「夫を殺したはずなのに」内田理央、夫役・渡邊圭祐の“死”のシーンに感心「本気で心配に……」2026/07/05 06:00

内田理央が主演を務める、ドラマプレミア23「夫を殺したはずなのに」(月曜午後11:06)が、テレ東系で7月6日にスタート。それに先駆け、記者会見が開催され、内田をはじめ、共演者の渡邊圭祐、箭内夢菜、曽田陵介が登壇した。
原作は、CLLENN×テレ東が初の共同制作に挑んだ、赤石真菜氏による完全オリジナル縦読み漫画作品。2024年7月に同枠にて放送され、テレ東ドラマ史上最高の⾒逃し配信総再⽣数を記録した「夫の家庭を壊すまで」に続き、赤石氏とテレ東が再びタッグを組み、最新作を実写ドラマ化する。これまで数々のヒット作を生み出してきたテレ東の“不倫・復讐(ふくしゅう)”ジャンルに、新たな“タイムリープ”の要素を掛け合わせた、予測不能なタイムリープ復讐サスペンスだ。
主人公で、料理上手な妻・本庄莉乃(内田)は、優しい夫の慶太(渡邊)と幸せな日々を送る夫婦。しかし、結婚記念日の夜、莉乃の元に届いた一本の生配信動画によって、その日常は崩壊する。慶太の裏切りを知った莉乃は、密会現場へ乗り込み、怒りに任せて夫・慶太をメッタ刺しに。莉乃も愛人・菊池エレナ(箭内)の返り討ちに遭い、命を落とすが、次に目が覚めると“慶太の不倫が発覚した日”に戻っていて……。繰り返される“死のループ”の中で、莉乃はやがて衝撃の真実へとたどり着く。

オファーを受けた当時を振り返り、内田は「お話をいただいて、まず原作を読ませていただいたのですが、とても面白くて。不倫に復讐、殺人、タイムリープ……と、“こんなに盛り込めるものなんだ!”と驚いたほどに、衝撃的な展開が詰まっている作品だなと思いました」とコメント。「謎がたくさんあり、考察のしがいのあるストーリーで、私自身も“最後はどうなるんだろう”と楽しみにしていて。そんな原作のドラマ化ということで、きっと大変なのだろうなとは思っていたのですが、本当に大変で(笑)、今みんなで頑張って撮影しています」と、近況も伝える。

夫役の渡邊もそれに同意しつつ、「不倫、復讐、タイムリープと、本当に売れる要素が盛りだくさん(笑)。内田さんもおっしゃっていたように、何がどうなって、誰がどうなっていくのか、まったく読めない物語というのが率直な感想でした。台本も面白くて、どんどん読み進めることができて。“今、何を撮っているのだろう”と分からなくなってしまうのが、タイムリープの面白さであり、非常に難しい題材だなと実感しています」と、撮影を経ての感触を明かした。
日々の撮影において、難しい点は「やっぱりタイムリープ」という内田。「1回目、2回目、3回目、4回目、5回目……と、例え同じ場所でも順撮りではなくバラバラに、ランダムに撮っていて。『次、3回目やります』と言われても、“今、どんな感じだっけ。この間に何があったかな?”と頭の中で整理するのが大変で。それはスタッフの皆さんもそうで、全員で脳みそをフル回転させながらやっています」と苦戦している様子だ。

慶太の愛人役の箭内も、「私は、お二人ほど同じ日に戻って同じことをするシーンは多くないのですが、2周目、3周目になってくると、エレナが過ごす時間が少しずつずれていって、表情や声のトーンなども全然違ってくるんです。なので、誰かにちょっと声を掛けられるシーンでも、エレナとしてどう受け取ったらいいのか。そのあんばいが難しくて」と語るが、莉乃が働く児童養護施設を手伝う大学生・波多野樹役の曽田だけは違うようで……。「僕はタイムスリップがあまりなく、子どもたちと遊んでいるシーンが多くて。みんな超かわいくて、『樹、遊ぼうぜ!』という感じで毎回来てくれるので、本当に楽しかったです」と、子どもたちとの時間を満喫したようだ。

渡邊は慶太目線での注目ポイントにも言及し、「毎作品、一役者につき“一死に”というのが大体の相場だと思うのですが、今回は何回も殺害されるわけです(笑)。いろいろなレパートリーを試すことができて、こんなに役者冥利(みょうり)に尽きることはないなと思いながらやらせていただいています。劇中では、みじめな復讐のされ方もあるのですが、個人的には毎回楽しみながら召されているので(笑)、そこが見どころになっています」とニヤリと笑った。

続けて、イベントでは「過去のあの日やあの時にタイムリープしてやりたいこと、もしくはやり直したいこと」をフリップで発表していくことに。内田は「中学生にタイムリープして、日焼け止めを塗りたい」、渡邊は「8年前の今日にタイムリープして、うまいことやりたい」、箭内は「10年前にタイムリープして、まだ小さかったきょうだいと遊びたい」、曽田は「おとといにタイムリープして、ちゃんと靴を履く」とそれぞれ回答する。

これについて、内田は中学時代に日焼け止めを塗っていなかったことを後悔しているといい、「その弊害が30歳を超えて出てきたんです(笑)。あの時塗っておけばこのシミ、このホクロはなかったかも……みたいなことがあり過ぎて」とこぼす。渡邊は、なんと会見当日(6月29日)のちょうど8年前が初めてカメラの前に立った日だそうで、「あの頃は何にも分からなかったですが、今だったらもうちょっとできるんじゃないかなと思うので。8年前の今日、もう少しうまいことやりたいですね」と当時を懐かしんでいた。

なお、箭内は4きょうだいの長女であり、弟や妹と年齢が離れているそうで、「オムツ交換をしたり、ミルクをあげたり、ほぼママ代わりのようなことをしていたので、当時のことははっきり覚えているんです。めちゃくちゃかわいかったのですが、今はみんな絶賛思春期で、全然遊んでくれなくなっちゃって、なんならなめられているので……(笑)。1週間でいいから一緒に遊びたい」と熱望。曽田はスリッパを履いて出かけては転倒することが多いそうで、「おととい、雨が降っていた時に家の前で転んでしまったのですが、もう最近これで7度目くらいなんです(笑)。なので、そろそろきちんと靴を履こうと」と、気を引き締めていた。

質疑応答では、内田と渡邊にお互いの印象を問う質問が。渡邊は「壁がない方なので、距離感を詰めようと思う必要がなかったといいますか。いま皆さんが見ている感じのまま、裏でもいてくださるので、すごく接しやすくて、関係値を作るのにも苦労はしなかったです。1シーンごとに監督とディスカッションをしていたりして、すごく真面目な方なんだなというイメージを持ちました」と、内田の立ち居振る舞いを称賛する。

対して、内田も渡邊の印象を「すごくクールな方なのかなと思っていたら、本当に面白くユーモアのある方で。現場でも、スタッフの皆さんを明るくしてくれるエンターテイナーなので毎日が楽しいです」と語り、「お芝居で刺激を受けた部分としては、劇中での死に方がすてきといいますか、上手なんです。『大丈夫でしたか?』と、本気で心配になって、思わず声をかけてしまうぐらい(笑)。すごく難しいお芝居だと思うのですが、何度もそういうシーンがある中で、毎回違うお顔を見せてくださるのが本当に素晴らしいなと思っています」と、互いにリスペクトしていることをうかがわせた。

2問目の質問は、1本の生配信動画によって運命が大きく変わってしまった莉乃にちなみ、「人生がここで大きく変わったなと思うターニングポイントは?」。これに、曽田から「僕は大学を卒業して就活をして、入社式にも行っていたのですが、当時からこの業界でお仕事を少しやっていたのもあり、“やっぱりここがいいな”と思って……。人事部に電話して、『やっぱり辞めます』と伝えました。両親にはすごく怒られたのですが、その結果こうして俳優のお仕事をさせてもらえていて、今となってはすごく応援もしてくれているので、そこがターニングポイントかな」と、驚きのエピソードが飛び出す。
3問目には「何度もループして繰り返してしまうもの、趣味や食べ物はあるか?」との問いが。すると、渡邊が「日本中が今サッカーに熱狂していますが、僕はNBAです! この間シーズンが終わったのですが、ニックスが53年ぶりに優勝を果たして、すごく盛り上がっています。そして、八村塁選手が、2位になったスパーズに移籍するんじゃないかという話も出ていまして……」と熱弁し、熱くなるあまり、途中で汗をハンカチで拭う場面も。「学生の頃、現役でバスケをやっていた時から楽しませていただいています!」と声を弾ませた。

最後は、主演の内田からあいさつを。「復讐と不倫、殺人のドロドロが交錯するタイムリープサスペンスで、考察しがいがあり、謎もたくさんある、本当に面白いドラマです。皆さんのお芝居においても、すごく衝撃的なシーンがたくさん出てくるので、最後まで目の離せない内容になっています。ただ、ドラマの世界観とは違い、本当に雰囲気良く、楽しく撮影しているので、そこは安心していただけたら。ぜひ、SNSなどでも考察をしながら見てくださるとうれしいです」と視聴者に呼びかけ、会見を締めくくった。
なお現在、TVガイドWebでは内田と渡邊のインタビューも公開中。こちらでのトークも必見だ。
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