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向井理が患者ファーストのMR役に挑む「連続ドラマW MR -医薬情報担当者-」今秋放送・配信2026/06/11 12:00

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向井理が患者ファーストのMR役に挑む「連続ドラマW MR -医薬情報担当者-」今秋放送・配信

 向井理が、WOWOWで今秋放送・配信する「連続ドラマW MR -医薬情報担当者-」(全5話、詳細未定、第1話無料放送)の主演に決定した。

 本作は作家の傍ら、医師としても活躍する医療ミステリーの名手・久坂部羊氏による小説「MR」(幻冬舎文庫刊)が原作。WOWOWによる久坂部作品の映像化は「ドラマW 第三のミス~まず石を投げよ~」「連続ドラマW 神の手」に続き3作目。医療の現場と製薬業界の裏側、そして命に向き合う人々の葛藤を描いた社会派医療ドラマとなっている。

 タイトルにもなっているMR(=Medical Representative)とは、製薬会社の営業職的存在。医師や薬剤師などの医療従事者を訪問し、医療用医薬品の情報を提供・収集、適正使用を推進する役割を持つ。そんなMRを主人公に「命」と「医療」の本質に迫る重厚な社会派ヒューマンドラマを描く。

 監督はドラマ「スキャンダルイブ」(ABEMA)などを手がけ、来年2月に映画「殺人の門」(東宝、KADOKAWA)の公開を控える金井紘氏が担当。金井氏は本作がWOWOWドラマ初監督となる。また、脚本はドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)などを担当した香坂隆史氏が務める。

向井理が患者ファーストのMR役に挑む「連続ドラマW MR -医薬情報担当者-」今秋放送・配信

 日本の製薬業界は、市場規模が約10兆円。一つの新薬が発売されるまでに10年から15年の年月と数千億円という研究開発費が費やされている。一方で、販売に至るまでの確率はおよそ25,000分の1と非常に低く、製薬会社は狭き門を突破するために日々研究を重ねているのだ。

 本作では、一つの薬を巡り、製薬会社、大学病院、医師、学会、ガイドライン選定など多くの組織や関係者が関わる医療業界にフォーカス。“命を扱う仕事”に携わる人々の信念と、営業競争や医療倫理の間で葛藤する様を重厚に描く。製薬監修を入れ、業界の今を映し出すとともに、現代医療を取り巻くさまざまな問題も取り入れながらドラマ化する。

 主人公・紀尾中正樹を演じる向井。紀尾中は患者、医師、製薬会社のはざまで揺れ動きながら、自らの“患者ファースト”という信念を貫くべく奔走するMR。自社の新薬を巡り、外資系ライバル企業による妨害や不正疑惑など巨大な医療ビジネスの渦に巻き込まれていく。やがて紀尾中は、自身の過去と向き合いながら、社内とも対立していくことに。

 本作のオファーを受けた際、「非常にデリケートな題材」だと感じたという向井。自身の大学時代の同期にもMRが多くいるといい、「だからこそ、その重要性や職業上の秘匿性は理解しているつもりです。大学時代の経験が少しでも生きればなと、少し運命めいたものを感じました」と語る。

 視聴者に向けては、「難しい専門用語や展開もありますが、今どういう状況なのか。それが伝わるお芝居を心がけたつもりです。あまりなじみのない職業かもしれませんが、MRがいることで多くの命が救われていることも事実です。医療を影で支える新たな医療モノを、ぜひご覧ください」とメッセージを寄せた。

 久坂部氏は、原作について、「製薬業界の光と影を描いた作品であり、自分としては珍しくドラマチックなプロットになっている」と語る。広告収入との関係から民放での映像化は難しいと感じていたといい、「WOWOWで実現していただき、うれしい」と喜びを明かす。

 続けて、「主役の紀尾中は正義感が強く、機転も利き、忍耐強くて部下思いという設定です」と説明した上で、「配役が向井理さんと聞き、そして大学で遺伝子工学を学ばれていたと知って、まさにピッタリだと思いました」と向井の印象を述べる。また、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(NHK総合ほか)で水木しげるを演じた姿を以前から注目していたと明かし、「縁を感じ、とてもうれしい」と期待を寄せた。

 一方、監督の金井氏は、本作について「医療ドラマは数多くあれど、これまで大きく扱われることのなかった『MR』という職業」と指摘。原作を読んだ際には、「医療現場の水面下で奮闘、葛藤するその姿に強い尊敬の念を抱きました」と振り返る。そして「MRの仕事が多くの人に伝わり、純粋にエンターテインメントとしても楽しめる作品にしたい」と意気込みを語った。

 主演の向井については、「耳なじみのない膨大な医薬品のセリフを完璧にこなす向井さんに、スタッフ、キャスト一同圧倒されていました」と現場での様子を打ち明ける。さらに、準備には多くの労力が費やされたはずだとしながらも、「そんな様子は一切現場に見せないそのたたずまいは、冷静で知的、そして常に患者ファーストな主人公・紀尾中そのものでした」と高く評価した。

 「患者ファーストのMR」vs「ビジネス至上主義のMR」vs「会社を守る製薬会社上層部」vs「利益に群がる医療関係者」。医療業界の裏側で繰り広げられる“利益”を巡った人々の立場と対立を描く本作。これから発表される、紀尾中(向井)を取り巻く登場人物たちを演じる実力派の共演陣にも注目だ。

あらすじ

 準大手製薬会社「天保薬品」の東京支店第三営業所所長であり、MR(医薬情報担当者)である紀尾中正樹(向井)は、自社の画期的な2型糖尿病の新薬「パンセル」が「診療ガイドライン」の第一選択(A判定)に決定されることを目標に奔走していた。このガイドラインの第一選択に薬が採択されるということは、年間売上が1,000億円を超えるブロックバスター=メガヒット商品化が確実視されるということ。

 ところが、外資のライバル社「タウロス」のMR・鮫島淳からの苛烈な妨害工作によって、評価の高かった「パンセル」は一転、セミナーでのコンプライアンス違反に問われてしまう。また、紀尾中自身が患者に薦めた天保薬品のがん治療薬「ノベルマ」が副作用で死者を出していることが分かり、天保薬品は薬害訴訟の危機を迎え、社内の分断も生まれていく……。

 窮地に追い込まれる紀尾中ら、そして天保薬品の行く末やいかに。薬は誰のためにどうあるべきなのか。患者を治す尊い使命を持ちながらも、利益をめぐって揺れるMRやその関係者の戦いが始まる。

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