「侍タイムスリッパー」外伝「心配無用ノ介 天下御免」の記者会見に横山剣が登場!2026/07/14 21:52

BS-TBSで7月16日にスタートする、連続時代劇「心配無用ノ介 天下御免」(木曜午後11:00)の記者会見が行われ、主演の田村ツトム、共演の沙倉ゆうの、井之上チャルが時代劇の衣装で登壇。この日は、監督の安田淳一氏も同席し、見どころや撮影秘話をトーク。それぞれが作品の魅力をアピールした。
本作は、第48回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞した映画「侍タイムスリッパー」(2023年)の外伝であり、映画と同様にメガホンを取るのは安田監督。どこからともなく現れ、「心配ご無用!」の決めセリフとともに悪を成敗する王道の時代劇を軸に、「心配無用ノ介~」制作の舞台裏を描くなど、斬新な仕掛けが盛り込まれている。また、第2話では、「凶悪」(13年)、「孤狼の血」シリーズ(18年)の白石和彌氏がメガホンを取ったことも話題になっている。
映画から引き続き心配無用ノ介を演じる田村、映画では優子役を担った沙倉らおなじみの面々に加え、新キャラクター・善治を担う井之上チャルも参戦。50周年を機にリニューアルされた太秦映画村と東映京都撮影所の全面協力のもと、熟練の職人たちと一丸となって作り上げる情熱の詰まった時代劇だ。特別キャストとして、映画で主演を務めた山口馬木也、ライバル役の冨家ノリマサや、本田博太郎、大竹修造、竹中直人ら豪華俳優陣が出演。エンドロールで流れる、クレイジーケンバンドの新曲「心配無用節」が、作品の世界観にぴったりマッチしている。

劇中の衣装で記者会見に参加した田村、沙倉、井之上の3人。まずは、田村が「多くのファンの一声一声が力になってドラマ化されたので、そういう気持ちも背負いながら撮影に挑みました。京都・太秦映画村で公開撮影という形で全6話を撮影しました。時代劇ファンも、新しくこのドラマに興味を持たれる方も喜んでいただける作品となっております」と、作品にかける思いを吐露。

次に、沙倉が「本作は、くすっと笑える時代劇で、子どもから年配の方まで、家族みんなで楽しめる作品となっています。そして、昔懐かしい時代劇でもあると思います。太秦映画村は、日本の「HOLLYWOOD」と呼ばれていて、今年、100年という節目を迎えリニューアルオープンするとともに、本作の撮影ができたのが私的には幸せでした」と笑顔で語り、自身の見どころについて、「今回は“おゆう”として、あいくちで立ち回りをしているところです!」と語った。

続いて井之上は、自分の名前を覚えてもらおうと「井之上チャルです」を繰り返し、「インスタントラーメンの『チャルメラ』を思い出してもらっていいですか。『メラ』を取ったら『チャル』が残るでしょ。それが私の名前でございます。もし、チャルメラを食べる時があれば、僕をふと思い出していただけると幸いでございます!」と目を大きくしてアピール。加えて「私からの見どころは、全部といっても過言ではないんですが、この30分の時代劇には監督のこだわりが詰まっておりますので、私の見どころは『最後まで見ていただく』これでお願いします」と告げた。

そして、安田監督にマイクが渡り「『侍タイムスリッパー』を応援していただいたお客さんに恩返しをしたいと、映画の舞台あいさつをしているときに言ったことが現実になり、うれしくて幸運だと思っています」と、ファンに感謝。続けて「時代劇とはいっていますけれども、回を追うごとに自らの穴に突っ込みを入れるような展開も見せます。かと思うと、映画では助監督の優子を演じてくれた沙倉さんが、なぜおゆう役を演じることになったかという回では、ほぼ現代劇になっています。なかなか一筋縄ではいかない展開を見せます。制作委員会の方々が僕の好きなようにやらせてくれたから、こういうことができたのかなと思っています」と感慨深げ。時代劇が民放で作れない時代に、「心配無用ノ介~」が実現できたことに改めて感謝した。
また、本作の制作が決定するまでに紆余(うよ)曲折があり、実現するかどうかを田村が心配していたと苦笑した安田監督に、実現してよかったと田村が笑顔を見せた。
その後、スペシャルゲストとして、エンディングテーマ「心配無用節」を書き下ろした、クレイジーケンバンドの横山剣が登壇し、「イイネ!」ポーズを決める。

横山は、オファーを受けた際を「やったー!」と喜び、興奮しながら新たな曲を書き下ろそうと思ったらしいが、過去のストックに絶対ハマると思った曲があったため、それを改めてカスタマイズして、この曲が出来上がったと明かした。
ドラマについては、「このドラマの世界観が常識とも違って、僕らが共感できるようなユニークな部分もありまして、これはもう間違いないなと思って書かせていただきました。ありがとうございます!」と自信を見せた。

安田監督は音楽に詳しくなかったらしいが、クレイジーケンバンドが以前手がけたドラマ主題歌が好きだったこともあり、制作スタッフから、「エンディング曲を作ってもらいたい方、いらっしゃいますか?」と聞かれて、軽い気持ちで「クレイジーケンバンドにお願いできたら……。昭和的な演歌っぽい感じのロックだとうれしいです」と言ったことも現実となり「作品にマッチしてピッタリの曲」と喜び、本作と共に「いろいろな人に広まってくれたらいいな」と呼びかけた。

クレイジーケンバンドの曲をよく聞いているという田村も「“横山剣節”がさく裂している」と感動したらしく、「心配無用節の中に、剣さんの拳がすごく効いていました。テンポも良くてノリノリ。ドラマのエンディングで流れるのでノリノリで見終わって、ワクワクの気持ちでぐっすり眠れそう」と、ジェスチャーもつけて感想を述べた。

ドラマではエンドロールで流れる短いバージョンしか聴けないため、横山が「楽曲化する際にフルサイズで作ります」と約束した。
その後、時代劇で心がけていることや、田村が演じる心配無用ノ介の魅力などをトーク。

最後に、今後の野望を聞かれた安田監督は、「毎年の恒例のシリーズ化を実現できるようにしたい」と明かし、「侍タイムスリッパー」絡みのお話として、映画版で最後にタイムスリップしてきた侍が、その後、どういう歩みをたどって現代にいたるのかを描いてみたいと思っています」と、心のうちを披露し、周りをざわつかせて会見は終了した。
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