複雑に絡み合う人間ドラマ「親愛なる夫へ」鈴木杏樹、池田鉄洋、渋谷謙人ら新キャスト8人発表2026/06/09 06:00

鈴木杏樹、池田鉄洋、星乃あんな、田中偉登、渋谷謙人、有澤樟太郎、日比美思、岐洲匠が、読売テレビ・日本テレビ系で7月2日スタートのドラマ「親愛なる夫へ~完璧な妻の嘘~」(木曜深夜11:59=読売テレビ制作)に出演することが分かった。
本作は、行き過ぎた愛情ゆえに夫を支配する“狂愛妻”と、妻の束縛から逃れたいと願う夫を描く完全オリジナルの夫婦心理サスペンス。田中麗奈、古川雄大がダブル主演を務め、夫の個人事務所の敏腕社長である妻・坂井麻衣子役を田中、昼の情報番組のメインキャスターを務める人気タレントの夫・坂井優一役を古川が演じる。
麻衣子と優一は世間から理想の夫婦と見られていたが、妻の麻衣子には世間の知らない顔があった。それは夫の優一に対して“狂気的な愛情”を持っていること。麻衣子は「全ては夫のために」と優一の行動をGPSで監視し、盗聴までいとわない。そんな生活に限界を感じた優一が麻衣子に離婚届を突き付けた翌日、彼女が突然“謎の死”を遂げる。しかし、喪失感に襲われる優一の前に、なぜか死んだはずの麻衣子が現れ……。それを機に死の真相や、妻のうそと裏の顔が次々と明らかになっていく。夫婦間に積もった“うそ”と“秘密”が結婚を狂わせる、予測不能な展開が繰り広げられる物語だ。
今回発表された、本作を彩る新たなキャスト陣。その役どころが明らかになった。
鈴木が演じるのは、芸能事務所コタケ芸能の社長・古武弘子。先代である弘子の父親がフリーアナウンサーの深山総一郎(池田鉄洋)を見いだし、事務所を設立。そこから事業を拡大し、今では多数のタレントや俳優を抱える大手プロダクションに。
出演を受けて鈴木は「これまで演じたことのない役に挑戦させていただいております」と語り、「生まれながらに決められた道、鎧(よろい)をまといながら強く生きる女性」と役柄を説明。続けて、「見え隠れする人々の心の黒さ、汚さ、怖さを共演者みんなで良い緊張感の中で表現しあえたらいいなと思っております」と意気込みを見せ、「頑張りますっっっ」と力を込めた。
池田は、同事務所に所属するフリーアナウンサー・深山総一郎役。芸歴30年のベテランで、優一が尊敬する存在として物語に関わっていく。
自身が演じる深山について、「古川雄大さん演じる坂井の手本となるベテランMC」と紹介し、「MCというお仕事は、単にしゃべりが達者であるという技術面だけでなく、視聴者の皆さまから広く愛され、さらには正義感にあふれた誠実で正しいキャラクターであることが求められます」と役どころについて語る。
また、「これほど説得力が必要とされる大事な役柄を任せていただけるようになったのだと、今は感慨もひとしおです」と役者としての喜びをかみ締めつつ、「劇中の坂井にも、実際に彼を演じる古川さんからも、頼りがいのある大きな背中を見せられるよう、精いっぱい頑張ります」と決意をにじませた一方で、「大きなおなかは見ないでね」と笑いを誘った。
星乃が演じる霧島弓愛は、かつてドラマの“さくらちゃん”という役で人気を博した元天才子役。作中のバラエティー番組で尾崎匠海(INI)が演じる岩崎愁斗と共演しており、その存在感を発揮する。
出演に際し、「まず、このすてきな作品に関わることができて、とてもうれしく思っています」と喜びを語る星乃。「小さい頃から芸能界で生きてきた元天才子役という独特な雰囲気を持ちながらも、10代らしい幼さのある役なので、そのバランスを表現するのが難しいと感じています。監督さんと相談をしながら、弓愛という人物をしっかりつかみ、お芝居をしていきたいと思います」と明かし、役作りに励んでいる様子を見せている。
そして、現場では撮影で苦戦している時に「田中麗奈さんが優しく話しかけてくださり、役についてアドバイスをいただいたり、尾崎匠海さんともコミュニケーションを取りながら脚本や役について考えを深めたりと、常に役のことを考えられる、とてもありがたい環境で撮影をさせていただいています」と、田中や尾崎らとのコミュニケーションを通して理解を深めているという。そんな星乃は、「物語が進むにつれて明らかになっていく弓愛の思いや人間性にも、ぜひ注目していただけたらうれしいです」と呼びかけた。
田中偉登は、麻衣子が経営するY&Mプロダクション近くの居酒屋を営む店主・田端克基役で出演。若いものの気さくで落ち着いた雰囲気のある人物だ。
「言いたいことも言えないことも多い作品」と前置きする田中偉登は、「ただ言えることは、みんな何かしらの愛情に縛られて支えられているということ」と作品の核心に触れる。「それに気付いた時におのおのが向かう道が絡まり合うようなサスペンス」と表現し、「いろんな愛の形が作り出す展開の数々、楽しんでいただけること間違いないと思います!」と力強くアピール。「愛ほど強い呪いはない。のかも」と意味深な言葉も残している。
渋谷が演じるのは、優一の同期でバラエティー番組のプロデューサー・鈴井康介。昼の情報番組「ひるドキライブ」を担当する。
渋谷は「坂井の同僚であるプロデューサー役を務めます」と役どころを紹介し、「先の読めない心理サスペンスに、台本を読みながらドキドキしていました」と作品の魅力を語る。また、「オリジナル作品を一から作り上げる現場に参加できてうれしい」と喜びを明かす渋谷は、「現場では真剣に向き合いながら、時にクスッと楽しみながら作品づくりに取り組みました」と振り返っている。
演じるプロデューサーという仕事について渋谷は、「裏方ではあるものの、ドラマの中では思った以上に前に出ています」と笑いを交えてコメント。「登場人物たちの選択や人間関係にハラハラしながら、積み上げてきた熱量と少々のクセをぜひ最後まで見届けていただけたらうれしいです」と期待を込めた。
有澤は、事件の真相を追う刑事・本田昌也役で登場。地道な聞き込みや足を使った捜査で事件に切り込む。一方、日比は後輩刑事・日高理央を演じ、異動したばかりの立場で本田から仕事を学んでいく。
脚本を読んで有澤は「思わず『面白い!』と声に出してしまいました」と作品の魅力を述べ、「足で情報を集める昭和気質の現場主義な刑事。殺人事件の真相を追いながら、駆け回っています。本田が登場すると、少し肩の力が抜けるような、どこか安心感のある存在として、皆さまに愛していただけたらと思っています」と役どころに言及。さらに「作品のテーマの一つは“愛”。どんな愛も受け止めたいと思う一方で、愛が行き過ぎた時の怖さも描かれています」と説明し、「ぜひ登場人物たちのそれぞれの思いに触れながら、ご自身の愛の形と重ね合わせてご覧いただけたらうれしいです」とアピールした。
有澤の後輩役である日比は「“謎の死を遂げた妻がまた現れる”という予測不能な設定に身構えてしまいます」と語りつつも、「撮影現場は終始温かく和やかで、田中麗奈さん、古川雄大さんを始め、撮影初日からスタッフキャストの皆さまが優しく迎えてくださいました」と振り返る。「役柄である、事件を追う後輩刑事と同じように、私自身も最後までこの物語からしっかり目が離せません」と期待を寄せた。
そして、岐洲がコタケ芸能のマネージャー・牧瀬仁役で出演。社長・弘子から厚い信頼を寄せられる、真面目で誠実な“理想のマネジャー”像を体現する。
岐洲は「牧瀬が本格的に物語に関わるのは後半」としながら、「それまでに『自然体を作らなければ!』と思っています。心を全開放して撮影に向かう覚悟です」と意欲を見せる。作品について「SFではありますが、どこか現実味のある世界観と、個性の強い登場人物。ドラマチックで見飽きない作品」と印象を話し、「監督との役のすり合わせの時間も楽しく、自分でもどんな牧瀬になるのか今から楽しみです」とコメント。「元気でエネルギッシュな現場なので、キャストの皆さまと一緒に、それぞれの良いところを、たくさん引き出し合っていけるよう頑張ります」と前向きに語っている。
芸能界と事件が交錯する本作で、それぞれのキャラクターがどのように関わっていくのか、今後の展開に注目が集まる。
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