宮野真守&モグライダー・芝が大河初出演!「逆賊の幕臣」青木崇高、高橋光臣ら松坂桃李の幼なじみ役2026/04/24 12:00

青木崇高、高橋光臣、宮野真守、芝大輔(モグライダー)、荒川良々が、2027年にNHK総合ほかで放送される大河ドラマ「逆賊の幕臣」(日時未定)に出演することが発表された。宮野と芝は大河ドラマ初出演となる。
松坂桃李が主演を務める「逆賊の幕臣」は、これまで「維新の英雄たちの物語」として語られることが多かった幕末の歴史を、“逆賊”と呼ばれた幕府の人々の視点から描く作品。主人公は、日本初の遣米使節として海を渡り、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才で、幕末に生きた“ラスト・サムライ”にして、誰よりも早くニッポンの近代化を担った“ファースト・モダン”、幕臣・小栗忠順(松坂)。脚本は、ドラマ「リッチマン・プアウーマン」(12年/フジテレビ系)、「きのう何食べた?」シリーズ(19年〜/テレビ東京系)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21年/NHK総合ほか)などを手がけた安達奈緒子氏が担当する。
今回発表された5名は、小栗を子どもの頃から知り尽くした仲間たちを演じる。

青木が演じるのは、常に一歩先を行く兄貴的存在で、生涯を通じた小栗の盟友・栗本鋤雲。幕府医官・喜多村家の三男で、大らかで好奇心旺盛、「おばけ」と呼ばれるほど文武に長けた秀才。5歳下の幼なじみである小栗はいつも彼に勝てない。やがて奥詰医師の栗本家の婿養子となるが、漢方医ながら軍艦操練所入りを希望したことで蝦夷地へ左遷される。そこで宣教師のカションと交友を深め、蝦夷地の開拓事業に尽力。その功を認められて江戸に戻され、目付(幕臣の監視役)に抜てき。フランス公使の通訳となったカションと再会し、小栗と共に対仏外交の最前線に立つ人物として描かれる。青木は「龍馬伝」(2010年)、「平清盛」(12年)、「西郷どん」(18年)、「鎌倉殿の13人」(22年)に出演しており、大河ドラマは5作目となる。
青木は「栗本鋤雲さま。失礼ながら、この度のお話をいただくまで貴方のことを存じ上げませんでした」と率直に明かし、「しかし、貴方のその経歴や生きざまをたどる中、常に『事の本質』を見極めようとする、知への苛烈なる好奇心を感じました」と役への思いを語る。「それは、時代を超えて私の心をぶち抜き、強くつかんで離しません」とし、「貴方の眼前にいた小栗忠順という人物をしっかりと見据え、『日本の大転換期』をどう生き抜かれたのか。その姿を深く刻み込みたいと思います」と決意を述べた。

高橋が務めるのは、次男を小栗家の跡取りにした誠実で頼りになる幼なじみ・駒井朝温。小栗より3歳上の幼なじみで、温和かつ誠実な人柄の旗本仲間。ひと足早く目付に昇進し、小栗の上役となる。遣米使節団に抜てきされた小栗には子どもがおらず、何かあった時のために養子を取らねばならなかったが、そこで頼られたのが駒井家。駒井は次男の忠道を小栗家の後継ぎとして送り出すことで、命がけの渡航に出る小栗を支えた。大老・井伊直弼の暗殺「桜田門外の変」では吟味役として事件を裁く。小栗の帰国後、同じ時期に勘定奉行を務めるなど、度々同僚となる人物だ。高橋は「龍馬伝」(10年)、「西郷どん」(18年)、「光る君へ」(24年)に出演しており、大河ドラマは4作目。
高橋は「この度、『逆賊の幕臣』にて駒井朝温を演じさせていただきます。激動の時代の中で、最後の最後まで徳川幕府に忠誠を誓った幕臣の一人。その静かな強さと誠実さに深くひかれています」と語り、「小栗忠順という希代の人物を、若い頃より知る存在として、言葉にしない想い、武士の覚悟を大切に演じ、最後まで小栗忠順の歩む道を見続けたいと思います」と意気込みを示した。

宮野が演じる滝川具挙は、自宅は小栗家のすぐ隣に住んでいた直情型で武断派の熱き幼なじみ。若い頃はちゃめっけのあるムードメーカーだったが、外国奉行、神奈川奉行、京都町奉行と順調に出世し、大目付にまで上り詰める。攘夷の嵐が吹き荒れる京都で、町の治安維持のために奮闘。徳川幕府に絶対的価値を置く滝川は、徳川慶喜が大政奉還をした時も朝廷に政権を返すことに猛反対し、薩摩藩の江戸での挑発行為にも、薩摩討伐を強硬に主張した武断派であった。戊辰戦争では、小栗と同じく新政府軍への徹底抗戦を主張する人物として描かれる。
宮野は、「自身初の大河ドラマ出演になります。このような機会をいただき、とても光栄に思います」と喜びを語る。「膨大な設定資料、綿密な打ち合わせ、入念な事前準備などに、スタッフの皆さまの熱意を感じ、プレッシャーを抱きつつも、チームの一員になれる喜びと新たなチャレンジへのやる気に満ち溢れている現在です」と現在の心境を明かし、「私の演じる『滝川具挙』は、『小栗忠順』の幼なじみで、若輩の頃から意見を交わし合い、性質の違いから時にぶつかり合い、幕臣としてのなんたるかを追求していきます。小栗に対しても物語に対しても刺激を与えられる存在であれるよう、誠心誠意臨んでいきたいと思います」と役への向き合い方を語った。

芝が担うのは、身の処し方が器用でスマート、ちょっと皮肉屋の幼なじみ・朝比奈昌広。小栗と駒井・滝川らと共に青春時代を過ごした旗本仲間。12代・家慶から13代・家定まで、将軍の側近くに仕える小姓を務めたせいか、失礼のない立ち居振る舞いが身に付いているのはもちろん、将軍のそばで見聞きした職務上の機密は守るというガードの固さも求められるため、万事につけて如才がない。自分が損をしそうになると、するっと身をかわす器用さがあるが、仕事はきっちりこなすため、長崎奉行や外国奉行、勘定奉行など要職を歴任。特に外交畑で活躍する。
芝は、「まず自分に大河ドラマ出演のお話がきた時は驚きで笑ってしまいました。人間は本当にびっくりした時、笑うものなんだなと再認識したのを覚えています」とユーモアを交えて振り返る。「そして自分が昔から好きで興味のあった江戸末期から明治の時代が舞台という事でその世界に入っていけるのがすごく楽しみです」と期待を語り、「朝比奈は将軍の小姓という武士らしい経歴の人物ですので作法やしぐさなどもしっかり体現出来るように頑張ります」と意気込みを示した。

荒川が演じる三野村利左衛門は、小栗家奉公人から三井の大番頭へと上り詰めた人物。庄内藩士の家系に生まれるが、父が浪人となり諸国を放浪。流れついた江戸で小栗家の奉公人となる。読み書きが不自由ながら頭の回転は早く、6歳下の忠順から「リザ」と呼び慕われた。やがて砂糖商の家の婿養子となり小栗家を出ていくと、苦労のすえ両替商に転身。開国による両替業務で才覚を表し、幕府御用達の三井組の大番頭となる。勘定奉行となった小栗の財政政策を民間の立場から支えるが、討幕の勢いが増す中、商人として生き残りをかけた苦渋の決断を迫られていく。荒川は「義経」(05年)、「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(19年)に出演しており、大河ドラマは3作目。
荒川は、「今年の2月に衣装、かつら合わせが渋谷のNHKでありました。ワタクシが演じる三野村利左衛門の人物像など貴重な説明があり、約100名ほどのスタッフの方たちとあいさつをしました」と現場の様子を伝え、「その時に感じたことなんですが、皆が面白い作品をつくるぞ! というのがビシビシと伝わってきました。ワタクシもそれに乗っからない手はない!」と熱い思いを語る。
松坂との共演については、「松坂桃李さんとは初めての共演です。楽しみでしかありません!」とし、「まだキャストが発表されてませんが、まさかあの人が出演されるとは……、大河ドラマで共演するとは夢にも思っていませんでした」と匂わせる発言も。「この方たちがいなかったらワタクシは俳優やってなかったであろうと断言できます!」と明かし、「とにかく面白い大河ドラマになるように一生懸命頑張ります!」と力強く締めくくった。
本作を手がける制作統括の勝田夏子氏は、「今回ご紹介する方々は、小栗の生涯を通じた仲間たちです」と今回の発表について説明する。
栗本鋤雲については、「バディとも言うべき存在。おおらかで規格外の才能を持ち、単身での交渉が許されない幕府外交において、彼だけはフランス人とサシで話す許可を得るほどの人間力がありました」と人物像を紹介し、「脚本家・チーフ演出・私の3人とも最初に挙げたのが青木崇高さん。イメージぴったりです」と起用理由を語る。
幼なじみの旗本トリオについては、「多彩な顔触れとなりました」とし、「誠実で頼れる駒井朝温には、“朝ドラ”をはじめ松坂桃李さんと何度も共演され、時代劇経験も盤石な演技派・高橋光臣さん。武断派の熱い男・滝川具挙には、声優界の大スターであり、俳優としても舞台での主演から映像界へと活躍の場を急拡大されている宮野真守さん。皮肉屋で如才ない朝比奈昌広には、M-1グランプリファイナリストから大ブレークを果たされた実力派芸人にして、俳優業にも目覚ましい進出ぶりの芝大輔さん」と説明。「この3人が幼少期からの気安さで小栗にツッコミを入れたり、幕府のうわさ話に沸いたり。責任ある立場になると協力し合うこともあれば、時には対立もしていきます」と今後の展開を示唆した。
三野村利左衛門については、「小栗家を語るのに、なくてはならない存在が荒川良々さん演じる三野村利左衛門。少年時代の小栗が慕った奉公人で、後に三井の大番頭として小栗の経済政策を支えるのですが、やがてその絆が試されていきます」と役どころを紹介し、「互いを知り尽くしている者同士が激動の中で繰り広げる人間模様に、どうぞご期待ください」と呼びかけた。
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