロデューサー徳重亮役を務める。
浅香が演じるのは、大日テレビの「箱根駅伝」ディレクターとして移動中継車の1号車を担当する野村豪輝。後輩の宮本菜月(伊藤沙莉)にセンターディレクターの座を奪われ、内心穏やかではないクールな人物で、バラエティー出身ゆえ「箱根」をエンタメ化しようとする上層部の方針には肯定的だ。なお、野村は原作には登場しないドラマオリジナルの人物。
浅香は、「僕は部活での青春を体験したことがありませんでした。原作を拝読した時、スポーツの熱さ、素晴らしさを改めて感じ、号泣しながら読み終えました」と原作との出会いを振り返る。「それと同時に“自分には体験できなかった”といううらやましさで、熱を帯びるような感覚があり、その思いは、僕が演じる野村という人物の心情にも、どこか似て通ずるものがある気がします。野村は原作には登場しないドラマオリジナルの人物ですが、作品の良いスパイスになるよう、大事に育てていきたいと思います」と役への思いを込めた。
河内が務めるのは、「技術を制するものが箱根を制す」を信条に現場を支える、大日テレビの技術チーフ・桑名哲。徳重(大泉)の少し上のベテランスタッフで、技術者としてのプライドを高く持つ役どころだ。
河内は、「お正月、当たり前のように見ていた箱根駅伝ですが、本作に参加して、その舞台裏にどれほど多くの人々の情熱と責任があるのかを改めて知りました」と参加して気付いた箱根の重みを語る。「私が演じるのは、大日テレビの技術チーフ。一瞬たりとも途切れない映像を届けるために熱く戦い、視聴者には見えない場所で放送を支える役どころです。走る者たちのドラマと、それを支える者たちのドラマ。その両方が重なり合い、箱根駅伝の新たな魅力と熱狂が見えてきます! ぜひご覧ください!」と視聴者へ力強く呼びかけた。
望月が担当するのは、ADとして経験を積み念願のディレクターデビューを果たした心優しき松澤東吾。大日テレビの「箱根駅伝」ディレクターとして移動中継車の3号車を担当するが、優しい性格ゆえに戸山知香(山田杏奈)をはじめADたちにナメられがちな一面も。
望月は、「見ようと思えば毎年見られたはずの箱根駅伝ですが、僕は今年が初めてでした。たくさんの思いが詰まっているということ、そして応援することで心が奮い立つという経験。作品に参加させていただけたことで新たに学ぶことができています」と初めて箱根駅伝を目にして感じた興奮を明かす。「作品を通して、僕のような人にも興味を持っていただけたらうれしいなと思います! そのきっかけになれるよう、丁寧に向き合っていきます。ご期待ください」と箱根駅伝を知らなかった自身の経験を重ねながら思いを届けた。

なお撮影では実際の箱根駅伝中継で使われる移動中継車を使用。中継車やカメラバイクをバックに行われた今回の写真撮影では、普段は間近で目にする機会のない本物の迫力にキャスト陣からも思わず感嘆の声が上がる場面も。大泉が「桑名(河内)はカメラを持った方が絶対リアルでしょ」と自ら演出し始めて現場を大いに盛り上げるなか、終始和気あいあいとした雰囲気の中でそれぞれが役への思いを込めて撮影に臨み、完成した写真にはキャラクターの個性と中継を支えるスタッフとしての使命感が生き生きと映し出されている。
ドラマ内で大日テレビの中継の裏側を描くパートでは、往復約14時間に及ぶ生中継に挑むスタッフたちの奮闘が描かれる。候補選手への取材を重ねながら信頼関係を築き、選手の表情や勝負どころを逃さないカメラポジションを入念に下見。数々の名場面を生んできた給水ポイントの撮影方法にも新たな工夫を加えるなど、“選手のための箱根駅伝”を全国に届けるため時にぶつかり、時に知恵を出し合う個性豊かなスタッフたちの人間模様も見どころの一つだ。
さらに本作では、約40年前に箱根駅伝中継の礎を築いた技術スタッフたちの知られざる苦闘にもスポットを当てる。テレビ中継の電波が葉っぱ1枚でも遮られてしまう時代に、カーブが連続する箱根の山での生中継を実現するため、技術スタッフたちは50kgにも及ぶ機材を背負い、道なき山道を何度も往復しながら中継体制を築き上げた。
ドラマでもその知られざる苦闘の一端を描くエピソードが登場。大泉、伊藤、山田ら中継スタッフ役のキャストも実際に箱根の山へ入り、機材を背負いながら急峻な山道を歩いて撮影に臨んだ。のちにキャスト陣が「とにかく山の撮影が本当に大変だった」と口をそろえるほどタフなロケとなったが、座長の大泉が山岳隊の隊長さながらに「全員無事かー?」「ここは俺に任せて先に行けー!」などと声を掛け一同を盛り上げ、チーム一丸となって乗り越えた。困難を切り拓いた先人たちへのリスペクトを身をもって実感した撮影となったという。
池井戸氏自らが「もう二度と、こんな小説は書けないでしょう」と語る渾身(こんしん)の原作のドラマ化。今後も中継チームの前に立ちはだかる大日テレビ役員陣など新たなキャストの発表にも期待が高まる。
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